オカダがELPをねじ伏せ開幕2連勝!
SANADAは大奮闘の海野を撃破!
成田と辻の三銃士対決は痛み分け!
狂乱のゲイブが巨漢ヒクレオを撃沈!
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
7月18日(火)、山形・山形市総合スポーツセンターで『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』第3戦が行なわれた。今大会ではAブロックとBブロックの各公式戦(全7公式戦の2戦目)が実施された。
第1試合はAブロック公式戦、NOAHの清宮海斗(1勝0敗)とチェーズ・オーエンズ(1勝0敗)が対決。オーエンズは老獪な攻めで、清宮に主導権を握らせない。しかし終盤、清宮はパッケージドライバーをフランケンシュタイナーで切り返すと、そこから波状攻撃。最後は変形シャイニングウィザードで開幕2連勝を飾った。
第2試合はBブロック公式戦、グレート-O-カーン(0勝1敗)とKENTA(0勝1敗)による一戦。KENTAのラフファイトに対し、オーカーンも荒々しい攻めで応戦。終盤、KENTAのダーティーファイトを切り抜けたオーカーンはエリミネーターの体勢に入る。しかしKENTAはフランケンシュタイナーのように切り返すと、ロープをつかみながら押さえ込み、まんまと3カウントを奪取した。
第3試合のAブロック公式戦は、ヒクレオ(0勝1敗)vsゲイブ・キッド(0勝1敗)。ゲイブは入場時のヒクレオに背後から襲いかかり、場外戦で痛めつける。しかし、ヒクレオは巨体を利した攻めで逆襲。終盤、ヒクレオはゴッドセンドを狙うも、ゲイブは急所蹴りでひるませると、一気にレッグトラップ・パイルドライバーで巨体を突き刺し、勝利を強奪した。
第4試合のBブロック公式戦は、KOPW 2023保持者タイチ(1勝0敗)とタンガ・ロア(1勝0敗)の初シングル。タイチは足攻めで切り崩しにかかるが、ロアも徹底抗戦。終盤、タイチのアックスボンバーに対し、ロアはカウンターのスピアー。そしてエイプシットを狙うが、切り抜けたタイチはオコーナーブリッジの体勢からタイチ式外道クラッチにつなぎ、技アリのピンフォール勝ち。
第5試合のAブロック公式戦は成田蓮(0勝0敗1分け)と辻陽太(0勝1敗)による“令和闘魂三銃士”対決。辻は挑発を織り交ぜながら力強い攻めを繰り出すが、成田も先輩の意地を見せるように反撃。試合が佳境に入ると、攻防はさらに加速。最後は辻の雪崩式スパニッシュ・フライを回避した成田が、コーナー最上段からの攻撃を狙ったところで試合終了のゴング。結果は時間切れ引き分けに。
第6試合はBブロック公式戦として、IWGPタッグ王者のYOSHI-HASHI(1勝0敗)と、IWGP USヘビー級王者のウィル・オスプレイ(0勝1敗)が激突。オスプレイの機動力に負けじと、YOSHI-HASHIは闘志あふれるファイトで猛攻。だが、カルマを回避したオスプレイが、最後はコーナー最上段からのリープ・オブ・フェイト(コークスクリューのセントーン)で勝利を飾った。
セミ(第7試合)はAブロック公式戦、IWGP世界ヘビー級王者SANADA(1勝0敗)と海野翔太(0勝0敗1分け)がシングル初対決。海野は世界王者相手に一歩もひるまず、躍動感あふれる攻撃を繰り出す。終盤にはイグニッション、変形デスライダーで追い込むも、とどめのデスライダーはSANADAが回避。最後はSANADAがシャイニングウィザードからのデッドフォールで、粘る海野を撃沈した。
メイン(第8試合)はBブロック公式戦として、史上初の3連覇を狙うオカダ・カズチカ(1勝0敗)と、エル・ファンタズモ(0勝1敗)による初シングル。ファンタズモは身体能力を活かした技、さらに乳首攻撃など“らしさ”全開で立ち向かう。終盤にはCRⅡも炸裂するが、オカダは3カウントを許さず。最後は変形エメラルド・フロウジョンからの伝家の宝刀レインメーカーで、ファンタズモを撃破した。
試合後、オカダは「(3連覇は)まだ誰もしたことないらしいよ、じゃあ、誰がする? 俺しかいねえだろ、コノヤロー!」と咆哮すると、「『G1 CLIMAX』覇者として、ここ山形に帰ってきます!」とアピールし大会を締めくくった。
『真夜中のレッスル&キングダム』今回は「辻陽太選手(前編)!ヤングライオン制度は古臭い!? 昔と今のL・I・Jは違う? “令和闘魂三銃士”問題にも改めて言及!!」