EVILが無法殺法で鷹木を奈落の底に突き落とす!
フィンレーが粘るキングストンを撃沈!
タマはHENAREの猛攻を振り切り辛勝!
石井はニコルスとのしばき合いに勝利!
Cブロックの代表はEVILとフィンレーに決定!
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8月8日(火)、神奈川・横浜武道館で『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』第15戦が行なわれた。新日本伝統の“8.8横浜決戦”となる今大会では、Cブロックの最終公式戦が実施された。
現在、Cブロックは4勝2敗のエディ・キングストン、デビッド・フィンレー、EVILが首位タイで並び、そのあとをわずか1点差でタマ・トンガと鷹木信悟が追う混戦状態。この中から決勝トーナメントに勝ち上がる2名は果たして?
第1試合はNOAHの清宮海斗が大岩陵平と越境タッグを結成し、ジェフ・コブ&グレート-O-カーン組と対戦。清宮の躍動に呼応するように、若獅子・大岩も奮闘。二人でオーカーンにダブルのドロップキックを突き刺す場面も。だが、元IWGPタッグ王者組の牙城は高く、最後はオーカーンがエリミネーターで大岩の息の根を止めた。
第2試合はDブロック最終公式戦(8.9浜松)の前哨戦として矢野通とアレックス・コグリンが、それぞれ本間朋晃、ゲイブ・キッドをパートナーに対決。現STRONG無差別級タッグ王者のBC WAR DOGSは、入場時の矢野組を背後から襲撃。コグリンは矢野をテーピングでフェンスに固定し、本間はローンバトルを強いられる。終盤に矢野が戦列復帰するも、WAR DOGSの勢いは止まらず、最後はゲイブがパンチで本間をKOし3カウントを強奪した。
第3試合は海野翔太&ヒクレオ&邪道組が、元NEVER6人タッグ王者の鈴木みのるエル・デスペラード&成田蓮組と対戦。Aブロック公式戦で引き分けとなった海野と成田は、感情あらわに意地をぶつけ合う。そして、Aの代表となった巨漢ヒクレオは大暴れを見せる。最後は成田がコブラツイストで邪道からギブアップ勝ち。試合後、成田と海野は張り手の応酬を繰り広げた。
第4試合はDブロック最終公式戦(8.9浜松)で対峙する後藤洋央紀とザック・セイバーJr.が、それぞれYOH&オスカー・ロイベ、シェイン・ヘイスト&藤田晃生とトリオを結成し前哨戦。両軍共に連携技を繰り出し、せめぎ合いを繰り広げる。最後はヘイストが豪快なダイナミックボムでロイベを粉砕。試合後、YOHと藤田は番外戦を繰り広げ、ザックと後藤も視殺戦で火花を散らした。
第5試合はDブロック最終公式戦(8.9浜松)で雌雄を決する棚橋弘至と内藤哲也が、それぞれ真壁刀義&マスター・ワト、辻陽太&BUSHIと組んで前哨6人タッグ。棚橋と内藤は心理的駆け引きを含め、丁々発止の攻防。終盤、地元出身の真壁が大活躍。しかし、キングコングニーをかわした辻が一気にたたみかけ、最後はジーンブラスターでピンフォール勝ち。試合後に内藤は、場外で棚橋をテキサスクローバーで痛めつけた。
第6試合のCブロック公式戦は石井智宏(1勝5敗)とマイキー・ニコルス(2勝4敗)が激突。ラフ&テクニックを有する実力者二人は、序盤からバチバチのしばき合いを展開。試合が佳境に入ると、ニコルスは変形タンク・バスターからブルーエンジェルスを炸裂。そしてMaster Blasterを狙うも、切り抜けた石井は怒涛の反撃を見せ、最後は垂直落下式ブレーンバスターで熱闘に終止符を打った。
第7試合はCブロック公式戦として、タマ・トンガ(3勝2敗1分け)とHENARE(2勝4敗)が対峙。今年の『NEW JAPAN CUP』2回戦でタマに敗れているHENAREは、力強い攻めでリベンジを狙う。だが、タマも必死に応戦。終盤、HENAREはランペイジからとどめのStreets of Rageを狙うも、タマは何とか切り抜けるとDSDを炸裂。起死回生の一撃で勝利をつかみ、決勝トーナメント進出に望みを残した。
セミ(第8試合)はCブロック公式戦、STRONG無差別級王者のエディ・キングストン(4勝2敗)とNEVER無差別級王者のデビッド・フィンレー(4勝2敗)による初シングル。フィンレーは相手の腰に集中攻撃。苦しい戦いとなったキングストンだが、終盤にはバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーからノーザンライトボムを炸裂。しかし、カバーはフィンレーが足をロープにかけてエスケープ。そして猛反撃を見せると、最後はスピアーからのINTO OBLIVIONで粘るキングストンを撃沈。フィンレーが決勝トーナメント進出を決めた。
メイン(第9試合)のCブロック公式戦は、鷹木信悟(3勝2敗1分け)とEVIL(4勝2敗)が決勝トーナメントの残り1枠を懸けて激突。ゴング前に仕掛けたEVILは、バリカン攻撃を狙う。鷹木はこのピンチを切り抜けると猛反撃。だが、終盤にラスト・オブ・ザ・ドラゴンを炸裂したところで、H.O.Tが乱入し鷹木を蹂躙。すると内藤以外のL・I・Jの面々が救出に登場。しかし混戦模様の中、最後はEVILがローブローからのEVILで鷹木を撃破。この結果、Cブロックの決勝トーナメント進出者のもう一人は、EVILに決定。
試合後、EVILはバリカンで鷹木の頭を刈ろうとするも、L・I・Jが食い止め未遂に。だが、EVILは「これが“ミスターG1”のこの俺と、雑魚レスラーの実力の差だ!」と勝ち誇った。
今大会の結果を受けて、8.10船橋の準々決勝ではCブロック1位のフィンレーがBブロック2位のオスプレイと対戦。そしてCブロック2位のEVILは、Aブロック1位のSANADAと激突することが決定した。
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