バレッタを撃破したNEVER王者鷹木にタマが宣戦布告!
IWGP女子王者・岩谷はバッケルを破り2度目の防衛!
ザックがベイリーに勝利で“V16”達成、次期挑戦者に棚橋を指名!
キングストンが小島を下しSTRONG王座V7!
ヒクレオ&ELPはWCWCを相手にSTRONGタッグを死守!
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現地時間・11月10日(金) 、アメリカ・テキサス州ダラス・ガーランド・Curtis Culwell Centerでビッグマッチ『Lonestar Shootout』が開催された。
第1試合はアトランティス&タイガーマスク&マスカラ・ドラダ組とウルティモ・ゲレーロ&ロッキー・ロメロ&エチセロ組が対決。CMLLで活躍するルチャドールと、日米のジュニア戦士が揃い踏みとなった6人タッグ戦は、ドラダが華麗なシューティングスタープレスでエチセロを撃破した。
第2試合は矢野通とジョーイ・ジャネラによるクセモノ同士のシングルマッチ。元AEWで新日本マットには今回初参戦となるジャネラの要求により、試合は急遽ノーDQマッチに。終盤、ジャネラは矢野の両手首をテーピングでグルグル巻きにし、イス攻撃を狙う。だが、矢野がかわすとロープにイスを振り下ろしてしまい、その反動で自身の頭部を痛打。すかさず矢野はローブローからの丸め込みで技アリの勝利を奪った。
第3試合はタマ・トンガ&タンガ・ロア&KUSHIDA&ケビン・ナイトvsチェーズ・オーエンズ&アレックス・コグリン&ゲイブ・キッド&クラーク・コナーズ。G.o.DとJET SETTERSのカルテットとBULLET CLUBによる8人タッグは、攻守が激しく入れ替わる展開に。終盤、ナイトはKUSHIDAのアシストでセカンドロープからフライングクロスボディを仕掛けるも、コナーズがカウンターのスピアー。そこからコグリンとの合体No Chaserで、ナイトを粉砕した。
第4試合はSTRONG無差別級タッグ王者のヒクレオ&エル・ファンタズモ組が、ウエスト・コースト・レッキング・クルー(ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン)を相手に2度目の防衛戦を敢行。ベルト奪取に燃えるWCWCは、連携で王者組に真っ向から応戦。しかし終盤、ネルソンがファンタズモにベルト攻撃を狙う。だが、ファンタズモはアイザックスに同士討ちさせると、ネルソンにサドンデス。そしてKO状態のアイザックスから3カウントを奪取した。
第5試合はスペシャルシングルマッチとして、ミスティコとTJPが激突。世界を股に懸けて活躍してきた軽量級の雄たちによる一騎打ちは、ハイレベルな技術合戦に。最後はミスティコがラ・ミスティカで鮮やかな勝利を収めた。
第6試合はSTRONG無差別級タッグ王者のエディ・キングストンが、小島聡を相手に7度目の防衛戦。小島の重厚な攻めに、キングストンはひるまず応戦。終盤、ラリアットを狙う小島に、逆にキングストンはラリアットを食らわすと、最後はバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーの連発からノーザンライトボムを炸裂し王座を死守。試合後、ゲイブが王者を襲撃し、次期挑戦をアピールした。
第7試合はスペシャルタッグマッチ、ジョン・モクスリー&ウィーラー・ユウタvsデビッド・フィンレー&KENTA。モクスリーとフィンレーは来年の1.4東京ドームにてIWGP USヘビー級王座戦3WAYマッチ(もう一人は王者ウィル・オスプレイ)で激突。その前哨戦で両者は、荒々しいラフファイトで意地をぶつけ合う。最後はモクスリーがデスライダーでKENTAを撃沈した。
第8試合はNJPW WORLD認定TV王者のザック・セイバーJr.が、16度目の防衛戦としてマイク・ベイリーを迎撃。今年の新日本ジュニア戦線で活躍を見せたベイリーは、蹴りを軸に王者攻略を狙い、終盤にはアルティマウエポンを炸裂。だがカバーを返したザックは、セイバードライバーで突き刺す。しかしベイリーもカバーを執念のキックアウト。一進一退の攻防は残り時間6秒で、ザックがクラーキー・キャットでベイリーを振り切った。
また、試合後のバックステージでは、“V16”を達成したザックが、TV王座の次期挑戦者に11.4大阪大会でフォール負けを喫した相手、棚橋弘至を指名した。
セミファイナル(第9試合)はIWGP女子王者の岩谷麻優(スターダム)が、ステファニー・バッケルを相手に2度目の防衛戦。CMLL女子王座と同女子タッグ王座を保持するバッケルは、力強い攻撃で3本目のベルトを狙う。しかし、最後は岩谷がツームストンパイルドライバーからのムーンサルトプレスで王座を守り抜いた。
メインイベント(第10試合)はNEVER無差別級王者の鷹木信悟が初防衛戦で、かつて新日本で活躍し、現在はAEWを主戦場とするトレント・バレッタと激突。試合は鷹木が主導権を握るも、バレッタは机にデスバレーボムで王者を叩きつけ、そこから怒涛の反撃。終盤には得意のデュードバスターで鷹木を追い込む。しかし、最後は鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンで粘るバレッタを沈め、王座防衛に成功。
試合後、前NEVER王者のタマが登場し、鷹木にリマッチを要求。すると鷹木は来年の1.4東京ドームでの王座戦をアピールした。
そのほか、第0-1試合では“STRONGサバイバーマッチ”として、『NJPW ACADEMY』卒業生のマット・ヴァンダグリフ が、“STRAY DOG ARMY”のバレット・ブラウンが激突。ヴァンダグリフが450°スプラッシュで勝利を収めた。
第0-2試合では『NJPW STRONG』で抗争を繰り広げてきたフレッド・ロッサーとトム・ローラーの一騎打ちが実現。接戦の末、ロッサーがクロスフェイス・チキンウィングの体勢から押さえ込んで3カウントを奪取した。
★祝!連載1周年を記念して生配信! 11月13日(月)20時~NJPWスマホプレミアムにて『3WAY一筆勝負』を開催!執筆者・棚橋弘至、田口隆祐、YOHの3選手が登場!