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ワトがティタンとの死闘を制し悲願の初優勝！
IWGPジュニアヘビー級王者ヒロムに宣戦布告！
海野はモクスリー&カスタニョーリとの
NEVER6人タッグ挑戦をアピール！
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5月28日（日）、東京・大田区総合体育館にて『BEST OF THE SUPER Jr.30』最終戦が開催された。今大会では『BOSJ』優勝決定戦を中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合は真壁刀義がボルチン・オレッグを引き連れ、中島佑斗&オスカー・ロイベの“YOUNG BLOOD”と対戦。YOUNG BLOODは連携攻撃も繰り出し、勝利を狙う。だが、終盤にオレッグがロイベをフロントスープレックスで排除すると、最後は真壁がキングコングニーで中島を葬った。
第2試合は大岩陵平vsクラーク・コナーズ。BULLET CLUB入りを果たし、『BOSJ』でも大暴れを見せたコナーズは、大岩をラフファイトで圧倒。大岩もサイドスープレックスホールドを炸裂し見せ場を作るが、最後はコナーズがNo Chaserで完勝。試合後にはイスで大岩を滅多打ちにした。
第3試合はYOH&リオ・ラッシュvsロビー・イーグルス&藤田晃生。昨年の『SUPER Jr. TAG LEAGUE』優勝チームのYOH&ラッシュに対し、若獅子・藤田は一歩も引かずに奮闘。終盤にはラッシュに対し、オコーナーブリッジであわやの場面を作り出す。だが、YOH&ラッシュはイーグルスを分断すると、最後はラッシュがファイナルアワーで藤田を沈めた。
第4試合は天山広吉&小島聡&永田裕志にIWGPジュニアタッグ王者のJET SETTERS（KUSHIDA&ケビン・ナイト）が加わり、UNITED EMPIRE（グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ&TJP&フランシスコ・アキラ&ダン・モロニー）と激突。IWGPジュニアタッグのリマッチの機運高まるJET SETTERSとCatch 2/2（TJP&アキラ）はスピーディーな攻防を展開。6.4大阪城でのIWGPタッグ王座決定戦への参入をアピールしているオーカーン&ヘナーレも、パワフルな攻めを見せる。最後はヘナーレが天山をStreets of Rageで撃沈。試合後、オーカーン&ヘナーレは次の試合を見届けるべくリングサイドのイスに陣取った。
第5試合は6.4大阪城で、オージー・オープン（カイル・フレッチャー&マーク・デイビス）が返上したIWGPタッグの新王座決定戦に臨む毘沙門（後藤洋央紀&YOSHI-HASHI）とEVIL&高橋裕二郎に、それぞれ矢野通、SHOが加わり前哨戦。試合が佳境に入ると、EVIL&裕二郎はオーカーン&ヘナーレをリングに引きずり込み、毘沙門含め三つ巴の大乱闘を展開。収拾がつかないと見たレフェリーはゴングを要請し、ノーコンテストに。試合後、オーカーンが王座戦をアピールすると、YOSHI-HASHIは迎撃の構えを見せた。
第6試合ではNEVER無差別級6人タッグ王者のオカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏が田口隆祐とカルテット結成し、海野翔太&成田蓮&エル・デスペラード&マイク・ベイリーと対戦。オカダを猛烈に意識する海野は果敢な攻めを見せ、終盤には机を投げつけるラフファイト。成田がコブラツイストで田口を仕留めた試合後、海野はNEVER6人タッグ挑戦をアピール。そのパートナーとしてジョン・モクスリー、そしてクラウディオ・カスタニョーリの名を挙げた。
セミ（第7試合）はJust 5 GuysとL･I･Jによる8人タッグ、SANADA&タイチ&金丸義信&DOUKIvs内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHI。それぞれが持ち味を発揮した一戦は、終盤にL･I･JがDOUKIに波状攻撃。最後は内藤がヒロムとの連携トルネードDDTから、デスティーノにつないでDOUKIから3カウントを奪取した。
そしてメイン（第8試合）の『BOSJ』優勝決定戦は、マスター・ワトvsティタン。ワトはBブロックを2位で通過し、準決勝ではマイク・ベイリーを撃破。対するティタンはAブロックを2位で勝ち抜くと、エル・デスペラードとの準決勝に激勝。
迎えた最終決戦、両者は序盤からスピーディー&スリリングなつばぜり合いを繰り広げる。終盤、ティタンはダイビングフットスタンプ、ワトは通天閣ジャーマンを炸裂するも、どちらも決め手にならず、ならばとティタンはジャベ・インモルタルでギブアップを迫るが、切り抜けたワトは旋風脚を炸裂。そして通天閣ジャーマンからレシエンテメンテⅡにつなぎ、死闘に終止符。
悲願の初優勝を飾り、新日ジュニアの新しい扉を開いたワトは試合後、IWGPジュニアヘビー級王者ヒロムに6.4大阪城での挑戦をアピール。
。そして最後は「もう一つの新しい新日ジュニアの扉を開くのは、俺だ！」と高らかに叫び、ジュニアの祭典を締めくくった。
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