KENTAが撃破したオカダが決勝T進出決定!
辻が時間ギリギリで海野に執念の勝利!
オスプレイがロアに痛恨のリングアウト負け!
ヒクレオが清宮を葬り2位タイに浮上!
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8月1日(火)、香川・高松市総合体育館・第1競技場で『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』第11戦が行なわれた。今大会ではAブロックとBブロックの各公式戦(全7公式戦の6戦目)が実施された。
現在、Aブロックは5勝0敗のSANADAが他を引き離し首位を独走。そのあとを清宮と海野が2位タイ(2勝1敗1分)で追う展開に。Bブロックは4勝1敗のオカダ・カズチカとウィル・オスプレイが首位タイで並び、そのあとをタイチが3位でつけている。
第1試合はAブロック公式戦、ヒクレオ(2勝3敗)と清宮海斗(2勝1敗1分)の初シングル。清宮は得意の膝殺しでヒクレオを痛めつけ、終盤には巨体をタイガースープレックスで投げてみせる。だが終盤、清宮のフランケンシュタイナーを切り抜けたヒクレオは、パワートリップからのゴッドセンドで3カウントを奪取。開幕3連敗から3連勝を飾った。
第2試合はBブロック公式戦、IWGPタッグ王者のYOSHI-HASHI(2勝3敗)とグレート-O-カーン(1勝4敗)の初シングル。オーカーンはグラウンドでいたぶるも、YOSHI-HASHIはひるまず応戦。終盤、大技の攻防に突入するとYOSHI-HASHIはカルマを狙うが、オーカーンはディフェンス。そして最後は突進してきたYOSHI-HASHIにポップアップ式のエリミネーターを決め、2勝目をゲットした。
第3試合のAブロック公式戦は、成田蓮(0勝3敗2分け)とチェーズ・オーエンズ(2勝3敗)による初シングル。オーエンズは成田を「Still Young Lion!」と挑発しながら、老獪なテクニックでダメージを蓄積させる。しかし成田も意地を見せ、最後はオーエンズのジュエルヘイストを切り抜けると、コブラツイストでギブアップを奪取。待望の公式戦初勝利をつかんだ。
第4試合のBブロック公式戦は、KOPW 2023保持者タイチ(3勝2敗)とエル・ファンタズモ(2勝3敗)の初シングル。ファンタズモの機動力に対し、タイチは厳しい攻撃で対抗。終盤、タイチは天翔十字鳳を繰り出すが、切り抜けたファンタズモはサドンデスを炸裂。すかさず掟破りのタイチ式外道クラッチを決め、3カウントを奪取した。
第5試合のAブロック公式戦はIWGP世界ヘビー級王者SANADA(5勝0敗)とゲイブ・キッド(2勝2敗1分け)の初シングル。ゲイブはゴング前に奇襲攻撃を仕掛け、場外戦で蹂躙。するとSANADAもラフファイトで応戦する。試合が佳境に入るとゲイブは相手のお株を奪うラウンディング・ボディプレスを繰り出すも、SANADAは回避。そして最後はシャイニングウィザードからのデッドフォールでゲイブを沈め、公式戦無敗を守った。
第6試合はBブロック公式戦として、タンガ・ロア(2勝3敗)とIWGP USヘビー級王者ウィル・オスプレイ(4勝1敗)が初シングル。オスプレイはロアのパワーに対し、多彩な攻めで徹底抗戦。しかし終盤の場外戦で、ロアは観客席のオスプレイ目掛けてスピアーを炸裂。オスプレイが何とかリングに生還しようとすると、さらにロアは追撃のスピアーを食らわせ、リングアウト勝ちを手にした。
セミ(第7試合)はAブロック公式戦、海野翔太(2勝1敗2分)と辻陽太(1勝3敗1分け)の令和闘魂三銃士対決。両者は開始から意地とプライドを真っ向からぶつけ合う。終盤、海野が変形デスライダーで辻を突き刺したところで、残り時間1分のアナウンス。すかさず海野はとどめのデスライダーを狙うも、切り抜けた辻はポップアップからのジーンブラスターを叩き込み、激闘に終止符を打った。
メイン(第8試合)はBブロック公式戦として、『G1』三連覇を狙うオカダ・カズチカ(4勝1敗)が、KENTA(2勝3敗)と対戦。KENTAは心理的揺さぶりをかけながら、的確な攻撃でオカダの牙城に迫る。そして終盤には竹刀やベルトで襲いかかるも、切り抜けたオカダが最後は開脚式ツームストンパイルドライバーからのレインメーカーで激勝。
試合後、オカダは「とりあえず、さぬきうどんでも食べてパワーつけて、3連覇へと向かっていきたいと思います!!」と堂々とアピールした。
この結果、Aブロックはすでに決勝トーナメント進出を決めているSANADAが、単独首位をキープ。2位には海野と清宮のほか、ヒクレオが浮上。Bブロックは決勝トーナメントへのチケットをつかんだオカダが再び単独首位に。そしてオスプレイは2位に一歩後退。
Aブロックの最終公式戦は8.5大阪、そしてBブロックは8.6大阪で行なわれる。