怪力コブが内藤を豪快に粉砕!
EVILは因縁のタマに無法勝利!
ザックは棚橋との技術戦を制す!
キングストンが鷹木との熱闘に激勝!
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7月16日(日)、北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーるで『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』第2戦が行なわれた。今大会はきたえーる2連戦の二日目となり、CブロックとDブロックの各公式戦(全7公式戦の1戦目)が実施された。
第1試合はCブロック公式戦、石井智宏とNEVER王者デビッド・フィンレーの対決。今年の『NEW JAPAN CUP』1回戦でフィンレーに敗れている石井は、その雪辱とばかりに力強い攻めを見せる。だが、フィンレーも膝攻めでダメージを蓄積させる。終盤、石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うも、切り抜けたフィンレーは変形のPrima Noctaを炸裂。そしてINTO OBLIVIONにつなぎ、再び石井から勝利を収めた。
第2試合はDブロック公式戦、後藤洋央紀と矢野通のCHAOS同門対決。登別観光大使の矢野は同市のPRキャラの登夢くんと登場。矢野は試合中、後藤をリング下に放り込むと、自身も登夢くんと共にリング下へ。そして登夢くんの頭部を後藤に被せ、リングアウト勝ちを狙う一幕も。YTR殺法に苦戦を強いられた後藤だが、最後はGTRで勝利をゲットした。
第3試合のCブロック公式戦は、初出場のマイキー・ニコルスがアーロン・ヘナーレと対決。『G1』への意気込みを示すように、この試合からヘナーレは“HENARE”にリングネームを変更。試合はゴツゴツした攻防となり、ニコルスは頭部から出血。ヘナーレの怒涛のたたみかけに苦しむも、最後はニコルスが変形ドライバー(技名Master Blaster)を決めて3カウントを奪取した。
第4試合のDブロック公式戦は共に初出場同士のシェイン・ヘイストとアレックス・コグリンよる一戦。コグリンはパワー&ラフで攻め立てるが、ヘイストも負けじと応戦。終盤、コグリンはイスをリングに投げ入れ、さらにベルトを手にするも、レフェリーが制止。そのスキをついて、ヘイストはバックドロップでコグリンをイスの上に叩きつけると、最後はボム・バレー・デスで仕留めた。
第5試合のCブロック公式戦は鷹木信悟と、AEWから殴り込みをかけたSTRONG無差別級王者エディ・キングストンが対決。開始から両者はバチバチの攻防を展開。鷹木の肉弾ファイトにキングストンは一歩も引かない。試合が佳境に入ると、鷹木は掟破りのノーザンライトボム。しかし、カバーを意地で返したキングストンが、最後はバックフィスト・トゥ・ザ・フューチャーの連発からノーザンライトボムで強豪を撃破した。
第6試合はDブロック公式戦として、棚橋弘至とNJPW WORLD認定TV王者ザック・セイバーJr.が激突。これまでも接戦を繰り広げてきた両者は、ハイレベルなテクニック合戦を展開。ザックの膝攻めに、棚橋は腕攻めで徹底抗戦。終盤、腕ひしぎ逆十字を巡る攻防で、ザックはスキをついて棚橋を押さえ込み技アリのピンフォール勝ちを収めた。
セミ(第7試合)はCブロック公式戦、過去の遺恨を引きずるタマ・トンガとEVILが対峙。EVILはゴングを待たずに仕掛けると、その後もダーティーファイトで蹂躙。だが、タマも意地の猛反撃。終盤にはディック東郷をガンスタンで排除し、EVILにもガンスタンを狙う。だが、EVILはレフェリーのスキをついてタマにローブローを叩き込むと、EVILを炸裂し勝利を強奪した。
メイン(第8試合)はDブロック公式戦として、内藤哲也とジェフ・コブが激突。内藤のインサイドワークをはねのけるように、コブは持ち前の怪力で猛攻。さらに相手のお株を奪うコーナーミサイルまで繰り出す。終盤、内藤はコリエンド式デスティーノから正調のデスティーノを狙うも、コブはツアー・オブ・ジ・アイランドで切り返す。それでも内藤は必死に反撃するが、コブはヘッドバットで動きを止めると、最後はツアー・オブ・ジ・アイランドで豪快勝利。
試合後、コブは内藤式のマイクアピールを披露し、“デ・ハポン締め”ならぬ「エン・パイ・ア!」で大会を締めくくった。