毘沙門がWAR DOGSに執念の逆転勝利!
ヒクレオ&ELPがTMDKとの大接戦を制す!
決勝はIWGとSTRONGのタッグ王者対決に!!
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12月8日(金)、鹿児島・霧島市まきぞのアリーナでタッグの祭典『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』第15戦が開催された。今大会では『WTL』準決勝を中心に熱闘が繰り広げられた。
第1試合はマスター・ワト&中島佑斗&オスカー・ロイベvsバッドラック・ファレ&ジャック・ボンザ&石森太二。ファレ率いるニュージーランド道場出身の中島とロイベは、かつての師匠に血気盛んに立ち向かう。だが奮闘むなしく、最後はボンザが中島をナパームサンダードライバーで仕留めた。
第2試合は鈴木みのると“モンスター・ソース”ランス・アーチャー&アレックス・ゼインがトリオを結成し、 グレート-O-カーン&HENARE&カラム・ニューマン組と対戦。HENAREは鈴木とバチバチの攻防を繰り広げ、ニューマンとゼインはスピードバトルを展開。最後はゼインがニューマンをTACOドライバーで葬った。
第3試合は清宮海斗&大岩陵平&田口隆祐vsEVIL&SHO&金丸義信。H.O.Tは11.25藤沢の『WTL』公式戦で敗れている清宮&大岩組に無法ファイトを仕掛ける。だが、清宮&大岩もひるまず応戦。終盤、田口は持参した焼酎をグビリと飲み、酔拳を披露。しかし、SHOが田口をトーチャーツールで殴りつけると、金丸が横入り式エビ固めで3カウントを奪取した。
第4試合は海野翔太&本間朋晃と成田蓮&高橋裕二郎が激突。12.6唐津のEVIL&裕二郎組の『WTL』公式戦で海野を裏切った成田は、入場時の本間を背後から襲撃。そして裕二郎が海野をケインで締め上げるスキに、成田は本間を瞬く間に変形フェイスバスターで撃沈。試合後、H.O.Tは軍団総出で海野を蹂躙した。
第5試合はNEVER6人タッグ王者のオカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏と矢野通が組み、“G・o・A”ビショップ・カーン&トーア・リオナとアトランティス・ジュニア&ソベラーノ・ジュニアの異色カルテットと対決。国際色豊かな8人タッグは、それぞれが持ち味を発揮。終盤、G・o・Aはソベラーノを高々と抱え上げ、矢野にキャノンボールのように叩きつける合体攻撃を炸裂。そして最後はG・o・Aが矢野をフォール・フロム・ヘブンで沈めた。
第6試合はSANADA&タイチ&上村優也&DOUKIvs鷹木信悟&辻陽太&サンドカン・ジュニア&BUSHI。L・I・Jには内藤哲也が帯同。試合はL・I・Jのチームプレーに対し、Just 5 Guysも徹底抗戦。とくに同期の上村と辻は激しく火花を散らす。最後は上村が孤立したBUSHIからカンヌキスープレックスホールドで3カウントを奪取した。試合後、SANADAは来年の1.4東京ドームで対峙する内藤に近づくも、すかすように引き上げた。
セミファイナル(第7試合)は『WTL』準決勝としてSTRONG無差別級タッグ王者のヒクレオ&エル・ファンタズモ組(Bブロック1位)とマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組(Aブロック2位)が対峙。世界的タッグ屋であるTMDKの連携に対し、ヒクレオ&ファンタズモはひるまず応戦。終盤、ファンタズモがヘイストにサドンデスを狙うも、ニコルスが身代わりに。続けてヒクレオがニコルスにゴッドセンドを決めようとすると、今度はヘイストが必死にカット。TMDKがチームの絆を見せるも、最後はヒクレオがヘイストをパワートリップからのゴッドセンドで沈め、優勝決定戦進出を決めた。
メインイベント(第8試合)の『WTL』準決勝はアレックス・コグリン&ゲイブ・キッド組(Aブロック1位)と、IWGPタッグ王者の“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組(Bブロック2位)が激突。コグリン&ゲイブはゴング前に奇襲を仕掛け、その後もラフファイトを軸に攻め立てる。毘沙門も意地の反撃を見せるも、コグリンは終盤にパンプハンドル式のデスバレーボムでYOSHI-HASHIを追い込むと、とどめのジャックハマーの体勢に。すると後藤がヘッドバットでコグリンの動きを止め、そこからYOSHI-HASHIが起死回生の頂狩を炸裂。この一撃で毘沙門が執念の逆転勝利をつかんだ。
試合後、毘沙門は12.10熊本の決勝に向け、ヒクレオ&ファンタズモ組と健闘を誓い合う。続いてYOSHI-HASHIはマイクでタッグへの思い、そして前人未到の3連覇達成をアピールした。
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