オスプレイが海野との壮絶バトルに激勝!
何とフィンレーがUS&UKのベルトを粉砕!
石森を下したヒロムがデスペラードに宣戦布告!
Catch 2/2の優勝をWAR DOGSがぶち壊し!
棚橋がザックに鮮やかなフォール勝ち!
モクスリーはオーカーンを絞殺!
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11月4日(土)、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)にて、年内最後の関西圏のビッグマッチ『カンタン酢™ Presents POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023~』が行なわれ、3大王座戦や『SJTL』優勝決定戦を中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合は中島佑斗&オスカー・ロイベ組がジェフ・コブ&カラム・ニューマン組と対戦。若獅子タッグは血気盛んなファイトで番狂わせを狙う。だが、終盤にニューマンがノータッチ式トペ・コンヒーロで二人まとめて大ダメージを与えると、最後はコブがツアー・オブ・ジ・アイランドでロイベを料理した。
第2試合はジュニアスペシャル4WAYタッグマッチとして、現IWGPジュニアタッグ王者クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー組、エル・デスペラード&マスター・ワ組、YOH&MUSASHI組、ロビー・イーグルス&藤田晃生組が激突。『SJTL』でしのぎを削った4チームは、スピーディーなせめぎ合いを繰り広げる。混戦模様の中、最後はデスペラードが藤田からエル・エス・クレロで技アリの3カウントを奪取した。
第3試合はタマ・トンガ&KUSHIDA&ケビン・ナイト組と、鷹木信悟&BUSHI&ティタン組が対決。10.28ラスベガスで鷹木にNEVER王座を奪われたタマ、そして『SJTL』公式戦でBUSHI&ティタンに破れたJET SETTERS(KUSHIDA&ナイト)は一矢報いるべく猛攻。L・I・Jも負けじと応戦するが、最後はタマがBUSHIをガンスタンで撃沈。試合後、タマはNEVERのベルトを手に鷹木に言葉をかけた。
第4試合は来年の1.4東京ドームでIWGP世界ヘビーを懸けて激突する王者SANADAと挑戦者・内藤哲也が、それぞれ上村優也、辻陽太をパートナーに対決。同期の上村と辻はつばぜり合いを展開。内藤とSANADAもスリリングな攻防を見せる。終盤、上村は内藤にジャンピングクロスボディを浴びせる。しかし、間髪入れずに辻が上村にジーンブラスターを炸裂し、ピンフォールを奪った。
第5試合はタンガ・ロアとデビッド・フィンレーによる一騎打ち。10・14ロンドンで6人タッグながらロアからフォール負けを喫しているフィンレーは、そのリベンジとばかりにラフファイトで攻め立てる。するとロアもパワフルかつ立体的な攻撃で対抗。だが、最後はフィンレーがシレイリで殴りつけてからINTO OBLIVIONを炸裂。ロアから手段を選ばず3カウントを強奪した。
第6試合はグレート-O-カーンが、AEWで活躍するジョン・モクスリーと注目のシングルマッチ。ゴング前にオーカーンが場外戦を仕掛けると、何とそのまま両者リングアウト。しかし、モクスリーのアピールでそのままエニエアーフォールマッチに突入し、両者は場外で激しくやり合う。モクスリーに弁髪を切り落とされたオーカーンは怒りの反撃。しかし、最後はモクスリーがデスライダーからのチョークで絞め落とし、レフェリーストップ勝ちをスコア。
第7試合はNEVER無差別級6人タッグ王者のオカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏組が、4度目の防衛戦でザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組を迎撃。両軍は序盤から一進一退の攻防を展開。とくに先シリーズ、ザックに2度フォールを奪われている石井は、闘志をムキ出しにする。終盤、ニコルス&ヘイストがオカダと石井をタンク・バスターで分断。そして孤立した棚橋に、ザックがセイバードライバーを狙う。だが、棚橋は電光石火の首固めで3カウントを奪取。逆転勝利で4度目の防衛に成功した。試合後、AEWのブライアン・ダニエルソンがVTRメッセージで、オカダに来年の1.4東京ドームでの対戦をアピール。オカダも呼応し、両雄の対決の一気に機運が高まった。
第8試合は『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』優勝決定戦として、1位のCatch 2/2(TJP&フランシスコ・アキラ)と、2位のSHO&金丸義信が激突。Catch 2/2の入場時、EVILたちが背後から襲撃。H.O.Tは軍団総出で仕掛けるも、Catch 2/2はピンチを切り抜け連携を軸に対抗。終盤にEVILたちが再度乱入するも、これはコブたちが排除しアシスト。そしてTJPが金丸に掟破りのウイスキーミストをお見舞いすると、ここからCatch 2/2は怒涛の反撃。最後は金丸に2/2を正面から炸裂し、Catch 2/2が念願の初優勝を飾った。すると、コナーズ&モロニーがCatch 2/2を急襲、場内はブーイングに包まれた。
第9試合はIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが7度目の防衛戦として、石森太二と対峙。今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』公式戦では不完全燃焼の結末(石森のレフェリーストップ負け)となった両者は、“あの日の続き”とばかりに序盤から丁々発止の攻防。だが、石森の肩攻めの前に、ヒロムは次第に追い込まれる。それでもブラディークロスをしのぐと、最後は名もなきヒロムロールの連発で執念のピンフォール勝ち。7度目の防衛に成功したヒロムは、次期挑戦者としてデスペラードを逆指名した。
そしてメインイベント(第10試合)はIWGP US(UK)ヘビー級王座戦として、海野翔太が王者ウィル・オスプレイにチャレンジ。海野は昨年11月に凱旋帰国を果たした直後、オスプレイのUSヘビーに挑戦。そのときの敗北から1年、結果がほしい海野はラフファイトで猛攻。さらに技術でもオスプレイと渡りあう。試合が佳境に入ると、オスプレイは場外の机にタイガードライバーを敢行。そこから海野はピンチに陥るも、師匠モクスリーが檄を飛ばすと必死に反撃。王者をブレイズブレイドからのデスライダーで突き刺すが、オスプレイは間髪入れずにヒドゥンブレードを炸裂。さらに掟破りのデスライダーからたたみかけ、最後はストームブレイカーで粘る海野を撃破。
試合後、オスプレイはモクスリーとにらみ合いを展開。すると、フィンレーがシレイリで両者を急襲。さらにフィンレーがハンマーでUSとUKのベルトを粉砕すると、外道が「フィンレーのために、新しいベルトを作りやがれ!」とアピール。場内騒然の中、大阪決戦は幕を閉じた。
そのほか、第0試合では「FRONTIER ZONE」と題し、田口隆祐&ザ・DKC&ボルチン・オレッグ組がDRAGON GATEのストロングマシーン・J&加藤良輝&望月ジュニア組と激突。マシーン組は初参戦の新日本マットでイキのよさを見せるも、最後は田口が望月をオーマイアンドガーアンクルで仕留めた。
★祝!連載1周年を記念して生配信! 11月13日(月)20時~NJPWスマホプレミアムにて『3WAY一筆勝負』を開催!執筆者・棚橋弘至、田口隆祐、YOHの3選手が登場!