イリミネーションマッチのラストは
ヒロムがSANADAを排除しL・I・Jに凱歌!
オカダ組の“X”はなんと棚橋に決定!!
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4月30日(日)、熊本・グランメッセ熊本にて『Road to レスリングどんたく 2023』第7戦が開催された。いよいよシリーズも終盤戦突入。今大会では5.3福岡『レスリングどんたく』の前哨戦を中心に激闘が繰り広げられた。
オープニングマッチは後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&YOH&大岩陵平vsEVIL&高橋裕二郎&SHO&ディック東郷。昨日の4.29鹿児島で、毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)はIWGPタッグ王者オージー・オープン(マーク・デイビス&カイル・フレッチャー)に次期挑戦をアピール。するとEVIL&裕二郎も乱入し宣戦布告。IWGPタッグを巡り遺恨が再燃した両チームは、一夜明けての8人タッグで熱い火花を散らす。終盤、H.O.Tは反則コンボで大岩を狙い撃ち。そして最後は裕二郎がピンプジュースで若獅子を葬った。
第2試合はKUSHIDA&ケビン・ナイト&中島佑斗vsグレート-O-カーン&TJP&フランシスコ・アキラ。4.27広島でJET SETTERS(KUSHIDA&ナイト)にIWGPジュニアタッグを奪われたCatch 2/2(TJP&アキラ)は、連携攻撃で一矢報いろうとする。するとJET SETTERSも機動力で徹底抗戦。だが、最後はオーカーンが大空スバル式羊殺しで中島からギブアップを奪った。
第3試合はザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生vsマーク・デイビス&カイル・フレッチャー&ジェフ・コブ&アーロン・ヘナーレ。ザックとコブは5.3福岡のNJPW WORLD認定TV王座戦を見据え、テクニックとパワーの攻防を展開。試合はヘナーレが藤田をアルティマで料理。すると試合後、EVIL&裕二郎がオージー・オープンを襲撃。すかさず毘沙門が登場するも、EVIL&裕二郎はラフファイトで排除すると、「このIWGPタッグのベルトは、オレたち、HOUSE OF TORTUREのモンだ!」(EVIL)と、ふてぶてしく言い放った。
第4試合は5.3福岡でSTRONG無差別級王座戦を懸け雌雄を決する挑戦者ヒクレオと王者KENTAが、それぞれ邪道、石森太二をパートナーに前哨戦。ヒクレオは体格を利したファイトを見せるも、BULLET CLUBは悪のインサイドワークで主導権を渡さない。負けじと邪道は石森にクロスフェイス・オブ・JADOを狙う。だが、すかさず石森はBone Lockで切り返してギブアップ勝ち。
第4試合終了後、次のデビッド・フィンレーと外道も登場し、ヒクレオと外道を蹂躙。するとタマ・トンガとマスター・ワトが駆けつけ、第5試合(タマ&ワトvsフィンレー&外道)が開戦。遺恨渦巻くタマとフィンレーは激しいラフファイトで、憎悪をぶつけ合う。最後はワトが外道をRPPで華麗に沈めた。
第5試合は5.3福岡でNEVER無差別級王座戦を敢行する王者タマ・トンガと挑戦者デビッド・フィンレーが、それぞれマスター・ワト、外道をパートナーに前哨戦。昨日の4.29鹿児島の試合後、フィンレーにシレイリで殴打されたタマは、怒りを真っ向からぶつけていく。
第6試合ではオカダ・カズチカ&石井智宏&矢野通&本間朋晃組と、NEVER6人タッグ王者組のSTRONG STYLE(鈴木みのる&エル・デスペラード&成田蓮)にオスカー・ロイベが加わり対決。5.3福岡でNEVER6人タッグ挑戦が決定しているオカダ&石井(もう一人のパートナー“X”は未定)とSTRONG STYLEは、互いを意識しバチバチの攻防を展開。矢野がロイベから横入り式エビ固めで3カウントを奪取した試合後、オカダはマイクを握ると、Xを棚橋弘至と電撃発表。すると石井が拒絶を示すように退場するも、オカダは「コンビネーションがダメだろうと、俺たち3人が組めば、オマエらなんか余裕なんだよ!」とアピールした。
メインイベント(第7試合)は時間無制限のイリミネーションマッチとして、SANADA&タイチ&金丸義信&DOUKI組と内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHI組が激突。敗れた選手から退場し、最後まで一人でも残ったチームが勝利となる総力戦は、5.3福岡でIWGP世界ヘビー級王座戦を行なう王座SANADAと挑戦者ヒロムのマッチアップを中心に、白熱の攻防に。
まずは昨日の4.29鹿児島のKOPW争奪戦で激闘を繰り広げた鷹木とタイチが、エプロンの攻防から同時に場外落下で失格。続いてBUSHI、DOUKI、内藤、金丸の順で失格となり、ヒロムとSANADAの一騎打ちに。SANADAはスタンディングのドラゴンスリーパーでヒロムの動きを止め、一気にとどめのラウンディング・ボディプレスを狙う。しかし、ヒロムは立ち上がると、コーナー上のSANADAを場外に突き飛ばし、L・I・Jに勝利をもたらした。
試合後、ヒロムはSANADAに対し、「階級が違う俺が、夢とロマンを求めて、そのベルトに挑んでんだよ! ガッツリと、もっと、ちゃんと、俺のこと、受け止めてくださいよ。その上で勝つのは! ジュニアのこの俺だ!」と必勝を誓った。
【予告】5月10日(水)18時頃 ~配信予定! スマホプレミアムPodcast番組「THE対談」に、高橋ヒロム × BUSHIが登場!