棚橋が藤波との師弟対決に感無量の勝利!
内藤&鷹木が船木やジェイクと緊張感あふれる攻防!
ヒロムは“飛龍の申し子”LEONAに貫禄勝ち!
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12月1日(木)、東京・国立代々木競技場 第二体育館でドラディションが『「TATSUMI FUJINAMI 50th ANNIVERSARY THE NEVER GIVE UP TOUR FINAL レック株式会社 Presents DRAGON EXPO 1971」』を開催。新日本の選手たちが参戦し、激闘を繰り広げた。
メインイベント(第6試合)では「藤波辰爾デビュー50周年記念試合 FINAL」として、棚橋弘至が藤波辰爾と激突。2002年の10.6後楽園(無我)以来、約20年ぶりに実現する師弟対決。開始と同時に両雄は、ストロングスタイルの真髄を感じさせるような重厚な攻防を展開。そして藤波はドラゴンバックブリーカー、ドラゴンスクリュー、ドラゴンスリーパーと得意技を次々に繰り出していく。だが、棚橋も真っ向から応戦し、終盤にスリングブレイドを炸裂。藤波はカバーを返すも、最後は棚橋がハイフライアタックからのハイフライフローで、偉大なる師から勝利を収めた。
試合後、棚橋は感無量の表情で藤波と握手。続いてアントニオ猪木さんの追悼セレモニー、追悼の10カウントゴングが行なわれ、最後は藤波が「1、2、3、ダー!」で大会を締めくくった。
セミファイナル(第5試合)ではL・I・Jの内藤哲也と鷹木信悟がドラディションの長井満也とトリオを結成し、鈴木軍のザック・セイバーJr.に“元・新日本プロレス”で現在はプロレスリング・ノアを主戦場とする船木誠勝、そして全日本プロレスのジェイク・リーが加わったトリオと対決。異色の6人タッグは、いずれのマッチアップも刺激的。とくに内藤と鷹木は、ジェイクや船木と緊張感あふれる攻防を繰り広げる。終盤、鷹木と長井の誤爆から、リングは混戦模様に。ザック組は孤立した長井に波状攻撃を仕掛け、最後は船木がハイブリッド・ブラスターで3カウントを奪取した。
第3試合では、新日本ジュニアの開祖である藤波に大きなリスペクトを持つL・I・Jの高橋ヒロムが、その藤波の長男であるLEONAと一騎打ち。LEONAは開始から果敢にエルボーを繰り出すが、ヒロムは逆水平チョップで圧倒。その後も差を見せつけるように、厳しい攻めで追い込む。だが、LEONAも意地を発揮し、父親を彷彿とさせるドラゴンスクリューを皮切りに、ニードロップや4の字固めで応戦。さらに得意のダブルアームスープレックスを炸裂するが、ヒロムの牙城は揺るがず。最後はヒロムがビクトリー・ロイヤルで貫禄勝ちを収めた。
また、メイン前には田中ケロ氏に呼び込まれ、藤波のデビュー戦の相手である北沢幹之さんをはじめ、蝶野正洋、武藤敬司、藤原喜明、長州力と、そうそうたるメンバーが登場。それぞれ藤波に対し50周年のお祝いのメッセージを送った。