いまここでしか見られない珠玉の名勝負!
大熱狂の「NEVER 6人タッグ戦」はオカダがレインメーカーで勝利!
次はシングル王者としての凱旋を約束!
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11月11日(土)、愛知・東祥アリーナ安城にて、地元・愛知県安城市出身のオカダ・カズチカの凱旋興行『安城Rainy Days』が開催された。昨年に続き、1年ぶり2度目の開催となるオカダの安城凱旋興行だが、今大会は対戦カードが全て当日発表。試合開始前に阿部リングアナからカードが発表されるたびに大歓声が沸き起こった。
メインイベントは、なんとオカダ&棚橋弘至&石井智宏のNEVER無差別級6人タッグ王者が登場。Just 5 GuysのSANADA&タイチ&上村優也の3人を相手に、同王座の5度目の防衛戦を行なった。
このチャンスに誰よりも燃えたのは、凱旋帰国後初のタイトル挑戦となった上村だ。しかし、その上村を相手にしないような素振りを見せていたオカダだったが、試合中に突っかけられて激怒。上村を客席に放り込むような荒々しい姿まで見せた。だが、Just 5 Guysも抜群の連携で対抗。上村もオカダに得意の閂スープレックスを決めてみせるなど、あわやというところまで追い込んだ。
だが、やはりチャンピオンチームは盤石だ。終盤に棚橋と石井が連携を決めて上村を孤立させると、最後はオカダが怒涛の攻め。エメラルドフロウジョン式のドライバーから必殺のレインメーカーで上村に貫禄の3カウントを奪った。
30分を超える死闘を制し、見事に地元での5度目の防衛に成功したオカダは、安城のファンに感謝を述べると、「去年は凱旋試合で来ました、今年は6人タッグのタイトルマッチで来ました、じゃあ次はシングルのベルトしかないでしょう。なので皆さん、また安城でお会いしましょう」と、安城大会の開催をまたも約束。最後は棚橋の「安城の皆さん、愛してまーーす!」からの、「安城に金の雨が降るぞー!」と決めたが、最後まで鳴り止まない安城ファンの歓声に感激の表情を見せながら引き上げていった。
セミファイナルでは怪我で欠場中だった後藤洋央紀が電撃復帰。毘沙門のパートナーであるYOSHI-HASHIと、そしてYOHとのCHAOSトリオで、辻陽太&高橋ヒロム&BUSHIのL・I・Jトリオを相手に復帰戦を行なった。もはや気合十分という後藤は先発を買って出ると、積極的に試合に参加。YOSHI-HASHI&YOHと抜群のコンビネーションを見せると、最後は毘沙門の必殺技である消灯でBUSHにフォール勝ち。『WORLD TAG LEAGUE』前に現IWGPタッグチャンピオンが復活の狼煙を上げた形となった。
第5試合に登場したのはジェフ・コブ&グレート-O-カーン&HENARE&カラム・ニューマンのUNITED EMPIREと、EVIL&SHO&高橋裕二郎&金丸義信のHOUSE OF TORTURE。この両チームによる8人タッグマッチだ。試合前、マイクで安城市の人々を思いっきりディスったSHOに対し、観客から大ブーイングが飛ぶ。しかし、悪の連携はこの安城に来ても冴えていた。終盤にニューマンのヒールホールドに捕まったSHOだったが、裕二郎がレフェリーの注意をそらしている間に嘘のタップ。これに騙されて技を解除したニューマンを、反則殺法のオンパレードで叩きのめし、最後はショックアローで3カウントを奪ってみせた。
第4試合は7番勝負を経て先シリーズから合体をしている海野翔太&成田蓮の同期コンビが登場。対戦相手となったのは、元IWGPタッグ王者であり『WORLD TAG LEAGUE』2連覇の実績を持つ真壁刀義&本間朋晃のG.B.Hだ。『WORLD TAG LEAGUE』前にこの大ベテランに勝った海野&成田だが、試合後、珍しく成田がマイクを持つ。11.17山形大会では本間の凱旋試合として、本間&田口&成田がトリオを結成。NEVER6人タッグ王者のオカダ&棚橋&石井が対戦するカードが組まれている。現在はノンタイトル戦だが、成田は「俺たち3人でNEVER獲るぞ!」と本間に呼びかける。本間も「望むところだよ!」と呼応したが、果たしてチャンピオンサイドは?
第3試合は40年来の犬猿の仲であった永田裕志と鈴木みのるが、なんとこの安城の地で初合体。7番勝負を経て握手をかわした両雄が、ついに同じコーナーでリングに立つことになった。対戦相手はこのチャンスに燃えるヤングライオンコンビの中島佑斗&オスカー・ロイベだったが、さすがにこの二人の相手は荷が重い。永田と鈴木は、それぞれが勝手にタッチしあったりとチームワークがいいのか悪いのか分からないところがあるものの、中島とオスカーを圧倒。最後は永田が中島をバックドロップで仕留めて、このタッグの初陣を勝利で飾った。
第2試合はマスター・ワト&邪道vs石森太二&外道のタッグマッチ。昨年の1.4東京ドームで4WAYでIWGPジュニア王座を争った中の二人だが、石森が長期欠場していたこともあって、リング上で久々に顔を合わせた。この試合はワトがベンダバールで外道を仕留めて終わったが、ジュニア戦線も石森の復帰と『SUPER Jr. TAG LEAGUE』を経て、さらに活発化しそうだ。
オープニングマッチでは田口隆祐がボルチン・オレッグとタッグを結成し、Just 5 GuysのDOUKI&TAKAみちのくと対戦。“チンチン”タッグを称するこの田口とボルチンの異色タッグだが、ボルチンがそのパワーをいかんなく発揮。それに負けじと田口もテクニシャンぶりを見せて、TAKAから3カウントを奪ってみせた。
★祝!連載1周年を記念して生配信! 11月13日(月)20時~NJPWスマホプレミアムにて『3WAY一筆勝負』を開催!執筆者・棚橋弘至、田口隆祐、YOHの3選手が登場!