オスプレイがオカダをついにストップ!
SANADAは成田を沈め全勝をキープ!
ヒクレオは豪快ファイトで辻を撃沈!
怒り爆発の清宮はゲイブと両リン決着に…
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7月27日(木)、東京・大田区総合体育館で『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』第9戦が行なわれた。今大会ではAブロックとBブロックの各公式戦(全7公式戦の5戦目)が実施された。
現在、Aブロックは4勝0敗のSANADAが首位を独走。そのあとを2位の清宮海斗(2勝1敗1分)が追いかける展開に。Bブロックも4勝0敗のオカダ・カズチカが1位で独走状態。それをウィル・オスプレイ(3勝1敗)が2位でピタリとマークしている。
第1試合はAブロック公式戦、海野翔太(1勝1敗2分け)とチェーズ・オーエンズ(2勝2敗)の初シングル。老獪なオーエンズは的確な攻撃でダメージを蓄積させる。しかし海野はひるまず、最後はパッケージドライバーを切り抜けると、一気にデスライダーで突き刺して2勝目をゲットした。
第2試合はBブロック公式戦、IWGPタッグ王者のYOSHI-HASHI(2勝2敗)とKOPW 2023保持者のタイチ(2勝2敗)が激突。両者は序盤から激しい打撃の応酬を繰り広げる。試合が佳境に入るとYOSHI-HASHIは頂狩を狙うが、タイチはブラックメフィストで切り返す。そして最後は天翔十字鳳から追撃のブラックメフィストでYOSHI-HASHIを撃沈した。
第3試合のAブロック公式戦は、清宮海斗(2勝1敗1分)とゲイブ・キッド(2勝2敗)による初シングル。ゲイブは入場時の清宮に襲いかかると、その後も荒々しく攻め立てる。清宮は正攻法で迎え撃つも、執拗なゲイブのラフファイトに怒り爆発。場外で激しくやり合い、結果は両者リングアウトに。試合後も二人は大乱闘を繰り広げた。
第4試合のBブロック公式戦は、タンガ・ロア(1勝3敗)vsグレート-O-カーン(1勝3敗)。オーカーンは膝攻めでロアを徹底的に苦しめる。大ピンチに陥ったロアだが、パワーファイトで応戦。最後は突進してきたオーカーンを肩に担ぎ上げると、エイプシットを炸裂し勝利を収めた。
第5試合のAブロック公式戦はヒクレオ(1勝3敗)と辻陽太(1勝2敗1分け)の初シングル。巨漢ヒクレオを相手に辻は多彩な攻めで攻略に挑み、ブレーンバスターボムで叩きつけて場内のどよめきを誘う場面も。しかし、勝負を懸けたジーンブラスターを、ヒクレオは蹴りで迎撃。そして最後はパワートリップからのゴッドセンドで辻を葬った。
第6試合はBブロック公式戦として、エル・ファンタズモ(1勝3敗)とKENTA(2勝2敗)が初シングル。狡猾なKENTAはゴング前に仕掛けると場外戦でファンタズモを蹂躙し、流血に追い込む。そしてKENTAはファンタズモをリングに上げ、ようやく試合開始のゴングが鳴ると、とどめのgo 2 sleepを狙う。だが、ファンタズモは起死回生の首固めで切り返し、逆転勝利をつかんだ。
セミ(第7試合)はAブロック公式戦、IWGP世界ヘビー級王者SANADA(4勝0敗)と成田蓮(0勝2敗2分け)が対決。いまだ公式戦未勝利の成田だが、SANADAには昨年のNJPW WORLD認定TV王座決定トーナメントで勝利。その再現とばかりに成田は膝攻めを軸に猛攻。だが、SANADAは真っ向から応戦し、最後はフロントスープレックスをデッドフォールで切り返して激勝。昨年の雪辱を果たすと共に全勝を守り抜いた。
メイン(第8試合)のBブロック公式戦は、昨年の『G1 CLIMAX』優勝決定戦と同一カードとなるオカダ・カズチカ(4勝0敗)とIWGP USヘビー級王者ウィル・オスプレイ(3勝1敗)による注目の一戦。これまでさまざまな大舞台でしのぎを削ってきた両雄は、序盤から緊張感あふれる攻防。オカダの首攻めに苦しんだオスプレイだったが、レインメーカーをレインメーカー式のヒドゥンブレードで切り返すと、最後はストームブレイカーを炸裂。ついにオカダの快進撃をストップしてみせた。
試合後、オスプレイは「みんなに必要なのは三銃士ではない。一人の“アサシン”だ!」とアピールし、優勝を宣言した。
この結果、AブロックはSANADAが変わらず単独首位をキープ。そのあとを清宮と、浮上してきた海野が2位タイで追う展開に。Bブロックはオカダとオスプレイが首位タイで並び、タイチが3位で追走。両ブロックの6戦目は8.1高松で行なわれる。
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