「ジュニアの未来は俺たちに任せてください!」
青柳との激闘を制したワトが魂の咆哮!
ヒロム提唱の“ジュニア夢の祭典”は大成功!!
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3月1日(水)、東京・後楽園ホールにて、『レック Presents ジュニア夢の祭典 ~ALL STAR Jr FESTIVAL 2023~』が開催された。昨年8月に高橋ヒロムが提唱したジュニアオールスター戦がついに実現。事前発表なしのサプライズカード2試合も含め、各団体を代表するジュニア選手たちが激闘を繰り広げた(試合順は入場曲で発表)。
第0試合では事前発表なしのスペシャルプレゼントマッチとして、YOH&渡辺壮馬(GLEAT)&須見和馬(DDTプロレスリング)組と阿部史典(フリー)&十文字アキラ&星野良組が激突。6人は躍動し、それぞれ打点の高いドロップキックを繰り出す。終盤、十文字がYOHに強烈なハイキック。そして追撃を狙いダッシュするも、YOHは強烈なカウンターのトラースキックをヒット。そして最後はDIRECT DRIVEで十文字を沈めた。
第1試合はIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムとNOAHのGHCジュニアヘビー級王者AMAKUSA、みちのくプロレスの東北ジュニアヘビー級王者フジタ“Jr”ハヤトが“王者トリオ”を結成。DRAGONGATEのYAMATO、NOAHのHAYATA、そして大日本プロレスの橋本和樹という各団体を代表するジュニア戦士と6人タッグで対戦。戦前、出場ボイコットを宣言していたYAMATOも無事登場し、先発でヒロムと熱のこもった攻防を展開。以降も注目のマッチアップが次々実現し、場内をわかす。最後はフジタが壮絶な蹴り合いを繰り広げた橋本を、渾身のK.I.D.で仕留めた。
第2試合はプロレスリングBASARAの首領・木髙イサミとDDTのMAOが組み、暗黒組織666の創設者・怨霊とSHOのコンビと激突。怨霊が不気味な存在感を見せた試合は終盤、MAOが相手チームの同士打ちを誘う。すると、SHOは怨霊にボディスラムをお見舞い。すかさず怨霊のセコンドであるラム会長が抗議するも、SHOは捕らえてレフェリーに投げつける。リング上が無法状態になると、SHOはトーチャーツールを手にするが、怨霊が阻止。そして、ここから全員でSHOに波状攻撃を見舞う。するとSHOはリングを下り、レフェリーを観客席に投げつける暴挙。すかさずゴングが打ち鳴らされ、SHOの反則負けに。
第3試合は頚椎損傷で入院中の大谷晋二郎(プロレスリングZERO1)にエールを送る、「がんばれ!大谷晋二郎10人タッグマッチ」として、高岩竜一(フリー)&TAKAみちのく(JUST TAP OUT)&田中稔(GLEAT)&金丸義信&葛西純(プロレスリングFREEDOMS)と、MUSASHI(みちのくプロレス)&LEONA(DRADITION)&関札皓太(大日本プロレス)&北村彰基(ZERO1)&チチャリート・翔暉(2AW)が対決。大谷と関わりの深いベテラン組の重厚な攻めに対し、イキのいいMUSASHI組も徹底抗戦。北村は大谷に届けとばかりに、TAKAに顔面ウォッシュをお見舞いする。葛西は関札の頭部に竹串を突き刺し、存在感を発揮。最後は高岩がデスバレーボムで翔暉を下した。
第4試合は佐藤光留(パンクラスMISSION)&田口隆祐&今成夢人(ガンバレ☆プロレス)vsザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)&タイガースマスク(大阪プロレス)&ばってん×ぶらぶら(九州プロレス)という、予測不能すぎる6人タッグ。田口組はお揃いの変態チックなコスチュームで登場。試合は抱腹絶倒の場面が続出し、終盤には今成を先頭にサスケ、タイガース、田口が、それぞれ相手の下半身に顔面を押しつけた状態で数珠繋ぎに。ここでばってんが持ちギャグを連発するが、場内は寒々しい空気に。するとばってんはごまかすように、佐藤にとんこつラーメンエルボーを繰り出す。しかし、佐藤は腕ひしぎ逆十字で捕獲し、あっさりギブアップ勝ちをスコア。
