SANADAがヒクレオの猛攻に苦しむも激勝!
タイチがオスプレイに執念の勝利!
因縁の対決は清宮が辻を撃沈!
海野と成田の新世代対決はフルタイムドロー!
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いよいよ“真夏の最強戦士決定戦”が幕開け! 7月15日(土)、北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーるで『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 33』開幕戦が行なわれた。今大会はきたえーる2連戦の初日大会となり、AブロックとBブロックの各公式戦(全7公式戦の1戦目)が実施された。
第1試合はBブロック公式戦、YOSHI-HASHIとエル・ファンタズモが激突。ユニット無所属で出場したファンタズモは、クリーンファイトでYOSHI-HASHIを攻め立て、ノーザンライトスープレックスやスワンダイブのサンダーキス’86など新たな引き出しを開ける。だが、CRⅡを回避したYOSHI-HASHIが、最後はカチ上げ式ラリアットからの新技“頂狩”で3カウントを奪取した。
第2試合はAブロック公式戦、チェーズ・オーエンズと初出場のゲイブ・キッドによるBULLET CLUB同門対決。先シリーズ、STRONG無差別級タッグ王座初戴冠を果たしたゲイブは、入場時のオーエンズに襲いかかると、その後も怒涛のラフファイト。しかし、オーエンズは勝負どころを逃さず、最後はCトリガーからのパッケージドライバーで勝利をゲットした。
第3試合のBブロック公式戦は、1年2カ月ぶりに新日マット復帰を果たすタンガ・ロアとKENTAが対戦。KENTAはロアの負傷箇所である右膝に集中攻撃。さらに終盤にはイス攻撃で追い込んでいく。厳しい戦いとなったロアだが、go 2 sleepを切り抜けるとカウンターのスピアーを炸裂。そして最後はエイプシットでKENTAを突き刺し、復活勝利を飾った。
第4試合のAブロック公式戦は、初出場同士の海野翔太と成田蓮による同期対決。昨年の凱旋帰国以降では初シングルとなる両者は、開始と同時に激しい打撃戦で火花を散らす。その後も互いに一歩も引かず意地をぶつけ合い、終盤に海野はデスライダーの体勢に。だが、成田はコブラツイストで切り返し、さらにジャーマンスープレックスに連携。しかし、海野が反撃に転じたところで試合終了のゴング。新世代対決は時間切れ引き分けとなった。
第5試合のBブロック公式戦は史上初の3連覇を狙うオカダ・カズチカが、グレート-O-カーンと対峙。オーカーンはオカダの右腕に狙いを定め、ダメージを蓄積させる。終盤にはFGOを炸裂し、とどめのエリミネーターを狙う。だが、オカダは回避すると、ここから目まぐるしい技の読み合いに。最後はオカダが渾身のレインメーカーを叩き込み、偉業達成に向けて好発進を切った。
第6試合はAブロック公式戦として、辻陽太とプロレスリング・ノアの清宮海斗の初出場者同士が激突。開幕前から挑発合戦を繰り広げた二人による対決は、辻がゴング前にトペ・スイシーダで急襲。その後も辻は怪物ぶりを発揮し追い込むも、清宮は膝攻めで反撃。終盤、清宮は変形タイガードライバーで辻の動きを止めると、最後は変形シャイニングウィザードで因縁の対決を制した。
セミ(第7試合)はBブロック公式戦、KOPW保持者タイチとIWGP USヘビー級王者ウィル・オスプレイの対決。両者は今年2月4日に同じ札幌で激突。そのときの敗戦のリベンジを狙うタイチだったが、オスプレイが序盤から攻め込み一方的な展開に。しかし、タイチは雪崩式バックドロップで大ダメージを与え、さらにヒドゥンブレード狙いのオスプレイにカウンターの天翔十字鳳をグサリ。そしてブラックメフィストにつなぎ、執念の勝利を収めた。
メイン(第8試合)はAブロック公式戦としてIWGP世界ヘビー級王者SANADAが、初出場のヒクレオと初の一騎打ち。巨漢ヒクレオの豪快な攻撃の前に、SANADAは苦しい戦いを強いられる。終盤、ヒクレオは豪快なラストライドで叩きつけるも、SANADAはカウント3寸前でキックアウト。ならばとヒクレオは必殺のゴッドセンドを狙うが、SANADAはデッドフォールに切り返して激勝。王者として白星スタートに成功した。
試合後、SANADAはタイチと共に勝利の喜びをわかちあうと、最後は「ここ札幌が、なまら好きです!」とアピールし大会を締めくくった。
『真夜中のレッスル&キングダム』「辻陽太選手(前編)!ヤングライオン制度は古臭い!? 昔と今のL・I・Jは違う? “令和闘魂三銃士”問題にも改めて言及!!」