『WTL』決勝は40分越えの極限バトル!
毘沙門がG.o.Dを討ち取り前人未到の3連覇!
そして1.4ドームでIWGP&STRONGを懸けた
ダブル王座戦をアピール!
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12月10日(日)、熊本・グランメッセ熊本でタッグの祭典『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』最終戦が開催された。今大会では『WTL』優勝決定戦を中心に熱闘が繰り広げられた。
第1試合はマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生組と、アトランティス・ジュニア&ソベラーノ・ジュニア&マスター・ワト組が激突。両チームはキレ味鋭いファイトでオープニングから場内を盛り上げる。終盤、藤田はワトをジャーマンスープレックスで追い込む。しかし最後はワトが意地を見せるように、藤田を通天閣ジャーマンで葬った。
第2試合は永田裕志&鈴木みのる&ランス・アーチャー&アレックス・ゼインvsバッドラック・ファレ&ジャック・ボンザ&アレックス・コグリン&ゲイブ・キッド。『WTL』でしのぎを削った4チームが集った8人タッグは、それぞれが持ち味を発揮。見応えある攻防は最後、鈴木のゴッチ式パイルドライバーで動きの止まったボンザを、モンスターソースがブラックアウトソースで仕留めた。
第3試合は石井智宏&矢野通&中島佑斗&オスカー・ロイベ組が、ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&HENARE&カラム・ニューマン組と対峙。石井とHENAREはバチバチのファイトで火花を散らす。最後は今大会に緊急参戦を果たしたコブが、ロイベをツアー・オブ・ジ・アイランドで料理。試合後、UNITED EMPIREは石井を蹂躙し、NEVER6人タッグ挑戦をアピールした。
第4試合は海野翔太&タイガーマスク組と成田蓮&SHO組が対峙……のはずが、成田の代わりにディック東郷が登場。怒りの海野がSHOを沈めようとすると、なんと背後から成田が襲撃。そして東郷のスポイラーズチョーカー攻撃で動きの止まったタイガーに、成田が変形フェイスバスターを炸裂。すかさずSHOがカバーし3カウントを強奪した。
第5試合は清宮海斗&大岩陵平&本間朋晃組とEVIL&高橋裕二郎&金丸義信組が対決。H.O.Tの無法ファイトに対し、清宮&大岩と本間も好連携で対抗。しかし、最後は金丸のウィスキーミストでひるんだ本間を、EVILが狙いすましたEVILで撃沈。試合後、H.O.Tが軍団総出で清宮&大岩を蹂躙すると、海野が駆けつけて成田に怒りのストンピング。H.O.Tはすばやく引き上げるも、海野と清宮&大岩はそのあとをバックステージまで追いかけた。
第6試合はオカダ・カズチカ&棚橋弘至組が“Gates of Agony”ビショップ・カーン&トーア・リオナ組と激突。NEVER6人タッグ王者とROH世界6人タッグ王者の対決は、G・o・Aがパワフルなファイトで猛攻。終盤にはオカダにフォール・フロム・ヘブンを炸裂するが、カバーは棚橋が必死にカット。そして棚橋がカーンをプランチャで分断すると、最後はオカダがリオナに開脚式ツームストンパイルドライバーからレインメーカーを叩き込んで勝利した。
第7試合は内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太&サンドカン・ジュニア&BUSHIvsSANADA&タイチ&上村優也&DOUKI&TAKAみちのく。この試合が復帰戦となる内藤は、来年の1.4東京ドームのIWGP世界ヘビー級王座戦で対峙するSANADAと、心理戦を交えながらつばぜり合いを展開。終盤、両軍入り乱れる攻防の中、サンドカンがTAKAにダブルアームからのシットダウン式パワーボム。そしてBUSHIがTAKAにMXを炸裂し、L・I・Jに凱歌が上がった。
そしてメインイベント(第8試合)の『WTL』優勝決定戦では、IWGPタッグ王者の“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組と、STRONG無差別級タッグ王者の“G.o.D”ヒクレオ&エル・ファンタズモ組が激突。握手で幕を開けた最終決戦は、共にチームプレーを駆使して白熱の好勝負に。試合が佳境に入ると、なんと毘沙門は場外のテーブル目掛けてヒクレオに消灯を炸裂。するとファンタズモはここから孤軍奮闘。だが、最後は毘沙門がジャイアントニーブラから、“奥の手”奈落で40分にわたる死闘に終止符。毘沙門がG.o.Dに公式戦のリベンジを果たすと共に、前人未到の3連覇を成し遂げた
試合後、後藤は「俺たちのこのベルトと、オマエらのそのベルトを懸けて、もう一度勝負だ!」と、1.4東京ドームでの3度目の戦いを要求。そして最後は毘沙門が、けしからんくらい極上の“ざんまい”で『WTL』を締めくくった。
そのほか、第0試合の「FRONTIER ZONE」では田口隆祐&ボルチン・オレッグ組が、“地元”九州プロレスの野崎広大&阿蘇山と対戦。野崎&阿蘇山は奮闘するも、最後は田口が阿蘇山を巧みに丸め込み勝利した。
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