第5試合は3WAYタッグマッチとして、エル・デスペラード&ボラドール・ジュニア(CMLL)、DOUKI&HANAOKA(プロレスリングSECRET BASE)、そして上野勇希(DDTプロレスリング)&エル・リンダマン(GLEAT)が激突。3チームは攻守が激しく入れ替わる攻防を展開。「絶対離すなよ!」を合言葉に、だまし討ちを繰り広げる場面も。終盤、ボラドールが豪快なノータッチ・トペ・コン・ヒーロを炸裂。最後は勝負を託されたデスペラードが、試合中にいい味を出しまくったHANAOKAを、ピンチェ・ロコで下した。
第6試合はマスクマン8人タッグマッチ、ミスティコ(CMLL)&グルクンマスク(琉球ドラゴンプロレスリング)&ビリーケン・キッド(大阪プロレス)&アレハンドロ(NOAH)組と、ドラゴン・キッド(DRAGONGATE)&BUSHI&ブラックめんそーれ(全日本プロレス)&アトランティス・ジュニア(CMLL)組が対峙。色鮮やかなコスチュームのマスクマンたちは、華麗な攻防を展開。ドラゴン組はジャベの四重奏を見せれば、ミスティコ組はエストレージャを完成させる。終盤、空中戦が繰り広げられると、めんそーれがロープにダッシュ。するとミスティコがスワンダイブのプランチャでめんそーれの動きを止め、最後はラ・ミスティカでギブアップ勝ち。試合後、BUSHIがめんそーれにグータッチを要求。めんそーれがハブポーズで応えると、すかさずBUSHIは毒霧を浴びせた。
第7試合は事前発表なしのシングルマッチとして、GLEATのCIMAとDDTプロレスリングの平田一喜が激突。両者は序盤から明るくスリリングな攻防を展開。試合中、平田はサングラスをかけてダンシング。すると、CIMAもサングラスを装着して呼応する。しかし、平田が油断したところで、CIMAは延髄斬り。そして最後はトカレフからメテオラを叩き込んで平田を沈めた。
第8試合は5WAYマッチで、シュンスカイウォーカー(DRAGONGATE)、YO-HEY(NOAH)、石森太二、ニンジャ・マック(NOAH)、ソベラーノ・ジュニア(CMLL)が対決。強豪5選手が同時に戦う一戦は、マックやソベラーノが難易度の高い空中技でインパクトを放つ。石森とシュンは共闘する場面も。YO-HEYはマックにだまし討ちを仕掛け、顔面Gから勝利を狙うが、これはソベラーノがカット。終盤、シュンがYO-HEYに必殺のSSWを炸裂。だが、石森はカバーをカットすると、ダメージの大きいYO-HEYにブラディークロスを食らわせ、まんまと3カウントを奪取した。
そしてメイン(第9試合)ではマスター・ワトと、前・世界ジュニアヘビー級王者の青柳亮生が対決。25歳のワトと22歳の青柳による新世代対決は、序盤から己のプライドを懸け白熱の攻防に。打撃で意地をぶつけ、機動力でつばぜり合いを繰り広げる。終盤、優勢の青柳は必殺のファイヤーバードスプラッシュを繰り出すも、ワトは膝で迎撃。そしてワトはレシエントメンテからRPPを発射するが、負けじと青柳もかわす。そして旋風脚の応酬から、ワトは通天閣ジャーマンスープレックスを炸裂。これは青柳が執念で跳ね返すも、最後はワトがレシエントメンテⅡを炸裂し激勝。
試合後、ワトは青柳と抱擁をかわすと、マイクで「ジュニアの未来は、ここにいる俺たちに任せてください!」と力強くアピール。そして最後は出場選手がリングに集まり、場内が大きな拍手に包まれる中、大会を締めくくった
なお、第4試合終了後には、ロッキー・ロメロがVTRで登場し、アメリカでの『ALL STAR Jr. FESTIVAL 2023』開催を宣言した。
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