イギリス人頂上対決はオスプレイに凱歌!
鷹木が現地熱狂の石井との大接戦を制す!
海野&成田が連合帝国に勝利!
コナーズ&モロニーが王座防衛!
石森が長期欠場からの復帰戦で快勝!
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イギリス現地時間の10月14日(土)、日本時間の15日(日)に、イギリス・ロンドンのカッパー・ボックス・アリーナにてビッグマッチ『Royal Quest3』が開催され、現地ファンを熱狂の渦に巻き込んだ。
第1試合は石森太二とRPWのロビー・エックスとの一戦。今回が長期欠場からの復帰戦となる石森に対し、エックスは身軽な動きで攻め立てる。だが、石森は肩攻めで対抗。最後は石森がスピニングアルゼンチンバックブリーカーからの牛殺しから、ブラディークロスにつなぎ復帰戦を勝利で飾った。
第2試合はエル・デスペラードがイギリスを主戦場とするトレント・セブンと対峙。イスチャンバラからスタートした試合は、セブンがラフファイトでデスペラードを切り崩しにかかる。しかし、マスクを破られたデスペラードは怒りの反撃。最後はスキをついたエル・エス・クレロでセブンから3カウントを奪った。
第3試合は辻陽太がRPWのルーク・ジェイコブとシングルで激突。23歳のジェイコブは躍動感あふれるエネルギッシュなファイト。だが、辻は攻撃を受けきると、最後はカーフ・ストンプからのジーンブラスターで貫禄の勝利。
第4試合はIWGPジュニアタッグ王者のクラーク・コナーズ&ダン・モロニー組が、RPWのレオン・スレーター&キャメロン・カイ組を相手に3度目の防衛戦。スレーター&カイは小気味いい連携で王者組の牙城に迫る。だが、コナーズ&モロニーはパワフルな攻めでペースを握らせず、最後はFull Clipでカイを撃沈。BC WAR DOGSがベルトを守り抜き、次期シリーズ『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』に王者として乗り込むことに。
第5試合はG.o.Dのタマ・トンガ&タンガ・ロア&エル・ファンタズモ組が、遺恨抗争を続けるBC WAR DOGSのデビッド・フィンレー&アレックス・コグリン&ゲイブ・キッド組と激突。試合は乱闘で開戦。その後もBC WAR DOGSはラフファイトで勝利強奪を狙うが、G.o.Dはひるまず応戦。終盤、G.o.Dは孤立したフィンレーに波状攻撃を見舞い、最後はロアがエイプシットでフィンレーを葬った。
第6試合は海野翔太&成田蓮組とグレート-O-カーン&フランシスコ・アキラ組が対決。先シリーズの7番勝負を経てタッグ結成となった海野&成田は、チームプレーを披露。終盤にはオーカーンを延髄斬り&ジャンピングキックのサンドイッチ攻撃で排除。そして最後は海野が孤立したアキラをデスライダーで仕留めた。
第7試合は来年の1.4東京ドームのIWGP世界ヘビー級王座戦が決定した王者・SANADAと挑戦者・内藤哲也が、それぞれDOUKI、BUSHIをパートナーに前哨戦の第1R。内藤とSANADAは心理戦も含め、緊張感ある攻防を展開。試合が佳境に入ると、L・I・JはDOUKIを狙い撃ち。そしてBUSHIがSANADAをトペ・スイシーダで分断し、最後は内藤がデスティーノでDOUKIにピンフォール勝ち。試合後、内藤とSANADAが視殺戦を繰り広げると、BUSHIがSANADAに毒霧を噴射した。
第8試合はSTRONG無差別級王者&ROH世界王者のエディ・キングストンとNEVER6人タッグ王者の棚橋弘至、そしてRPWブリティッシュヘビー級王者のマイケル・オクが越境トリオを結成し、HENARE&ジェフ・コブ&TJP組と激突。10.28ラスベガスでSTRONG無差別級王座戦を控えるキングストンとHENAREは、バチバチの肉弾戦を展開。終盤、目まぐるしく戦況が変わる中、最後はオクがTJPから丸め込みで3カウントを奪取した。
セミファイナル(第9試合)は石井智宏と鷹木信悟による刺激的なシングル戦がイギリスの地で実現。両雄は開始から、互いに一歩も譲らない真っ向勝負を繰り広げる。現地ファン熱狂の一騎打ちは最後、鷹木がスライディングDからのラスト・オブ・ザ・ドラゴンで粘る石井を撃破した。試合後には今年の『G1 CLIMAX』で鷹木と30分時間切れ引き分けとなったタマが姿を現し、鷹木に対戦を要求。両者の再戦実現の機運が高まった。
メインイベント(第10試合)はIWGP US(UK)ヘビー級王者のウィル・オスプレイとNJPW WORLD認定TV王者のザック・セイバーJr.が、“UK”のベルトを懸けて激突。これまでも幾度となく激闘を繰り広げてきた両雄の王座戦は、“イギリス人頂上対決”にふさわしいハイレベルな技術の応酬に。終盤、オスプレイはストームブレイカーを炸裂するが、なんとザックはカバーをカウント2でキックアウト。そしてコーナー最上段からの飛びつき腕ひしぎ逆十字、ザックドライバーと怒涛の反撃。だが最後はオスプレイが執念のストームブレイカーで、2度目の防衛に成功した。
試合後、オスプレイの元に海野が登場、オスプレイに11.4大阪でのUS(UK)王座挑戦をアピールした。そこにグレート-O-カーンも登場。オスプレイに何やら耳打ちする。
すると、オスプレイは王座戦を認める条件として、11.4大阪にてモクスリーvsオーカーン戦を要求。一方、海野はタイトルマッチでUKベルト、USベルト二つのベルトを賭けることをリクエスト。二人は握手を交わし手、海野はリングを下りる。
最後にオスプレイは、UNITED EMPIREのメンバーを呼び寄せて、ギデオン・グレイのマイクで大会を締めくくった。
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