SANADAがフィンレーとの激闘を制し悲願の初優勝!
ヒロムは強豪ラッシュの猛攻を振り切り辛勝!
TMDK入りしたイーグルスがヒロムに宣戦布告!
オージー・オープンがYOSHI-HASHIを撃沈!
H.O.Tはデスペラード&成田を蹂躙!
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強豪24選手が出場した春の最強戦士決定トーナメント『NEW JAPAN CUP 2023』もついにファイナル! 3月21日(火・祝)、新潟・アオーレ長岡にて最終戦が開催され、『NJC』決勝を中心に激闘が繰り広げられた。
オープニングマッチは棚橋弘至&中島佑斗組がタイチ&DOUKIと対戦。同郷(岐阜県大垣市)の先輩・棚橋とのタッグに気合充分の中島は、闘志あふれるファイト。終盤に中島がタイチを逆エビ固めで捕らえると、棚橋はDOUKIをテキサスクローバーで捕獲しアシスト。だが、中島の奮闘及ばず、最後はタイチの高角度のバックドロップの前に散った。
第2試合は海野翔太&大岩陵平vsザック・セイバーJr.&藤田晃生。海野は自身が『NJC』2回戦で勝利した、NJPW WORLD認定TV王者のザックとつばぜり合いを繰り広げる。同期の大岩と藤田も意地をぶつけ合う。最後は海野が藤田をデスライダーで撃沈。試合後、海野はTV王座を手にし、ザックに宣戦布告した。
第3試合はタマ・トンガ&石井智宏&本間朋晃の本隊&CHAOS混合トリオが、KENTA&チェーズ・オーエンズ&エル・ファンタズモ組と激突。BULLET CLUBは石井を狙い撃ち。だが、石井が難局を打開すると、タマ組も反撃開始。しかし、最後はファンタズモが本間をサドンデスからのCRⅡで葬った。試合後、
第4試合はNEVER6人タッグ王者のエル・デスペラード&成田蓮が、矢野通&田口隆祐とカルテットを結成し、EVIL&高橋裕二郎&SHO&ディック東郷組と対峙。H.O.Tは入場時のデスペラード組に襲いかかる。乱戦状態の中、田口は裕二郎をオーマイアンドガーアンクルで捕獲。だが、SHOがトーチャーツールで田口を殴りつけると、すかさず裕二郎がBig Juiceにつないで3カウントを強奪。試合後、H.O.Tはデスペラードのマスクを剥ぎ、成田の身体に「HOT」と書きなぐる暴挙。そしてEVILは「(ベルトを)とっとと返せ!」と言い放った。
第5試合は鷹木信悟&内藤哲也vsグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ。UNITED EMPIREは内藤に集中攻撃。内藤がピンチを切り抜けると、3.19群馬で「KOPW 2023」王座への挑戦をブチ上げたヘナーレと、その保持者である鷹木が肉弾戦を展開。終盤、UNITED EMPIREは内藤に大空スバル式羊殺し・フブキからマリンを炸裂。鷹木はカットに入るも、ヘナーレは分断。そしてオーカーンはとどめのエリミネーターを狙うも、内藤が丸め込みで切り返し勝利をゲットした。
第6試合はIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカとIWGPタッグ王者の後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが“王者トリオ”を結成し、マーク・デイビス&カイル・フレッチャー&ジェフ・コブ組と対戦。CHAOSとH.O.Tは一進一退の攻防を展開。終盤、昨年の『WORLD TAG LEAGUE』優勝決定戦で毘沙門に敗れているオージー・オープンは、連携のポップアップ式キックで後藤を排除すると、YOSHI-HASHIをコリオリスで撃沈。試合後にはIWGPタッグ挑戦をアピールした。
セミファイナル(第7試合)はIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが、2度目の防衛戦としてリオ・ラッシュを迎撃。激しい前哨戦を繰り広げてきた両雄は、その集大成とばかりに序盤からスリリングな攻防。ヒロムはラッシュのスピードを止めるべく、鉄柵にデスバレーボムで叩きつける荒技を見せる。だが、ラッシュはひるむことなく立体的な攻撃を繰り出していく。終盤、攻守が激しく入れ替わる中、ラッシュは相棒YOHの必殺技DIRECT DRIVEからファイナルアワーを発射。だが、ヒロムは寸前でかわすと、ここから王者の意地を爆発。最後はヒロムちゃんボンバーからのTIME BOMB IIで大接戦を制した。
試合後に次の挑戦者として、なんとTMDK入りを果たしたロビー・イーグルスが、VTRメッセージでヒロムに宣戦布告した。
メインイベント(第8試合)は『NJC』決勝戦、SANADAvsデビッド・フィンレー。この『NJC』期間中にフィンレーはBULLET CLUB、SANADAはJust 5 Guysに電撃加入。大きく立ち位置を変えた両雄は、優勝の栄冠と4.8両国でのIWGP世界ヘビー挑戦を懸け、丁々発止の攻防を繰り広げる。フィンレーはラフ&テクニックで切り崩しにかかるが、SANADAはひるまず徹底抗戦。終盤にはフィンレーの猛攻に対し何度も気合いの雄叫びを上げ、感情をあらわにする。フィンレーは執拗にトラッシュパンダを狙うも、すべてを切り抜けたSANADAは、シャイニングウィザードを炸裂。そして『NJC』で猛威を振るった変形DDTでフィンレーを突き刺し、執念の3カウントを奪取。悲願の『NJC』初優勝を飾った。
試合後、SANADAは王者オカダを呼び出し、挑発合戦を展開。最後にSANADAは「IWGP世界ヘビーを獲って、またここに帰ってきたいと思います」と必勝を誓うと、“ギフト”を演出し大会を締めくくった。
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