ラッシュが石森との全勝対決を制す!
ワトが難敵・金丸をジャーマン葬!
ヒロムがあの手この手のSHOを成敗!
KUSHIDAが足関でベイリーを破り待望の初日!
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5月16日(火)、秋田・秋田県立武道館にて『BEST OF THE SUPER Jr.30』第4戦が開催された。今大会ではAとB、両ブロックの公式戦(全10試合)が行なわれた。
メイン(第10試合)はAブロック公式戦、リオ・ラッシュ(3勝0敗)vs石森太二(3勝0敗)。ここまで全勝同士の両者は、2021年の9.26ダラスで一度対戦し、ラッシュが勝利。リベンジを狙う石森は、序盤にパワーの差を見せつけると、さらに肩に狙いを定めて痛めつける。厳しい戦いとなったラッシュだが、試合が佳境に入ると石森のサイファーウタキを、変形のカナディアンデストロイヤーで切り返して形勢逆転。そしてラッシュアワーからファイナルアワーにつないで石森を撃破。全勝対決を制し、無傷の4連勝を達成した。
試合後、ラッシュは自身の子どもたちへの愛を語ると、「俺こそが『BEST OF THE SUPER Jr.』覇者にふさわしい、“バッド・チャイルド”ことリオ・ラッシュだ!」と咆哮した。
セミ(第9試合)はBブロック公式戦、マスター・ワト(1勝2敗)vs金丸義信(2勝1敗)。金丸の老獪なインサイドワーク、そして膝攻めにワトは大苦戦。だが終盤、ワトは金丸の4の字固め狙いを蹴りではねのけると、旋風脚を炸裂。そして最後は通天閣ジャーマンで難敵から3カウントを奪取した。
第8試合はAブロック公式戦、高橋ヒロム(1勝2敗)vsSHO(1勝2敗)。2021~22年の『SUPER Jr.』公式戦では、SHOがダーティーファイトでヒロムを撃沈。試合前、SHOはマイクを握るとヒロムの負傷欠場を発表。そしてEVILと引き返そうとしたところで、テーピングにグルグル巻きにされたヒロムが怒りの登場。大荒れの試合は終盤、ヒロムがトーチャーツールでEVILを殴りつけ排除。そして、SHOを掟破りのEVIL、TIME BOMB II、TIME BOMBのフルコースで撃沈。キッチリと悪を成敗した。
第7試合はBブロック公式戦、エル・デスペラード(2勝1敗)vs ケビン・ナイト(1勝2敗)。ナイトは驚異の跳躍力で縦横無尽に攻撃を繰り出す。だが、デスペラードも機動力を奪うべく膝殺しで応戦。終盤、ナイトはパワーボムの体勢で持ち上げるも、切り抜けたデスペラードは一気にピンチェ・ロコを炸裂。伝家の宝刀でナイトを仕留めた。
第6試合はAブロック公式戦、KUSHIDA(0勝3敗)vsマイク・ベイリー(3勝0敗)。開幕3連敗と苦しい状況のKUSHIDAと連勝街道を突き進むベイリーは、打撃と関節技で緊張感漂う攻防を展開。終盤、KUSHIDAはベイリーのキックを切り抜けると、今成ロールで足を捕獲。そしてクロスヒールホールドに連携しギブアップ勝利をスコア。待望の初白星を挙げた。
第5試合はBブロック公式戦、フランシスコ・アキラ(2勝1敗)vsダン・モロニー(2勝1敗)。モロニーがUNITED EMPIRE入りするきっかけとなったのが、今年3月にイギリスでアキラを下した一戦。そのときのリベンジを狙うアキラはスピードで切り崩しにかかるが、モロニーはパワーで応戦。ピンチに陥ったアキラだが、ドリラ・キラーを切り抜けると、モロニーの顔面に鋭いトラースキック。そして最後はファイヤーボールでリベンジに成功した。
第4試合はAブロック公式戦、DOUKI(1勝2敗)vsTJP(1勝2敗)。TJPはゴング前に奇襲攻撃を仕掛け、いきなりマンバスプラッシュを炸裂。だが、DOUKIも花道でサハラウィ・スープレックスを食らわせ徹底抗戦。目まぐるしい攻防の末、最後はTJPがマンバスプラッシュで勝利をゲットした。
第3試合はBブロック公式戦、BUSHI(0勝3敗)vsロビー・イーグルス(2勝1敗)。ここまで公式戦3連敗と不調のBUSHIに対し、イーグルスは足攻めでダメージを蓄積させる。終盤、BUSHIはエプロンDDTで突き刺すも、続くカナディアンデストロイヤーはイーグルスが回避。ならばとBUSHIはブシロールを狙うが、切り抜けたイーグルスは間髪入れずにTriggerを炸裂。この一撃でBUSHIを公式戦4連敗に追い込んだ。
第2試合はAブロック公式戦、田口隆祐(0勝3敗)vs ティタン(2勝1敗)。ベテラン田口は相手のお株を奪うジャベや打撃のコンビネーションを繰り出す。しかし終盤、ティタンはどどんをこらえると、トルネードDDTを炸裂。そしてジャベ・インモルタルで捕獲し、田口を屈服させた。田口は悪夢の4連敗に。
第1試合はAブロック公式戦、YOH(1勝2敗)vsクラーク・コナーズ(2勝1敗)。コナーズの猛攻の前に、YOHは苦戦を強いられる。だが終盤、コナーズの突進を金具むき出しのコーナーに自爆させると、トラースキック一閃。そしてファイブスタークラッチで3カウントを奪取。試合後、コナーズは怒りに任せてYOHを蹂躙した。
これらの結果、Aブロックはラッシュが4勝0敗で単独首位に。そのあとを3勝1敗のティタン、石森、ベイリーが追走。Bブロックはデスペラード、イーグルス、アキラが3勝1敗で首位を並走する展開に。