内藤がデスティーノでオカダを撃破し3度目の『G1』制覇!
EVILがSANADAから世界ヘビ-、SHOがタイチからKOPWを強奪!
辻が“UK王者”オスプレイから衝撃のピンフォール勝ち!
タマがNEVER、ヒクレオ&ELPがSTRONGタッグ挑戦をアピール!
後藤を沈めたニコルス&ヘイストはIWGPタッグをロックオン!
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歴代最多32選手が約1カ月にわたり激闘を繰り広げた“真夏の最強戦士決定戦”が、ついにファイナル! 8月14日(日)、東京・両国国技館で『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』最終戦が開催された。
第1試合は矢野通がオスカー・ロイベを引き連れ、清宮海斗(NOAH)&大岩陵平組と対戦。終盤、清宮&大岩は矢野 通をダブルのドロップキックで排除すると、巨漢ロイベにはダブルのブレーンバスターを炸裂。続いて清宮がロイベに変形シャイニングウィザードを叩き込み、3カウントを奪取。『G1』初参戦の清宮が、勝利で有終の美を飾った。
第2試合は永田裕志&本間朋晃&海野翔太&マスター・ワトの本隊カルテットと、STRONG STYLE(鈴木みのる&エル・デスペラード&成田蓮)に若獅子・中島佑斗が加わったチームが対決。互いを強く意識する海野と成田はバチバチの攻防を展開。永田と鈴木も激しいシバき合いを繰り広げる。海野がデスライダーで中島を沈めた試合後も、試合後も両軍は番外戦でやり合った。
第3試合は棚橋弘至&石井智宏&エディ・キングストン&YOH組が、本隊のベテランカルテット(真壁刀義&天山広吉&小島 聡&タイガーマスク)と激突。石井と天山は肉弾戦で闘志をぶつけ合う。終盤、石井はキングストンと共にタイガーにサンドイッチ攻撃を連発。そして、最後はYOHがトラースキックでタイガーを仕留めた。
第4試合は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&田口隆祐&ボルチン・オレッグの本隊&CHAOS混合チームと、TMDKのザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生組の対決。TMDKは田口に集中攻撃。だが、田口がピンチを切り抜けると、前日にNJPW WORLD認定TV王座への挑戦権を獲得したオレッグが大暴れ。ザックを持ち前のパワーで押し込んでいく。終盤、毘沙門(後藤&YOSHI-HASHI)はヘイストに消灯を狙うも、ニコルスがカット。ここからTMDKは形勢逆転に成功すると、最後はニコルス&ヘイストがタンク・バスターで後藤を撃沈。試合後、ニコルス&ヘイストはIWGPタッグ挑戦をアピールした。
第5試合はG・O・D(タマ・トンガ&タンガ・ロア&ヒクレオ&邪道)にエル・ファンタズモが加わった混成チームが、BULLET CLUBのデビッド・フィンレー&KENTA&チェーズ・オーエンズ&アレックス・コグリン&ゲイブ・キッド組と激突。今大会からファンタズモがG.o.Dの正式メンバーに。遺恨深まる両軍は一進一退の攻防を展開。終盤、オーエンズはロアにラ・マヒストラルを仕掛けるが、ロアは首固めで切り返し3カウントを奪取。試合後、タマはNEVER、ヒクレオ&ファンタズモはSTRONG無差別級タッグへの挑戦をアピールした。
第6試合は鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&BUSHIvsウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&HENARE。オスプレイはIWGP USヘビーを、リングアナに“IWGP UKヘビー”とコールさせる。開始から両軍はスリリングな攻防で火花を散らす。目まぐるしく攻守が入れ替わる中、辻はオスプレイのヒドゥンブレードにカウンターのジーンブラスター。そして追撃のジーンブラスターを炸裂し、なんとオスプレイからピンフォールを奪取した。試合後、キングストンがHENAREに、昨夜の襲撃のお返しとばかりに襲いかかった。そして辻はUKのベルトを掲げ、オスプレイに宣戦布告。
セミファイナル(第7試合)はSANADA&タイチ&金丸義信&DOUKIvsEVIL&高橋裕二郎&SHO&ディック東郷、Just 5 GuysとH.O.Tによる8人タッグ。試合は序盤からH.O.Tが無法攻撃を繰り出し大荒れの展開に。J5Gは徹底抗戦するも、最後はSHOがタイチをトーチャーツールで殴りつけてからショックアローで突き刺し3カウントを強奪。試合後、SHOはタイチからKOPW、そしてEVILはSANADAからIWGP世界ヘビーのベルトを奪い取り、ふてぶてしく退場した。
メインイベント(第8試合)では『G1 CLIMAX 33』優勝決定戦として、前人未到の3連覇を目指すオカダ・カズチカと、6年ぶり3度目の優勝を狙う内藤哲也が激突。これまでもさまざまな大舞台でしのぎを削ってきた両雄は、最終決戦にふさわしい真っ向勝負を展開。互いに首攻めを軸に主導権争いを繰り広げる。試合が佳境に入ると内藤はスターダストプレスを発射するが、オカダは間一髪でかわす。さらにオカダは内藤のデスティーノを危険な角度のドライバーで切り返し、場内をどよめかす。だが、内藤は意地を爆発させ、レインメーカー式デスティーノを炸裂。そして最後は渾身のデスティーノで熱闘に終止符を打った。
試合後、第1回『G1』覇者の蝶野正洋から優勝旗を渡された内藤は、マイクを握ると「このリングの主役は俺だ!」と力強く宣言。そして最後は「デ・ハ・ポン!」の大合唱で、33回目の『G1』を締めくくった。
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