通算19回目の『NEW JAPAN CUP』開幕!
SANADAがタイチとの激闘を制し1回戦突破!
内藤はELPに電光石火の丸め込みで勝利!
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3月5日(日)、東京・後楽園ホールにて『NEW JAPAN CUP 2023』が開幕戦を迎えた。2005年の初開催以来、通算19回目となる今回は総勢24選手が出場。栄えある優勝、そして4.8両国でのIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカへの挑戦を懸けて、しのぎを削る。
メイン(第7試合)は『NJC』1回戦として、SANADAとタイチが激突。この数カ月にわたりスランプにあえぎ、「自分に残されたチャンスは『NJC』」と不退転の決意を表明しているSANADA。だが、序盤はタイチの勢いの前に劣勢に。しかし、タイチが「そんな中途半端な気持ちなら辞めちまえ!」と言葉を投げかけると、SANADAは吹っ切れたように反撃。ここから攻防は白熱の一途をたどり、終盤にタイチは天翔十字鳳を発射。だが、続くブラックメフィストを切り抜けたSANADAは、掟破りのブラックメフィストを炸裂。そしてスタンディングのドラゴンスリーパーから、最後は新技となる変形のDDTでタイチを撃沈。
試合後、SANADAはタイチと握手をかわすと、マイクを握ることなく、リングをあとにした。
セミファイナル(第6試合)の『NJC』1回戦では、内藤哲也とエル・ファンタズモがシングル初対決。策士の両者は心理的駆け引きを含め、丁々発止の攻防を展開。ファンタズモは終盤、サイファーウタキからのYes Lockや雪崩式フランケンシュタイナーで内藤を追い込む。内藤もコリエンド式デスティーノから正調のデスティーノを狙うが、切り抜けたファンタズモはサドンデスを炸裂。そして、とどめのCRⅡの体勢に入るも、内藤は回避すると、ポルポ・デ・エストレージャで電光石火の3カウントを奪取した。
この結果、3.11名古屋の2回戦ではSANADAがシード選手のKENTA、内藤はシード選手のチェーズ・オーエンズと対戦することに。
第5試合は明日の3.6大田でIWGPタッグを懸けて対峙する挑戦者オカダ・カズチカ&棚橋弘至と王者・毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)が、それぞれ本間朋晃、石井智宏を加えたトリオで前哨戦。試合が佳境に入ると、オカダ&棚橋はYOSHI-HASHIに連携のスリングブレイドを炸裂。だが、毘沙門も棚橋に激烈一閃を食らわせ、一進一退の攻防を展開。最後は石井が本間を垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し勝利。試合後、オカダ&棚橋と毘沙門は視殺戦で火花を散らした。
第4試合は矢野通&YOH&リオ・ラッシュvs鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHI。明日の3.6大田のジュニアスペシャルタッグマッチ(YOH&ラッシュvsヒロム&BUSHI)、3.21長岡のIWGPジュニアヘビー級王座戦(挑戦者ラッシュvs王者ヒロム)を見据えた6人タッグは、ジュニア戦士たちがスピーディーな攻防を繰り広げる。終盤、鷹木とBUSHIが矢野に集中攻撃。最後は鷹木が意表をつく逆さ押さえ込みで矢野から3カウントを奪取。試合後、ヒロムはラッシュにベルトを見せつけた。
第3試合は鈴木みのる&エル・デスペラードに若獅子の中島佑斗が加わり、KENTA&チェーズ・オーエンズ&外道組と対決。BULLET CLUBは中島を狙い撃ち。鈴木組も応援するが、最後はオーエンズがCトリガーからのパッケージドライバーで中島を料理。試合後、鈴木とKENTAが激しい番外戦を繰り広げた。
第2試合は海野翔太&成田蓮&田口隆祐&マスター・ワトvsEVIL&裕二郎&SHO&ディック東郷。『NJC』1回戦のダブル前哨戦(海野vs裕二郎=3.6大田、成田vsEVIL=3.8福島)は、H.O.Tが悪の連携を見せるが、終盤に6or9が東郷に波状攻撃。最後はワトがベンダバールで東郷からギブアップを奪った。試合後、成田は勝ち名乗りに参加せずに引き上げた。
オープニングマッチはタマ・トンガが大岩陵平、ザック・セイバーJr.が藤田晃生を引き連れてタッグで対決。『NJC』で共に勝ち進めば3.19群馬の準決勝で対峙するタマとザックは、すばやい動きでスリリングな攻防。大岩と藤田も意地をぶつけ合う。最後は藤田がザック直伝のアームロックで大岩からギブアップを奪った。
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