ヒクレオ&ELPがモンスターソースを撃破!
3連覇を狙う毘沙門は粘るタイチ&上村に激勝!
IWGPタッグとSTRONGタッグの王者が決勝T進出!
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12月7日(木)、宮崎・都城市早水公園体育文化センターでタッグの祭典『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』第14戦が開催された。今大会ではBブロックの最終公式戦の4試合を中心に、熱闘が繰り広げられた。
現在、Bブロックは4勝2敗(8点)でSTRONG無差別級タッグ王者のヒクレオ&エル・ファンタズモ組、ランス・アーチャー&アレックス・ゼイン組、タイチ&上村優也組の3チームが首位タイで並び、そのあとを3勝2敗1引き分け(7点)のIWGPタッグ王者・後藤&YOSHI-HASHI組が追走する混戦模様に。
第1試合は“Gate of Agony”のビショップ・カーン&トーア・リオナと中島佑斗がトリオを結成し、グレート-O-カーン&HENARE&カラム・ニューマン組と対戦。G・o・A&中島は野性味あふれるファイトで攻め立てる。だが、UNITED EMPIREはひるむことなく応戦し、最後はHENAREがランペイジで中島を葬った。
第2試合は海野翔太&田口隆祐&タイガーマスクvsEVIL&高橋裕二郎&SHO。前日、H.O.Tの謀略により成田蓮の裏切りに遭った海野は、怒りをムキ出しに。だが終盤、成田が姿を現し、海野を背後からのイス攻撃で分断。最後はH.O.Tが無法攻撃でタイガーを撃沈。試合後、H.O.Tは海野を蹂躙した。
第3試合はオカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏&矢野通組と、清宮海斗&大岩陵平&本間朋晃&ボルチン・オレッグ組が激突。清宮はひさびさの遭遇となるオカダに対し、闘志をぶつける。最後は矢野が本間に小次郎からの横入り式エビ固めでピンフォール勝ち。試合後、オカダは清宮に挑発するような仕草を見せた。
第4試合は共に決勝トーナメント進出を決めているマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組(Aブロック2位)とアレックス・コグリン&ゲイブ・キッド組(Aブロック1位)が、それぞれ藤田晃生、石森太二と組み激突。前日の『WTL』公式戦でWAR DOGSに敗れているTMDKは猛攻を仕掛ける。だが、最後はコグリンがジャックハマーで藤田を粉砕。
第5試合は12.7都城のBブロック公式戦として永田裕志&鈴木みのる組(1勝5敗)とバッドラック・ファレ&ジャック・ボンザ組(2勝4敗)が激突。永田&鈴木はスムーズなスイッチ、さらに連携を繰り出す。終盤、ROGUE ARMYは鈴木にサイドバックブリーカーからエルボードロップを炸裂。だが、永田が必死にカット。そして盛り返すと、最後は永田のエクスプロイダーから、鈴木がゴッチ式パイルドライバーにつなぎボンザを撃沈。永田&鈴木が有終の美を飾った。
第6試合は12.7都城のBブロック公式戦、辻陽太&サンドカン・ジュニア組(3勝3敗)vsアトランティス・ジュニア&ソベラーノ・ジュニア組(2勝3敗1引き分け)。前哨戦でマスクを辻&サンドカンに剥がされたアトランティス&ソベラーノは、ノータッチ式トペ・コンヒーロで奇襲。辻&サンドカンも多彩な連携で反撃する。アクロバティックかつエネルギッシュな攻防の末、最後はソベラーノがサンドカンをソベラーノドライバーで突き刺し勝利をつかんだ。
セミファイナル(第7試合)は12.7都城のBブロック公式戦として、ヒクレオ&エル・ファンタズモ組(4勝2敗)と、ランス・アーチャー&アレックス・ゼイン組(4勝2敗)の首位タイ同士が、決勝トーナメント進出を懸けて対決。共に巨漢&ハイフライヤーという似た構成の両チームは、目まぐるしい攻防を展開。終盤、ヒクレオがゼインにゴッドセンドを炸裂。そしてファンタズモはアーチャーをムーンサルトアタックで分断。最後はヒクレオがスーパーサンダーキス’86でゼインを下し、トーナメント進出を決めた。
セミの結果を受けて、メイン(第8試合)のBブロック公式戦の後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組(3勝2敗1引き分け)vsタイチ&上村優也組(4勝2敗)で勝利したほうが、決勝トーナメントの最後の1枠をつかむことに。3連覇を狙う毘沙門に対し、タイチ&上村は真っ向から応戦。後藤の首にダメージを蓄積させる。しかし毘沙門は意地を爆発。混戦の中m上村にデンジャラスニーブラを決めると、最後は消灯で激勝。
これらの結果、Bブロックはヒクレオ&ファンタズモ組が1位、毘沙門が2位で決勝トーナメントに進出することに。
試合後、YOSHI-HASHIは優勝したら「“極上のざんまい”をお見せします!」と宣言。そして後藤が「消灯!」と叫び、大会を締めくくった