内藤が棚橋との接戦に技アリ勝利!
ザックが後藤に執念のギブアップ勝ち!
ヘイストは難敵コブと場外心中!
コグリンは無法ファイトで矢野を粉砕!
Dブロック代表はザックと内藤に!
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8月9日(水)、静岡・アクトシティ浜松で『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』第16戦が行なわれた。今大会では、Dブロックの最終公式戦が実施された。
現在、Dブロックは4勝2敗の内藤哲也、ザック・セイバーJr.、ジェフ・コブが首位タイで並び、そのあとに3勝3敗の棚橋弘至と後藤洋央紀が続く大混戦状態に。この中から決勝トーナメントに勝ち上がる2名が決定する。
第1試合はエディ・キングストンが中島佑斗と異色タッグを結成し、EVIL&SHO組と対決。Cブロック代表として決勝トーナメント進出を決めているEVILは、SHOやセコンドのディック東郷と共に悪の連携で攻め立てる。中島がキングストンのアシストで奮闘を見せるも、最後はSHOのクロスアーム・パイルドライバーの前に沈んだ。
第2試合はNOAHの清宮海斗が大岩陵平との越境タッグで、マイキー・ニコルス&藤田晃生組と対戦。清宮と大岩はニコルスに対しダブルのドロップキックやブレーンバスターを繰り出し、息の合ったところを見せる。しかし、最後はニコルスがデスバレーボムからのスライディングラリアットで大岩を料理した。
第3試合は海野翔太&ヒクレオ&マスター・ワト組が、デビッド・フィンレー&ゲイブ・キッド&外道組と対決。BC WAR DOGSは狡猾なファイトで海野に集中攻撃。だが、海野たちも負けじと巻き返し、最後はワトがベンダバールで外道を屈服させた。しかし試合後、Aブロックの決勝トーナメント進出者であるヒクレオを、ゲイブがイス攻撃でKOした。
第4試合は石井智宏&本間朋晃とグレート-O-カーン&HENARE組が対峙。Cブロック公式戦で激闘を繰り広げた石井とHENAREは、開始からバチバチの肉弾戦を展開。終盤、HENAREに小こけしを食らわせた本間は、続いてこけし落としを狙う。だが、切り抜けたHENAREが一気に攻撃をたたみかけ、最後はStreets of Rageで本間を沈めた。
第5試合は鈴木みのる&エル・デスペラード&成田蓮組が、鷹木信悟&辻陽太&BUSHI組と対戦。Aブロック公式戦で時間切れ引き分けとなった成田と辻は、丁々発止の攻防を繰り広げる。終盤、勝負を託された成田はBUSHIにブリザードスープレックスホールドを炸裂。これをBUSHIは必死に返すも、すかさず成田はコブラツイストでギブアップを奪った。
第6試合のDブロック公式戦は矢野通(2勝4敗)とアレックス・コグリン(2勝4敗)の初シングル。矢野の入場時、ゲイブ・キッドが襲撃し、BC WAR DOGSは二人がかりで攻め込む。するとブチ切れモードの矢野は怒りの反撃。ゲイブをテーブルへの鬼殺しで鎮圧すると、ハサミを手にコグリンに襲いかかる。しかし、コグリンはスキをついてベルトで殴りつけると、一気にジャックハマーで3カウントを強奪した。
第7試合はDブロック公式戦として、ジェフ・コブ(4勝2敗)とシェイン・ヘイスト(2勝4敗)がシングル初対決。勝利すれば決勝トーナメント進出が決定するコブに対し、ヘイストは躍動感あふれるファイトで切り崩しにかかる。コブがパワーで攻め立てるが、ヘイストは場外戦でコブの足を引っ張り、なんと結果は両者リングアウトに。ヘイストが決勝トーナメント進出の可能性を残すザックを援護射撃した。
セミ(第8試合)はDブロック公式戦、後藤洋央紀(3勝3敗)とNJPW WORLD認定TV王座のザック・セイバーJr.(4勝2敗)が激突。この試合に勝てば決勝トーナメント進出、負ければ脱落が確定するザックは、後藤の腰に集中攻撃。だが、後藤はひるまず意地の反撃を見せる。終盤、後藤はGTWを決めると、とどめのGTRを狙う。だが、回避したザックが、最後は後藤の両手両足を締め上げる複合関節技で執念のギブアップ勝ち。自身初となるブロック突破を決めた。
メイン(第9試合)のDブロック公式戦は、棚橋弘至(3勝3敗)と内藤哲也(4勝2敗)が対決。内藤が勝てば決勝トーナメント進出、そして負ければ脱落という局面で迎えた対決は、棚橋が膝殺し、内藤が首攻めでスリリングなせめぎ合いを見せる。終盤、棚橋は怒涛の攻めで内藤を追い込み、丸め込みであわやの場面を作る。しかし、最後は内藤がトルネードDDTで突き刺すと、そこから首固めで丸め込み3カウントを奪取した。
試合後、内藤は「決勝トーナメント、内藤はどこまで勝ち上がるのか。その答えはもちろん! トランキーロ、あっせんなよ!!」と叫ぶと、「デ・ハポン!」の大合唱で大会を締めくくった。
今大会の結果を受けて、8.10船橋の準々決勝ではDブロック1位の内藤がAブロック2位のヒクレオと対戦。そしてDブロック2位のザックはBブロック1位のオカダと激突することが決定した。
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