『ALL STAR Jr. U.S.A. トーナメント』は
ベイリーが粘るナイトを撃破し制覇!
大混戦の3WAYタッグラダー戦はDOUKI組が勝利!
デスペラードはMAOと共にGCWタッグ王者に激勝!
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8月19日(現地時間・土)、アメリカ・フィラデルフィアの2300 Arenaで『LEC Presents All Star Jr. Festival U.S.A. 2023』が開催され、
第1試合ではYOHがかつて新日本のジュニア戦線でも活躍したフリーの大物マット・サイダルと組み、BUSHIとDRAGON GATEのシュン・スカイウォーカーの越境タッグと対決。終盤、シュンはYOHにブラックミストを噴射するも、BUSHIに誤爆。最後はYOHがBUSHIからファイブスタークラッチで3カウントを奪取した。試合後、BUSHIはシュンにお返しのミストをお見舞い。
第2試合は『ALL STAR Jr. U.S.A. トーナメント』1回戦として、ケビン・ナイトとクラーク・コナーズが激突。コナーズはラフ&パワーで追い込むも、ナイトは必死に応戦。コナーズのNo Chaserを首固めで切り返したナイトは、さらに丸め込みを連発し逆転勝ちをスコア。試合後、怒りの収まらないコナーズは、ナイトをIWGPジュニアタッグのベルトの上にNo Chaserで突き刺す暴挙を見せた。
第3試合の『ALL STAR Jr. U.S.A. トーナメント』1回戦では、フランシスコ・アキラとマイク・ベイリーが対峙。ベイリーは多彩な蹴り技を軸に攻め込むも、アキラもスピーディーな動きで反撃。試合が佳境に入るとアキラはファイヤーボールを発射するが、切り抜けたベイリーが最後は竜巻旋風脚からのフラミンゴドライバーでファイナル進出を決めた。
第4試合は田口隆祐がIMPACT!のリッチ・スワン、LA DOJOのTHE DKCとトリオ結成し、REAL1&スターボーイ・チャーリー&ジャック・カートウィール組と対決。個性豊かな面々が揃った6人タッグは、それぞれが持ち味を発揮。中でも田口は妖艶な腰クネで場内を魅了。最後はチャーリーに対し、田口が串刺しヒップアタック、DKCがキャノンボール、そしてスワンが450°スプラッシュとたたみかけて勝利を飾った。
第5試合では『くじ引きタッグマッチ』を実施。出場8選手がくじを引き、決まったカードはTJP&チーズバーガー&エース・オースティン&金丸義信vsクリス・ベイ&藤田晃生&ロビー・イーグルス&アレックス・シェリーに。さまざまなマッチアップや連携が実現する中、ヤングライオン卒業の藤田が奮闘。新日本マットひさびさ登場のチーズバーガーも成長の跡を見せるが、最後は藤田が鮮やかなジャーマンスープレックスで勝利をゲットした。
第6試合では5WAYマッチとしてリオ・ラッシュ、ソベラーノJr.(CMLL)、フガス(CMLL)、ドラゴン・キッド(DRAGON GATE)、そしてAEWやMLWなどで活躍するフリーの新鋭・KC・ナヴァ―ロが対戦。5つ巴の戦いは開始から攻守が激しく入れ替わる大混戦に。ラッシュに雪崩式攻撃を狙うフガスに対し、キッドはフランケンシュタイナーを仕掛ける。すると、フガスはその勢いを利用しソベラーノにハリケーン・ラナを敢行し、場内の度肝を抜く。最後はソベラーノが突進してきたナヴァ―ロを、旋回式の変形ツームストンパイルドライバー(技名ソベラーノドライバー)で突き刺し試合を制した。
第7試合ではエル・デスペラードがDDTプロレスリングのMAOと越境タッグを結成し、GCWタッグ王者のニック・ウェイン&ジョーダン・オリバー組と激突。デスペラード&MAOは空中技の共演をはじめ、息の合った連携を次々に見せる。しかし18歳の“超新星”ウェインも躍動。オリバーと共に猛反撃を見せる。だが、最後はデスペラードがオリバーからピンチェ・ロコで勝利。GCWタッグ王者から価値ある勝利を収めた。
セミファイナル(第8試合)では『PAT’S KING OF STEAKS フィリーチーズステーキカップ3WAYタッグラダーマッチ』として、高橋ヒロム&ロッキー・ロメロ組とマスター・ワト&ブレイク・クリスチャン組、そしてDOUKI&ロー・ライダー組が対戦。ラ上空に吊るされた袋(フィリーチーズステーキと引換)をゲットしたチームが勝利となる一戦は、ラダーを用いた攻防でスリリングな一戦に。終盤、DOUKIはラダー上からヒロムに対し、べつのラダーに向けてサンセットフリップ・パワーボムを炸裂。そして袋をゲットし、ライダーと共に勝利をつかんだ。
そしてメインイベント(第9試合)の『ALL STAR Jr. U.S.A. トーナメント』決勝戦では、ナイトとベイリーが激突。1回戦で大ダメージを負ったナイトだが、初のシングルの栄冠を目指し必死の攻撃を見せる。しかし、ベイリーは蹴り技とサブミッションで苦しめる。ナイトも意地を見せ、終盤にアッパールームを炸裂。しかし、Spike DDTを切り抜けたベイリーはアルティマウエポンを炸裂すると、最後はフラミンゴドライバーで粘るナイトを撃破。
試合後、ベイリーにはLECの永守貴樹代表取締役社長から『激落ちくん』1年分が贈呈される。続いてベイリーはヒロムを呼び寄せると、IWGPジュニアヘビーへの挑戦をアピール。そして最後は出場選手がリング上に集結し、“アメリカ版ジュニアの祭典”は大団円で幕を閉じた。
そのほか、第0試合ではゴールディとヴィニー・パシフィコが対戦。パシフィコは試合中にエナジードリンクを補給し奮闘するも、最後はゴールディがスワンダイブのニーストライクで勝利を収めた。
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