SANADAが残り2秒で清宮との接戦に激勝!
オカダはCHAOS盟友対決に勝利!
海野と辻は念願の公式戦初勝利!
EMPIRE同門対決はオスプレイに軍配!
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7月25日(火)、東京・後楽園ホールで『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』第7戦が行なわれた。今大会は後楽園ホール2連戦の初日となり、AブロックとBブロックの各公式戦(全7公式戦の4戦目)が実施された。
現在、AブロックはSANADA(3勝0敗)が単独首位、そのあとを2位で清宮海斗(2勝0敗1分け)が追走。Bブロックは単独首位のオカダ・カズチカ(3勝0敗)を、2位タイ(2勝1敗)でYOSHI-HASHI、タイチ、ウィル・オスプレイが追う展開に。
第1試合はBブロック公式戦、IWGP USヘビー級王者ウィル・オスプレイ(2勝1敗)とグレート-O-カーン(1勝2敗)によるUNITED EMPIRE対決。互いを認め合う両者は緊張感あふれる攻防。オーカーンはラフファイトも交えながら、オスプレイを切り崩しにかかる。だが、耐え抜いたオスプレイが、最後はリープ・オブ・フェイトで同門対決を制した。
第2試合はAブロック公式戦、海野翔太(0勝1敗2分)とゲイブ・キッド(2勝1敗)の初シングル。ゲイブは入場時の海野に襲いかかると、その後も荒々しい攻めで追い込んでいく。厳しい戦いとなった海野だが、レッグトラップ・パイルドライバーを切り抜けると、変形デスライダーからの正調デスライダーで逆転勝ち。念願の1勝目をあげた。
第3試合のBブロック公式戦は、KOPW 2023保持者タイチ(2勝1敗)とKENTA(1勝2敗)による初シングル。KENTAはゴング前にタイチをDEFYのベルトで殴りつけ、速攻勝負を狙う。切り抜けたタイチはタイチ式外道クラッチを仕掛けるが、レフェリーが巻き込まれ幻の3カウントに。そしてKENTAはタイチのキックをベルトでディフェンスすると、ローブローからの丸め込みで3カウントを強奪した。
第4試合のAブロック公式戦は、辻陽太(0勝2敗1分)vs チェーズ・オーエンズ(2勝1敗)。辻は力強い攻めを見せるが、老獪なオーエンズはペースを握らせない。辻はCトリガーに苦しむも、最後は豪快なジーンブラスターでオーエンズを粉砕。ようやく初日を出した。
第5試合のBブロック公式戦はタンガ・ロア(1勝2敗)とエル・ファンタズモ(0勝3敗)の初シングル。開幕3連敗と苦しい状況のファンタズモは、機動力で勝機を探るが、ロアのパワーの前に大苦戦。だが、最後はエイプシットを回転十字架固めで切り返し、うれしい1勝目をゲットした。
第6試合はAブロック公式戦として、成田蓮(0勝1敗2分)vsヒクレオ(0勝3敗)が初シングル。成田は蹴りと関節技で攻略を狙うが、ヒクレオの巨体を前に攻めあぐねてしまう。それでも終盤に断頭台を炸裂すると、追撃の一発を狙いコーナー最上段へ。しかし、回避したヒクレオは一気にゴッドセンドで叩きつけ、公式戦初勝利を収めた。
セミ(第7試合)はBブロック公式戦、前人未到の三連覇を目指すオカダ・カズチカ(3勝0敗)とIWGPタッグ王者YOSHI-HASHI(2勝1敗)のCHAOS同門対決。強い絆で結ばれた両雄は、序盤から白熱の攻防を展開。試合が佳境に入るとYOSHI-HASHIは頂狩を狙うが、オカダは変形エメラルド・フロウジョンで切り返す。そして最後は伝家の宝刀レインメーカーで盟友を沈めた。
メイン(第8試合)はAブロック公式戦として、IWGP世界ヘビー級王者SANADA(3勝0敗)が清宮海斗(2勝0敗1分け)と激突。開幕前からSANADAを強く意識していた清宮は、徹底した膝攻めで追い詰めていく。さらにタイガースープレックス、変形タイガードライバーを炸裂するが、SANADAは王者の意地を発揮。残り時間2秒で鋭いシャイニングウィザードを突き刺し、清宮を葬った。
試合後、SANADAは「シャンプーのCM出て、俺は『G1』全勝。このまま優勝、狙いたいと思います」と堂々と宣言した。
この結果、AブロックはSANADA、Bブロックはオカダが単独首位をキープ。両ブロックの5戦目は7.27大田区で行なわれる。
『真夜中のレッスル&キングダム』今回は「辻陽太選手(後編)!海外遠征“トンデモ裏話”が満載!深夜のエジプトで巨大〇〇〇に襲われる!? AEW社長にも噛みつき三昧!」