毘沙門が辻&サンドカンに執念の勝利!
永田&鈴木がモンスターソースを下し待望の1勝!
タイチ&上村はCMLLタッグに競り勝つ!
ヒクレオ&ELPはROGUE ARMYを撃破!
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12月2日(土)、大阪・大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)でタッグの祭典『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』第10戦が開催された。今大会ではBブロックの公式戦5戦目(全7戦)の4試合を中心に、熱闘が繰り広げられた。
メイン(第8試合)では『WTL』Bブロック公式戦として、後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組(1勝2敗1引き分け)と辻陽太&サンドカン・ジュニア組(2勝2敗)が激突。前人未到の『WTL』3連覇に向け崖っぷちの毘沙門は、得意の連携で勝利を狙う。だが、辻&サンドカンも多彩な連携と力強い攻めでIWGPタッグ王者を苦しめる。しかし、毘沙門は辻を激烈一閃で排除すると、サンドカンにデンジャラスニーブラをお見舞い。そして最後は消灯でサンドカンを沈め、首の皮一枚踏みとどまった。
試合後、YOSHI-HASHIは「IWGPタッグ王者は優勝できないというジンクスを打ち破ります!」と3連覇を誓った。
セミファイナル(第7試合)のBブロック公式戦は永田裕志&鈴木みのる組(0勝4敗)vsランス・アーチャー&アレックス・ゼイン(4勝0敗)。元・同門の鈴木とアーチャーは意地をぶつけ合い、熱い火花を散らす。終盤、モンスターソースは永田に波状攻撃。だが、ブラックアウトソースを鈴木がカットすると、そこから巻き返し、最後は永田がゼインをバックドロップホールドで撃沈。永田&鈴木組が無敗街道を突き進んでいたモンスターソースをストップし、待望の1勝目をゲットした。
第6試合のBブロック公式戦はタイチ&上村優也組(3勝1敗)とアトランティス・ジュニア&ソベラーノ・ジュニア組(2勝1敗1引き分け)が対決。ルチャ殺法を軸に熱のこもったファイトのCMLLタッグに、J5Gも一歩も引かず応戦。終盤、ソベラーノがタイチをフォスベリー・フロップで分断し、上村はピンチに陥る。だが上村はアトランティスのアトランティーダを逃れると、巧みに丸め込んで技アリの勝利をゲットした。
第5試合のBブロック公式戦では、ヒクレオ&エル・ファンタズモ組(2勝2敗)とバッドラック・ファレ&ジャック・ボンザ組(1勝3敗)が対戦。G.o.Dに対し、ROGUE ARMYは徹底抗戦。終盤、ヒクレオはファレを豪快なボディスラムで叩きつけて分断。そして最後はボンザをファンタズモのサドンデスからヒクレオのゴッドセンド、さらに合体技スーパー・サンダーキス’86という必殺フルコースで料理した。
これらの結果、Bブロックは4勝1敗でアーチャー&ゼインとタイチ&上村が首位を並走。そのあとを3勝2敗でヒクレオ&ファンタズモが追う展開に。
第4試合は12.3姫路のAブロック公式戦の前哨戦として、海野翔太&成田蓮組(3勝2敗)とマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組(4勝1敗)が、それぞれマスター・ワト、藤田晃生とトリオを組んで対決。両チームは一進一退の攻防を展開。海野が大奮闘の藤田をブレイズブレイドで仕留めると、試合後にニコルスがエキサイトし、成田と番外戦を繰り広げた。
第3試合は12.3姫路のAブロック公式戦で対戦するアレックス・コグリン&ゲイブ・キッド組(3勝2敗)とEVIL&高橋裕二郎(2勝3敗)が、それぞれ石森太二&外道、SHO&金丸義信とカルテットを結成し対峙。BULLET CLUBの同門対決ながら、試合は開始から大荒れの展開に。最後は東郷のスポイラーズチョーカー攻撃でグロッキー状態の外道を、SHOがトーチャーツールで殴りつけて3カウントを強奪した。
第2試合は12.3姫路のAブロック公式戦の前哨戦として、グレート-O-カーン&HENARE組(2勝3敗)と“Gates of Agony”ビショップ・カーン&トーア・リオナ組(1勝4敗)が、それぞれカラム・ニューマン、ボルチン・オレッグを引き連れ激突。HENAREとリオナは肉弾戦を繰り広げると、“ハカ”で共鳴しあい場内をわかす。最後はG・o・Aがheavens gatesでニューマンを沈めた。
第1試合はAブロックに出場している石井智宏&矢野通組(3勝2敗)が、中島佑斗&オスカー・ロイベ組を迎撃。血気盛んな若獅子タッグは百戦錬磨のCHAOSコンビに果敢に立ち向かう。だが、最後は石井がスライディングラリアットで中島に貫禄勝ちを収めた。