SANADAが辻の猛攻をしのぎ単独首位に!
タイチに追い込まれたオカダは辛勝!
海野と清宮は灼熱のフルタイムドロー!
ゲイブは元同門の成田に無法勝利!
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7月21日(金)、新潟・アオーレ長岡で『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』第5戦が行なわれた。今大会ではAブロックとBブロックの各公式戦(全7公式戦の3戦目)が実施された。
第1試合はBブロック公式戦、IWGPタッグ王者のYOSHI-HASHI(1勝1敗)とタンガ・ロア(1勝1敗)が対決。YOSHI-HASHIは短期決戦を狙って仕掛けるも、切り抜けたロアはパワーファイトで猛攻。終盤、ロアは必殺のエイプシットを狙うが、YOSHI-HASHIは頂狩で切り返し、鮮やかなピンフォール勝ちをゲットした。
第2試合はAブロック公式戦、成田蓮(0勝0敗2分け)とゲイブ・キッド(1勝1敗)による初シングル。かつてLA DOJOで切磋琢磨したゲイブに、成田は闘志あふれる攻撃。終盤、成田はコブラツイストで捕らえるが、ゲイブはレフェリーのブラインドをついて急所蹴り。そして成田をレッグトラップ・パイルドライバーで突き刺し、勝利を強奪した。
第3試合のBブロック公式戦は、エル・ファンタズモ(0勝2敗)とグレート-O-カーン(0勝2敗)の初シングル。ファンタズモは変幻自在の動きでファンタズモを切り崩しにかかる。乳首を巡る攻防で場内が沸く一幕も。終盤、オーカーンは場外でファンタズモをTTDで突き刺し大ダメージを与えると、最後はエリミネーター式バックブリーカーからの大空スバル式羊殺し・ルーナでギブアップを奪った。
第4試合のAブロック公式戦は、ヒクレオ(0勝2敗)とチェーズ・オーエンズ(1勝1敗)の初シングル。オーエンズは老獪なテクニックで巨漢ヒクレオにダメージを蓄積させる。ヒクレオも体格を利したファイトで反撃するが、オーエンズは終盤に膝のプロテクターでヒクレオを殴打。そして最後はCトリガーで3カウントを強奪した。
第5試合のBブロック公式戦はIWGP USヘビー級王者ウィル・オスプレイ(1勝1敗)とKENTA(1勝1敗)が激突。KENTAは鋭い打撃とラフファイトで攻め込むが、オスプレイも機動力を駆使して徹底抗戦。終盤、KENTAは竹刀やベルトを用いてなりふり構わぬ攻撃を仕掛けるも、切り抜けたオスプレイがヒドゥンブレードからのストームブレイカーで勝利を飾った。
第6試合はAブロック公式戦として、海野翔太(0勝1敗1分け)とNOAHの清宮海斗(2勝0敗)が対決。両者は開始からスピード感あふれる攻防を展開。さらに清宮が武藤敬司直伝の変形シャイニングウィザードを炸裂すれば、海野は蝶野正洋直伝のSTFで対抗。試合が佳境に入ると、清宮は執拗な膝攻めを敢行。そして変形シャイニングウィザードを狙うが、海野は起死回生の変形デスライダーを炸裂。だが、カバーを清宮がカウント2ではね返したところで試合終了のゴングが鳴り、結果は引き分けに。
セミ(第7試合)はBブロック公式戦、3連覇を狙うオカダ・カズチカ(2勝0敗)がKOPW保持者のタイチ(2勝0敗)と対決。タイチに顔面を蹴り抜かれたオカダは、鬼気迫る攻撃で猛反撃。しかし、タイチはひるまず応戦。終盤には怒涛のたたみかけを見せ、タイチ式外道クラッチで3カウント寸前まで追い込む。だが、最後はオカダがタイチ式ラストライドをエビ固めで切り返し、接戦を制した。
メイン(第8試合)はAブロック公式戦として、IWGP世界ヘビー級王者SANADA(2勝0敗)が辻陽太(0勝1敗1分け)と激突。6.4大阪城でSANADAに敗北したリベンジを狙う辻は、今回も怪物ぶりを発揮。相手のお株を奪うSkull Endからラウンディング・ボディプレスを炸裂する。厳しい戦いとなったSANADAだが、スピアーをカウンターのTKOで切り返すと、ラウンディング・ボディプレスをお見舞い。これを辻が跳ね返すと、最後はデッドフォールで突き刺し、故郷に錦を飾った。
これで開幕3連勝でBブロックの単独首位となったSANADAは、試合後に「ここ新潟でいつか、IWGP世界ヘビー級のタイトルマッチを行なうのを夢、いや、目標にしてます!」とアピール。そして“ギフト”で大会を締めくくった。
『真夜中のレッスル&キングダム』今回は「辻陽太選手(後編)!海外遠征“トンデモ裏話”が満載!深夜のエジプトで巨大〇〇〇に襲われる!? AEW社長にも噛みつき三昧!」