モクスリーがデスペラードとの死闘に激勝!
キングストンがSTRONG王座を涙の戴冠!
毘沙門は前夜の雪辱勝利&IWGPタッグ防衛!
急遽決定のIWGPジュニアタッグ王座戦は
モロニー&コナーズがYOH&ロッキーを下しV1!
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7月5日(水)、『レック Presents NJPW STRONG INDEPENDENCE DAY』後楽園ホール2連戦が二日目を迎えた。
メインイベント(第9試合)では「FINAL DEATH」と題し、エル・デスペラードとジョン・モクスリーがデスマッチアイテムが設置されたリングで一騎打ち。昨日の前哨戦に続き、両者は場内を所狭しと暴れまわり、場内に熱狂を生む。モクスリーの無慈悲な攻めに苦しむも、デスペラードは執念の反撃。放送席で葛西純が見つめる前でパールハーバースプラッシュを繰り出す。終盤には互いに竹串を、相手の頭部に突き刺す壮絶な一幕も。最後はモクスリーが二発目のデスライダーで死闘に終止符を打った。
セミファイナル(第8試合)はSTRONG無差別級王座戦、AEWのエディ・キングストンが王者KENTAに挑戦。KENTAはキングストンの右腕を狙い撃ち。さらにダーティーファイトで追い込んでいく。厳しい戦いとなったキングストンだが、場内の声援を背に徹底抗戦。KENTAのgo 2 sleepを回避すると、最後はバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーからのノーザンライトボムでKENTAを撃破。場内が大歓声に包まれる中、キングストンはSTRONGのベルトを手に涙を浮かべた。
第7試合はIWGPタッグ王者の毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)が、ベルトを懸けてアレックス・コグリン&ゲイブ・キッド組を迎撃。前日のSTRONG無差別級タッグ王座戦では、コグリン&ゲイブが勝利しベルトを強奪。王座戦の第2Rは、一気に2冠を狙うWAR DOGSが入場時の毘沙門を襲撃。その後もラフ殺法で攻め立てる。だが、毘沙門も前日の落とし前とばかりに連携技を駆使して必死に対抗。最後は孤立したゲイブを消灯で沈め、昨夜の借りを返すと共に初防衛に成功した。
第6合はSTRONG女子王者のウィロー・ナイチンゲールが、ジュリアを相手に3度目の防衛戦。体格で優るナイチンゲールは、パワーでジュリアを圧倒。さらにムーンサルトプレスまで繰り出すが、間一髪でよけたジュリアは闘志全開で応戦。ナイチンゲールのBabe With The Powerbombを切り抜けると、雪崩式ダブルアームスープレックスを炸裂する。そして最後は顔面に膝を叩き込んでから、一気にノーザンライトボムを炸裂し逆転勝利。ジュリアが第2代STRONG女子王座に輝いた。
第5試合はNEVER無差別級6人タッグ王者の棚橋弘至&石井智宏が、ザDKCとトリオを結成し、TEAM FILTHY(トム・ローラー&ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソン)と対決。TEAM FILTHYはチーム力で怒涛の攻めを見せる。終盤、アイザックス&ネルソンは棚橋に対しWest Coast Classicを狙う。だが、棚橋は切り抜けると、石井のアシストを受けてアイザックスから首固めで3カウントを奪取した。
第4試合はランス・アーチャー&アレックス・ゼインが、TMDKのバッド・デュード・ティト&藤田晃生組と対戦。TMDKはゼインに集中攻撃。だが、ゼインがピンチを切り抜けると、アーチャーが大暴れ。TMDKも応戦するが、最後は藤田に対し、ゼインのローリングギロチンからアーチャーがラリアットにつないで勝利を収めた。
第3試合はYOH&ロッキー・ロメロ組が、前日にCatch 2/2からIWGPジュニアタッグ王座を奪取したドリラ・モロニー&クラーク・コナーズ組と対峙。ゴング前のYOH&ロッキーの要求により、試合は急遽IWGPジュニアタッグ王座戦として行なわれることに。YOH&ロッキーは巧みな試合運びで切り崩しにかかり、終盤にはスライスロッキー&パワーボムの合体技や、3Kであと一歩のところまで追いこむ。しかし、王者組は意地を見せ、最後はロッキーをFull Clipで撃沈。王座初防衛に成功した。
第2試合は海外の海外インディーのレジェンドであるホミサイドが大岩陵平を引き連れ、Catch 2/2(TJP&アキラ)と激突。Catch 2/2の連携に対し、ホミサイドは老獪なインサイドワークで対抗。大岩もイキのいいファイトで反撃する。しかし、Catch 2/2は終盤に相手チームを分断させると、大岩を2/2で葬った。
オープニングマッチはオスカー・ロイベvsX。当初、ロイベの相手はJRクレイトスだったが、前日の試合で負傷し欠場に。その代替選手として登場したのは、なんと歴戦の猛者・小島聡。ロイベは巨体を利した攻めを見せるが奮闘及ばず、最後は小島のラリアットの前に散った。
また、第0試合では田口隆祐&マスター・ワト&ボルチン・オレッグ組が、プロレスリングFREEDOMSで暴れまわるドラゴン・リブレ&香取貴大&レッカ組と対戦。ワトが通天閣ジャーマンでレッカを仕留めた。
【SANADA選手の“自伝”が連載開始! 】第1回は「興味を持ったキッカケは“nWo” !幼少期からプロレスごっこに没頭!? 故郷・新潟での思い出からプロレスとの出会いまでを語る」