大荒れのランバージャック戦はSANADAが激勝!
『G1』覇者・内藤がSANADAに宣戦布告!
ベルトを死守したヒロムに石森が挑戦アピール!
タマがフィンレーから執念のNEVER奪還!
オカダ組はIMPACT!の猛者たちに辛勝!
ヒクレオ&ELPがコグリン&ゲイブから王座奪取!
海野がライバル成田からピンフォール勝ち!
コナーズ&モロニーがJET SETTERSを撃沈!
J5GのXはなんと上村! 自らの手で凱旋勝利!!
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10月9日(月・祝)、東京・両国国技館でビッグマッチ『カンタン酢™ Presents DESTRUCTION in RYOGOKU 』が開催され、6大王座戦を中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合はタイチ&DOUKIに“X”が加わり、高橋裕二郎&SHO&金丸義信組と対決。ついにベールを脱ぐJust 5 Guysの新メンバー“X”の正体は、何と海外修行中だった上村優也! 終盤、その上村をH.O.Tは狙い撃ち。だが、仲間たちの援護射撃を受けた上村が、最後は裕二郎から閂スープレックスホールドで3カウントを奪取。凱旋帰国試合を見事白星で飾った。
第2試合では、10.1後楽園の「アームレスリング・コンテスト」の遺恨を引きずるタンガ・ロアとチェーズ・オーエンズによる一騎打ち。オーエンズは老獪な試合運びで切り崩しにかかる。ロアもひるまず反撃を見せ、終盤にオーエンズのパッケージドライバーを回避すると、すかさずOJKにつなぎギブアップを奪った。
第3試合は内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太&BUSHI組と、ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&HENARE&カラム・ニューマンが激突。それぞれが持ち味を発揮した8人タッグは、試合が佳境に入るとL・I・Jが分断作戦に。最後は内藤がニューマンにデスティーノで貫禄勝ちを収めた。
第4試合はIWGPジュニアタッグ王座戦として、“JET SETTERS”KUSHIDA&ケビン・ナイト組が王者クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー組にチャレンジ。王者組はゴングを待たずに襲いかかり、その後も荒々しい攻めを見せるが、JET SETTERSは機動力で応戦。だが終盤、KUSHIDAのハンドスプリングエルボーを、モロニーはドリラ・キラーで切り返し場内をどよめかす。そして王者組はナイトを排除すると、最後は合体技Full ClipでKUSHIDAを沈め2度目の成功した。
第5試合は永田裕志&海野翔太&マスター・ワトのトリオと、“STRONG STYLE”鈴木みのる&成田蓮&エル・デスペラード組が“7番勝負”の最終戦で激突。ここまではSTRONG STYLEが3勝2敗1引き分けで勝ち星を先行。永田組は五分の結果に持ち込むべく、奮闘を見せる。バチバチのしばきあいは最後、海野がデスライダーでライバル成田からピンフォール勝ち。7番勝負が五分の戦績で終わると、試合後に海野と成田、ワトとデスペラード、永田と鈴木はそれぞれ握手をかわした。
第6試合はSTRONG無差別級タッグ王座戦として、ヒクレオ&エル・ファンタズモ組が王者アレックス・コグリン&ゲイブ・キッド組に挑戦。王者組のラフファイトに対し、挑戦者組はヒクレオのパワーとファンタズモのハイフライムーブを軸に対抗。終盤、孤立したコグリンに、ファンタズモのサドンデスからヒクレオがゴッドセンドを炸裂。そしてファンタズモがダメ押しのサンダーキス’86で3カウントを奪取し、挑戦者組が第6代STRONGタッグ王者に輝いた。
第7試合はNEVER無差別級6人タッグ王者のオカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏組が、ベルトを懸けてIMPACT! WRESTLINGのアレックス・シェリー&クリス・セイビン&ジョシュ・アレクキサンダー組を迎撃。IMPACT!を代表する猛者たちは、連携を駆使してベルト奪取を狙う。王者組も怒涛の反撃を見せ、一進一退の目まぐるしい攻防に。最後は棚橋がシェリーにスリングブレイドからのハイフライフローで撃沈。8.20フィラデルフィアのインパクト世界王座戦でシェリーに敗れた棚橋が、意地の勝利をつかむと共に、王者組が3度目の防衛を果たした。。
第8試合はタマ・トンガが、NEVER無差別級王者のデビッド・フィンレーにチャレンジ。フィンレーは奇襲に成功すると、さらにイス攻撃をはじめ、非情の攻めを見せる。しかし、ベルト奪還に燃える前王者タマも怒りの猛反撃。終盤、タマはガンスタンを炸裂するが、フィンレーはカウント2でキックアウト。するとタマはスタイルズクラッシュで大ダメージを与え、最後はDSDでフィンレーを撃破。怨敵から王座を取り戻した。
セミファイナル(第9試合)はIWGPジュニアヘビー級選手権3WAYマッチとして、王者・高橋ヒロムがマイク・ベイリー、そしてリオ・ラッシュの欠場を受けて急遽タイトルマッチ出陣することになったYOHを迎撃。三つ巴の王座戦は、序盤から攻守が激しく入れ替わるスリリングな展開に。終盤、YOHはベイリーにDIRECT DRIVEを炸裂。だが、カバーはヒロムが執念のカット。そこから一騎打ちの様相となり、最後はヒロムがTIME BOMB IIで粘るYOHに激勝。ヒロムが6度目の防衛に成功すると、なんと欠場中の石森太二が姿を表し、王者に宣戦布告した。
そしてメインイベント(第10試合)はIWGP世界ヘビー級王者SANADAが、ベルトを懸けてEVILと激突。J5GとH.O.Tのメンバーがリングを囲んだ「ランバージャックデスマッチ」で行なわれた大一番は、狡猾なH.O.Tが随所で介入。J5Gも救出に入り、試合は総力戦の様相に。大荒れの展開の中、EVILは裏EVILからとどめのEVILを狙う。だが、SANADAは掟破りのEVILで切り返すと、シャイニングウィザードを連発。そして最後はデッドフォールを炸裂し、4度目の防衛に成功した。
試合後、SANADAは師匠・武藤敬司さんベルトを贈られる。続いて『G1 CLIMAX』覇者の内藤が現れ宣戦布告すると、SANADAも呼応。そしてSANADAは最後、“ギフト”を演出すると、「1月4日、東京ドームまでSANADAはますます“バク進”します!」と宣言した。
そのほか、第0試合では「FRONTIER ZONE」と題し、YOSHI-HASHI&矢野通&タイガーマスク&田口隆祐&オスカー・ロイベ組が、正田壮史(DDTプロレスリング)&須見和馬(DDTプロレスリング)&拳剛(フリー)&政岡純(フリー)&香取貴大(EAGLE PRO WRESTLING)組と激突。最後は田口がオーマイアンドガーアンクルで香取を仕留めた。
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