棚橋はIMPACT王者シェリーに挑むも惜敗!
ラッシュがヒロムから3カウントを強奪!
ジュリアは4WAY戦を制しSTRONG女子防衛!
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8月20日(現地時間・日)、アメリカ・フィラデルフィアの2300 ArenaでIMPACT Wrestlingとの合同興行『Multiverse United 2: For Whom The Bell Tolls』が開催された。
第1試合は「Jr. HEAVYWEIGHT/X-DIVISION スクランブルマッチ」と銘打ち、エル・デスペラード、BUSHI、YOH、ケビン・ナイト、クリス・セイビン(IMPACT)、フランキー・カザリアン(IMPACT)、リッチ・スワン(IMPACT)、そしてMAO(DDTプロレスリング)が激突。試合は開始から8人が入り乱れる大混戦となり、各選手がサブミッションで数珠繋ぎとなる場面も。最後はセイビンがYOHをクレイドル・ショックで撃破。しかし試合後、BUSHIがセイビンに毒霧を浴びせた。
第2試合はザック・セイバーJr&シェイン・ヘイストのTMDKと、IMPACTのムース&エディ・エドワーズ組が激突。IMPACTタッグは巨漢ムースのパワーファイト、エドワーズのインサイドワークで攻め立てる。TMDKもひるまず反撃するが、最後はムースが豪快なスピアーでヘイストをねじ伏せた。
第3試合はSTRONG女子王者のジュリア(STARDOM)が、ディオナ・パラッツォ(IMPACT)、ジゼル・ショー(IMPACT)、そして向後桃(STARDOM)を相手に4WAYマッチで防衛戦を敢行。攻守が激しく入れ替わる四つ巴の戦いは、それぞれが持ち味を発揮し大接戦に。最後はジュリアがショーをノーザンライトボムで突き刺し、2度目の防衛に成功した。
第4試合はDOUKIがIMPACTのサミ・キャラハンと一騎打ち。元IMPACT世界ヘビー級王者のキャラハンのアピールにより、試合は“セルフ・フィラデルフィア式・ストリート・ファイト”に。イスや竹刀やラダーが飛び交う中、DOUKIは大奮闘。しかし終盤、複数のイス上での攻防に突入すると、キャラハンがカクタスドライバー97でDOUKIを撃沈した。
第5試合はUNITED EMPIREのTJP&フランシスコ・アキラ組と、TMDKのロビー・イーグルス&藤田晃生組が対峙。前IWGPジュニアタッグ王者のCatch 2/2に対し、藤田は真っ向から応戦。イーグルスとの連携も披露し、勝利を狙う。だが、終盤にCatch 2/2は分断作戦に出ると、最後はアリウープからの2/2で藤田を葬った。
第6試合は「BULLET CLUBvsTHE WORLD」と題し、デビッド・フィンレー&KENTA&アレックス・コグリン&クラーク・コナーズ&エース・オースティン(IMPACT)&クリス・ベイ(IMPACT)組と、タマ・トンガ&タンガ・ロア&エル・ファンタズモ&ジョシュ・アレキサンダー(IMPACT)&PCO(IMPACT)&ザ・DKCが12人タッグで対戦。10.9両国でのNEVER無差別級王座戦を控える王者フィンレーと挑戦者タマは、互いに意地をぶつけ合う。終盤、ベテランのPCOは場外へのムーンサルトアタックを繰り出し、場内を沸かす。だが、最後はフィンレーがDKCをパワーボムで仕留めた。
セミファイナル(第7試合)はスペシャルタッグマッチとして、Xディヴィジョン王者のリオ・ラッシュと元・Xディヴィジョン王者トレイ・ミゲル(IMPACT)のタッグと、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムとマイク・ベイリーのコンビが対決。ジュニアの猛者たちによる一戦は、序盤からスピーディー&スリリングな攻防に。試合が佳境に入るとヒロムがミゲルを肩に担ぎ、ベイリーがアルティマウエポンを投下する連携攻撃を炸裂。しかし3カウント寸前でラッシュがカット。そこから試合はさらに加速し、ヒロムはラッシュにとどめのTIME BOMBを狙う。だが、ラッシュは切り抜けると、ローブローから丸め込み3カウントを強奪した。試合後、ラッシュはIWGPジュニアヘビー挑戦をアピールした。
メインイベント(第8試合)ではIMPACT世界ヘビー級王者アレックス・シェリーに棚橋弘至が挑戦。試合巧者の両雄は、相手の先を読むようなテクニカルな攻防を展開。棚橋は得意の膝殺しで機動力を奪いに出る。しかし、シェリーも腕攻めを軸に徹底抗戦。終盤、棚橋はハイフライフローを狙いコーナー上へ。だが、シェリーは棚橋を捕らえ雪崩式のオートマティック・ミッドナイトを炸裂すると、最後はシェルショックで3カウントを奪取。逸材から大きな勝利をつかみ、王座を死守した。
そのほか、第0-1試合ではジョー・ヘンドリー&上村優也&ヒース組と田口隆祐&ロッキー・ロメロ&マスター・ワト組が対戦。海外修業中の上村は成長を見せるように、田口からダイビングクロスボディで3カウントを奪取した。
また第0-2試合は、金丸義信がIMPACTデジダルメディア王者ケニー・キングのベルトに挑戦。金丸は巧みな試合運びで勝機を探るも、最後はキングのロイヤルフラッシュの前に沈んだ。
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