“STRONGタッグ王者”G.o.Dを撃破! 開幕2連勝のJ・5・Gがマイクリレー!「プロレスで熱狂を起こして世界を変えたい!」(上村)
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
11月24日(金)、山梨・アイメッセ山梨において、『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』の第4戦が開催された。今大会ではBブロックの公式戦4試合と、第0試合を含む全9試合で熱い激闘が繰り広げられた。
メインイベントは『WORLD TAG LEAGUE 2023』Bブロック公式戦。共に初戦を勝っているSTRONG無差別級タッグ王者のヒクレオ&エル・ファンタズモ(1勝=2点)vsJust 5 Guysのタイチ&上村優也(1勝=2点)の一戦だ。ヒクレオのパワーとファンタズモのインサイドワークがこの日も存分に発揮され、タイチと上村はなかなかペースを握れなかった。だが、終盤になってヒクレオとファンタズモを同士討ちさせることに成功すると、上村が渾身のラリアットとプランチャでヒクレオを場外に排除。最後はタイチが天翔十字鳳、ブラックメフィストの必殺フルコースでファンタズモから3カウントを奪った。勝ったタイチ&上村は2連勝となった。
セミファイナルとなった第7試合では3連覇を狙うIWGPタッグ王者の後藤洋央紀&YOSHI-HASHIの毘沙門(1敗=0点)が登場。ランス・アーチャー&アレックス・ゼインのモンスターソース(1勝=2点)を相手に『WORLD TAG LEAGUE 2023』Bブロック公式戦を闘った。序盤から抜群のコンビネーションを見せていた毘沙門だったが、ランスが脅威のパワーを発揮。毘沙門の消灯を食らってグロッキー状態となっていたパートナーのゼインを、チョークスラムでぶん投げてYOSHI-HASHIにぶつける荒技を見せる。そして、一人残った後藤を駆け上がり式のニーストライク、ブラックアウトで仕留めてみせた。これで2連勝となり、試合後は優勝宣言までするほど勢いに乗るモンスターソースに対し、毘沙門はまさかの連敗スタートで3連覇に黄信号が灯る結果となった。
第6試合の『WORLD TAG LEAGUE 2023』Bブロック公式戦は、永田裕志&鈴木みのる(1敗=0点)vs辻陽太&サンドカン・ジュニア(1敗=0点)の一戦だ。これまで前哨戦も合わせて、全く息の合わなかった永田と鈴木の二人だが、その身勝手なタッチワークが意外にスムーズに機能する。コーナーに近づいてくれば即タッチの永田と鈴木相手に、サンドカンがローンバトルを強いられた。しかし、最終的には辻とサンドカンが永田を孤立させて、必殺の合体技・バモスアミーゴが爆発。それまで必死のカットを見せていた鈴木もこれには間に合わず、永田&鈴木はこれで2連敗となった。
第5試合で行われたのはCMLLのアトランティス・ジュニア&ソベラーノ・ジュニア(1勝=2点)vsROGUE ARMYのバッドラック・ファレ&ジャック・ボンザ(1敗=0点)の『WORLD TAG LEAGUE 2023』Bブロック公式戦。意外な存在感を見せたのがボンザ。ソベラーノのヘッドシザースをアンクルホールドに切り返したり、ロメロスペシャルを披露するなど、日本のファンがまだ見たことがない、意外な引き出しを見せていた。しかし、アトランティス&ソベラーノの合体ルチャ殺法が終盤に炸裂。CMLLコンビが2連勝としたのに対し、ROGUE ARMYはボンザの奮闘虚しく2連敗と明暗の分かれる結果となった。
第4試合は明日の藤沢大会で行われる『WORLD TAG LEAGUE 2023』Aブロック公式戦の前哨戦、TMDKのマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生vsUNITED EMPIREのグレート-O-カーン&HENARE&カラム・ニューマンの6人タッグマッチだ。この試合ではなぜかHENAREがニコルスに対して、異常に闘志を燃やして試合中常に突っかかっていく展開となった。試合はヘイストがニューマンを仕留めて終わったが、明日の両チームの公式戦は間違いなく荒れそうだ。
第3試合では地元・山梨県出身者同士の対戦が実現。山梨県中央市出身で山梨県観光大使を務める鷹木信悟がL・I・Jの高橋ヒロム&BUSHIとのトリオで登場すれば、山梨県甲府市出身の金丸義信がはHOUSE OF TORTUREのEVIL&高橋裕二郎を引き連れての登場だ。だが、この山梨対決、軍配が上がったのは金丸だった。地元凱旋で気合いの入る鷹木に対し、いつもと変わらぬテクニシャンぶりで対抗。最後はウィスキーミストからのサムソンクラッチでBUSHIから3カウントを奪い、地元凱旋を勝利で飾った。
第2試合では石井智宏&矢野通&YOH&田口隆祐vsアレックス・コグリン&ゲイブ・キッド&石森太二&外道のBULLET CLUBの8人タッグマッチ。明日の藤沢大会での『WORLD TAG LEAGUE 2023』Aブロック公式戦を控え、エントリーしている石井&矢野とコグリン&ゲイブが前哨戦で激しく火花を散らした。試合は田口が外道をケツイェで仕留めたが、収まらないコグリンとゲイブは試合後も石井と矢野に暴行を働いていた。
第1試合は海野翔太&成田蓮&マスター・ワトvsビショップ・カーン&トーア・リオナ&中島佑斗の6人タッグマッチ。海野&成田とカーン&リオナのGates of Agonyにとっては、明日の藤沢大会での『WORLD TAG LEAGUE 2023』Aブロック公式戦の前哨戦だ。AEWでROH6人タッグ王座を巻くGates of Agonyに対して、海野と成田はチームワークで一歩も引けを取らない。最後は成田がコブラツイストで中島からタップアウトを奪い、その実力を見せつけていた。
第0試合では11.21後楽園大会でデビューしたばかりの村島克哉が、先輩のオスカー・ロイベ相手にデビュー3戦目を闘った。これまでの2戦は中島佑斗と闘ってきた村島だが、今日は初めてのオスカー。このオスカーの厳しい攻めを耐えてドロップキックを打ち込むなど、闘志を見せる村島。最後はオスカーのビッグブーツを食らって3カウントを聞いたが、初勝利目指して奮闘を続ける。