レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023

日時: 2023年11月25日(土) 17:00開場 18:00開始
会場: 神奈川・藤沢市秋葉台文化体育館
放送
観衆: 1,342人

MATCH REPORT

ニコルス&ヘイストが連合帝国を撃破！
清宮&大岩がH.O.Tに鮮やかな逆転勝利！
WAR DOGSが石井&矢野をねじ伏せる！
海野&成田がG･o･Aとの接戦を制す！

　
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　11月25日(土)、神奈川・藤沢市秋葉台文化体育館でタッグの祭典『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』第5戦が開催された。今大会ではAブロックの公式戦3戦目（全7戦）の4試合を中心に、熱闘が繰り広げられた。

　メイン（第8試合）では『WTL』Aブロック公式戦として、グレート-O-カーン&HENARE組（1勝1敗）とマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組（2勝0敗）が激突。単独首位のTMDKに対しUNITED EMPIREは猛攻を見せるも、ニコルス&ヘイストも徹底抗戦。終盤、UNITED EMPIREはヘイストにIMPERIAL DROPを狙う。だが、ニコルスが間一髪で阻止。ここからTMDKは一気に巻き返し、最後はタンクバスターでオーカーンを撃沈。
　試合後にヘイストは、昨年の『WTL』公式戦でオーカーン＆HENARE組に敗れているのを踏まえ、「今夜は1年間のリベンジだった！　TMDKは勝者になる！　TMDKは『WORLD TAGG LEAGUE』で優勝する！」と高らかにアピールした。

　セミファイナル（第7試合）のAブロック公式戦は、清宮海斗&大岩陵平組（1勝1敗）とEVIL&高橋裕二郎（1勝1敗）の一戦。H.O.Tはゴング前に奇襲攻撃を仕掛け、その後も無法殺法で攻め込むが、清宮&大岩は連携技を軸に反撃。終盤、裕二郎が清宮にピンプジュースを炸裂。続くBig Juiceを切り抜けた清宮は、次々にH.O.Tの同士打ちを誘うと、最後は裕二郎から電光石火のフランケンシュタイナーで3カウントを奪取した。

　第6試合のAブロック公式戦は、石井智宏&矢野通（1勝1敗）vsアレックス・コグリン&ゲイブ・キッド組（1勝1敗）。石井&矢野は相手のお株を奪う奇襲作戦。その後も老獪なチームプレーで切り崩しにかかる。しかし終盤の目まぐるしい攻防の中で、ゲイブが矢野をパイルドライバーで葬った。

　第5試合のAブロック公式戦では、海野翔太&成田蓮組（1勝1敗）と“Gates of Agony”ビショップ・カーン&トーア・リオナ組（0勝2敗）が対決。G･o･Aの力強い攻めに対し、海野&成田もひるまず応戦。終盤、G･o･Aは海野にheavens gatesを炸裂。しかし、海野が必死にカバーすると、成田が相手チームを分断。最後は海野がカーンをデスライダーで突き刺し、接戦を制した。

　これらの結果、Aブロックはニコルス&ヘイスト組が3勝0敗で単独首位をキープ。そのあとを2勝1敗の海野&成田、コグリン&ゲイブ、清宮&大岩が追う展開に。

　第4試合は11.26福島のBブロック公式戦で激突する辻陽太&サンドカン・ジュニア組（1勝1敗）とヒクレオ&エル・ファンタズモ組（1勝1敗）が、それぞれBUSHI、邪道とトリオを結成し前哨戦。辻は巨漢ヒクレオに対し、インサイドワークを用いて対抗。サンドカンとファンタズモも丁々発止の攻防を繰り広げる。最後は辻&サンドカンがバモスアミーゴを邪道に食らわせ、3カウントを奪取した。

　第3試合は11.26福島のBブロック公式戦の前哨戦として、永田裕志&鈴木みのる組（0勝2敗）とタイチ&上村優也組（2勝0敗）が、それぞれ本間朋晃&マスター・ワト、SANADA&DOUKIとカルテットを組んで対決。永田と上村は熱のこもった攻防を展開。鈴木とタイチもバチバチの打撃戦を見せる。最後はタイチが本間から聖帝十字陵でギブアップ勝ち。試合後も永田と上村は番外戦を繰り広げた。

　第2試合は11.26福島のBブロック公式戦で対戦する後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組（0勝2敗）とバッドラック・ファレ&ジャック・ボンザ組（0勝2敗）が、それぞれYOH&田口隆祐、石森太二&外道とカルテットを結成し前哨8人タッグマッチ。毘沙門とROGUE ARMYは真っ向勝負を繰り広げる。YOHがカウンターのトラースキックで外道を沈めた試合後も、両チームは火花を散らした。

　第1試合は11.26福島のBブロック公式戦の前哨戦として、アトランティス・ジュニア&ソベラーノ・ジュニア（2勝0敗）とランス・アーチャー&アレックス・ゼイン（2勝0敗）が、それぞれボルチン・オレッグ、オスカー・ロイベを引き連れ対戦。ソベラーノとゼインは躍動感あふれる攻防を展開。最後はソベラーノがロイベを華麗なダイビングギロチンドロップで下した。

　また第0試合では村島克哉が中島佑斗と対戦。今シリーズ3度目となる中島戦に、村島は闘志をムキ出しにする。だが、今回も中島の逆エビ固めの前に涙を飲んだ。