SANADAがKENTAの無法ファイトを切り抜け激勝!
内藤は試合巧者オーエンズを丸め込みで料理!
オカダ&棚橋は海野&成田に圧巻の勝利!
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3月11日(土)、愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ) にて『NEW JAPAN CUP 2023』第4戦が開催された。今大会では『NJC』2回戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第8試合)は『NJC』2回戦として、SANADAとシード選手のKENTAが激突。スランプに陥っていたものの、1回戦のタイチとの戦いを通し「迷いはなくなった」と吹っ切れた表情を見せていたSANADAは、KENTAのラフファイトに対しテクニックで徹底抗戦。試合が佳境に入ると、KENTAは無法状態を作り、イスでSANADAを乱打。さらにSTRONG無差別級のベルトで殴りかかるも、SANADAはそのベルトを蹴り上げてKENTAの顔面にブチ当てる。そして新技の変形DDTで突き刺し、KENTAを撃破。
試合後、SANADAはひさびさの“ギフト”を演出すると、「次、3回戦、内藤哲也戦。何が何でも勝って、『NEW JAPAN CUP』優勝して、チャンピオンになってまたここに帰ってきたいと思います」と必勝を宣言した。
セミファイナル(第7試合)の『NJC』2回戦では、内藤哲也とシード選手のチェーズ・オーエンズによるシングル初対決。内藤はフィニッシュへの布石として首攻めを敢行。だが、オーエンズも持ち前のインサイドワークでペースを握らせない。終盤、オーエンズはなんと雪崩式スタイルズクラッシュを炸裂。そしてCトリガーから一気にパッケージドライバーを狙うも、内藤は必死に回避。ならばとオーエンズは内藤を肩に担ぎ上げるが、内藤は高角度前方回転エビ固めで切り返し、技アリの勝利をゲット。
この結果、.3.17後楽園の準々決勝では内藤vsSANADAのL・I・J同門対決が実現することに。
第6試合はオカダ・カズチカ&棚橋弘至のドリームタッグと、海野翔太&成田蓮の新世代タッグが激突。同期のライバルであり、そのチームワークが注目された海野&成田だったが、序盤から連携で勢いを見せる。しかし、オカダ&棚橋も厳しい攻めで応戦。終盤、オカダは成田に開脚式ツームストンパイルドライバーからレインメーカーを炸裂。すかさず海野が襲いかかるも、オカダのダイビングエルボードロップから棚橋がハイフライフローを食らわせて排除。そして、最後はオカダがダメ押しのレインメーカーで成田から圧巻の勝利を収めた。
第5試合は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&本間朋晃vsウィル・オスプレイ&マーク・デイビス&カイル・フレッチャー。3.12滋賀の『NJC』2回戦で激突する後藤とフレッチャーは、互いを意識した攻防を展開。一方、3.13愛媛の『NJC』2回戦で同門対決を迎えるオスプレイとデイビスは、試合中に息が合わない場面も。終盤、オスプレイは本間にヒドゥンブレードを狙うも、デイビスが強制スイッチ。そして最後はオージー・オープンがコリオリスで本間を撃沈。試合後、オスプレイはデイビスの握手に応えるも、納得のいかない表情を浮かべた。
第4試合は石井智宏&YOH&リオ・ラッシュvs鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHI。3.21新潟でヒロムのIWGPジュニアヘビーに挑むラッシュは、持ち前のスピードで翻弄。終盤、ラッシュはヒロム&BUSHIにラ・ケブラーダを見舞うと、すばやくBUSHIをリングに戻しファイナルアワーを炸裂。ヒロムの眼前で勝利を収めたラッシュは、ベルト奪取をアピールした。
第3試合はJust 4 Guysのタイチ&金丸義信&DOUKI&TAKAみちのく組と、H.O.TのEVIL&高橋裕二郎&SHO&ディック東郷組が8人タッグで総力戦。H.O.Tは悪の連携で切り崩しにかかるも、Just 4 Guysもひるまず応戦。終盤、両軍はウイスキーを巡りつばぜり合いを繰り広げる。乱戦の中、最後はSHOがTAKAを、急所蹴りからのクロスアーム・パイルドライバーで仕留めた。
第2試合はNJPW WORLD認定TV王座ザック・セイバーJr.が藤田晃生を引き連れ、デビッド・フィンレー&エル・ファンタズモ組と対峙。フィンレーとファンタズモは試合中に互いの見せ場を妨害し、険悪な雰囲気に。しかし、終盤には共闘してザックを排除。そしてフィンレーが藤田をブルーサンダーボムで葬ると、試合後にファンタズモはToo Sweetサインをかわした。
オープニングマッチはタマ・トンガ&矢野通&オスカー・ロイベvsジェフ・コブ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ。ヘナーレはゴング前、3.12滋賀の『NJC』2回戦で激突するタマに襲い掛かり猛攻。終盤にも、タマに技の読み合いからバーザーカーボムを炸裂する。最後はヘナーレがロイベを豪快なランペイジで沈め、勢いを見せつけた。
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