SANADAが辻の猛攻を振り切りベルト死守!
オカダ組が海野組を撃破し王座防衛!
あのB・ダニエルソンがオカダに宣戦布告!
ヒロムがワトとのジュニア頂上対決に激勝!
毘沙門が三つ巴の戦いを制しタッグ2冠王に!
ザックがコブとの王座戦第2Rに逆転勝利!
Catch 2/2がIWGPジュニアタッグを奪還!
オスプレイはアーチャーを破りケニー戦へ!
モロニー、ゲイブ、コグリンが衝撃のBC入り!
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6月4日(日)、大阪・大阪城ホールにて『DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL』が開催された。今大会では数々のタイトルマッチを中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合はIWGP USヘビー級王座ナンバーワン・コンテンダートーナメントの決勝戦で、ウィル・オスプレイとランス・アーチャーが激突。体格で優るアーチャーに対し、オスプレイは機動力で対抗。終盤、アーチャーは高角度のチョークスラムを炸裂。だが、オスプレイは意地を見せ、怒涛のヒドゥンブレード3連発でアーチャーを撃沈。前USヘビー級王者のオスプレイが、現王者のケニー・オメガとの奪還戦に臨むことに。試合後、オスプレイは6.25カナダ『Forbidden Door』でのケニー戦実現をアピールした。
第2試合はタイチ&金丸義信&DOUKI&TAKAみちのくvs内藤哲也&鷹木信悟&BUSHI&ティタン。メインに勝利のバトンをつなぐべく、Just 5 GuysとL・I・Jはつばぜり合いを展開。終盤、L・I・Jは孤立したTAKAに波状攻撃。最後は『BEST OF THE SUPER Jr.』準優勝のティタンが、ダイビングフットスタンプからのジャベ・インモルタルでTAKAからギブアップを奪った。
第3試合はIWGPジュニアタッグ王者のJET SETTERS(KUSHIDA&ケビン・ナイト)が、前王者のCatch 2/2(TJP&フランシスコ・アキラ)とリマッチ。終盤、Catch 2/2はナイトに2/2を狙うが、これは不発に。ここからJET SETTERSはたたみかけを見せ、ナイトがアキラにアッパールームを狙う。しかし、TJPが食い止めると、Catch 2/2はザ・リーニングタワーを炸裂。続いて2/2をナイトに突き刺し、ベルト奪還に成功した。
すると試合後にクラーク・コナーズが登場。そして、なんとCatch 2/2のセコンドについてたダン・モロニーが、背後から新王者組を襲撃。コナーズ&モロニーが次期挑戦をアピールした。
第4試合はNJPW WORLD認定TV王座戦として、王者ザック・セイバーJr.がジェフ・コブを迎撃。両者は5.3福岡でも同王座を懸けて対峙し、15分時間切れ引き分けに。第2ラウンドとなった今回も、ザックのテクニックとコブのパワーが激しく交錯。終盤、コブは掟破りのヨーロピアンクラッチでザックに揺さぶりをかけると、アスレチックプレックス、ジャーマンとたたみかける。そしてとどめのツアー・オブ・ジ・アイランドを狙うが、ザックは十字架固めで切り返し、逆転の3カウントを奪取。難敵とのリマッチを制し、10度目の防衛に成功した。
第5試合はIWGPタッグ&STRONG無差別級タッグ王座決定戦3WAYマッチとして、毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)とEVIL&高橋裕二郎組、そしてグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ組が対決。オージー・オープンの両王座返上に伴い急遽決まった三つ巴の戦いは、終盤にH.O.Tが4人がかりで大暴れ。だが、スケボーを手にしたYOHがH.O.Tを一掃。次から次へ戦況が変わる中、毘沙門は裕二郎に新合体技のデンジャラスニーブラを炸裂。そこから消灯につなぎ、毘沙門が2冠王者に。
すると試合後にBULLET CLUBのTシャツを着たアレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッドが乱入し、毘沙門をKO。そしてベルトを手にすると、Too Sweetサインを見せた。
第6試合ではNEVER無差別級王座戦として、エル・ファンタズモが王者デビッド・フィンレーに挑戦。フィンレーらにBULLET CLUBを追われたファンタズモは、怨敵に対し得意の空中技を軸に攻め込む。だが、フィンレーも狡猾な試合運びとラフファイトで応戦。終盤、ファンタズモは乱入を狙うBULLET CLUBの面々を、空中技の連発で排除。だが、フィンレーはテーブルへのパワーボムでファンタズモの動きを止めると、さらに追撃のパワーボムからのINTO OBLIVIONで撃沈。復讐を狙うファンタズモを返り討ちにした。
第7試合ではIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロムに、『BEST OF THE SUPER Jr.30』覇者のマスター・ワトが挑戦。ジュニア頂上対決は、序盤から互いに意地をぶつけ合い白熱の攻防に。試合が佳境に入ると、ワトはヒロムのTIME BOMB IIをTTDで切り返し、さらにレシエンテメンテ、ベンダバール、通天閣ジャーマンと追い込んでいく。だが、ヒロムも執念の反撃を見せ、最後はTIME BOMB IIでジュニアの至宝を死守。自身最多となるV5に成功した。
セミ(第8試合)はNEVER無差別級6人タッグ王者のオカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏組がベルトを懸け、ジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ&海野翔太組を迎撃。ブラックプール・コンバットクラブのモクスリーとカスタニョーリは荒々しいファイトで、場内のどよめきを誘う。力強い援軍を得た海野も、オカダに対し闘志ムキ出しで猛攻を見せる。だが、王者組は終盤に海野に合体DDTを炸裂。それでも海野は奮闘するも、最後はオカダが旋回式エメラルドフロウジョンからのレインメーカーで海野に激勝。
試合後、BCCのブライアン・ダニエルソンがVTRメッセージでオカダに宣戦布告した。
そしてメイン(第9試合)ではIWGP世界ヘビー級王者のSANADAが防衛戦として、前日の会見でL・I・J入りを表明した辻陽太と激突。この試合が凱旋帰国初戦となる辻は、開始早々にスピアー、フォズベリー・フロップを繰り出し、一気に場内の空気をつかむ。その後も辻はパワーファイトとアクロバティックな動きで優勢となるが、SANADAもチャンピオンの意地を発揮し徹底抗戦。終盤、SANADAはラウンディング・ボディプレスからシャイニングウィザードを決めると、最後はデッドフォールで辻をマットに突き刺し撃沈。
激闘を制したSANADAは試合後、“ギフト”を演出すると「日本で一番、ここ大阪がめっちゃ好きやで!」と叫び、大会を締めくくった。
そのほか、第0試合では『CSテレ朝チャンネル Presents ヤングライオン THREE CONSECUTIVE BATTLE』として、オスカー・ロイベが大岩陵平、ボルチン・オレッグ、中島佑斗と連戦を敢行。結果はロイベの1敗2分に。
また、『G1 CLIMAX 33』の出場メンバー32名が発表され、プロレスリング・ノアの清宮海斗の名が告げられると、場内は大きなどよめきに包まれた。
『真夜中のレッスル&キングダム』今回は「TJP選手(後編)!知られざる“プライベート”を直撃!突如、息子が田口監督マニアに!? なんと中日ドラゴンズの大ファン!?」