ゼイン&リンダマンがオースティン&ベイに大逆転勝利!
『SJTL』は首位に5チームが並ぶ大混戦状態に!
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
12月7日(水)、長崎・佐世保市総合グラウンド体育館で『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』第13戦が開催された。今大会では『SJTL』の公式リーグ戦(全9試合の8戦目)を中心に激闘が繰り広げられた。現在の星取りはエース・オースティン&クリス・ベイが勝ち点12で単独1位。そのあとを勝ち点10のCatch 2/2、BUSHI&ティタン、アレックス・ゼイン&エル・リンダマン、YOH&リオ・ラッシュの4チームが猛追する展開に。
オープニングマッチは中島佑斗&大岩と藤田晃生&オスカー・ロイベの若獅子同士によるタッグ対決。中島&大岩はロイベの足に集中攻撃。だが、ピンチを切り抜けると、最後は藤田が大岩にフロントスープレックスからの逆エビ固めでギブアップ勝利を収めた。
第2試合は鈴木みのる&ランス・アーチャー&エル・デスペラードvsバッドラック・ファレ&石森太二&外道。1.4東京ドームのIWGPジュニアヘビー4WAYマッチで対戦する挑戦者デスペラードと王者・石森は、今宵も激しく火花を散らす。アーチャーとファレもド迫力の肉弾戦を展開。最後はデスペラードのロコ・モノで動きの止まった外道を、鈴木がゴッチ式パイルドライバーで葬った。
第3試合は棚橋弘至&矢野通&本間朋晃&マスター・ワトvs内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&高橋ヒロム。ヤンキーモードの棚橋組に対し、L・I・Jはジラすようにたっぷり時間をかけて入場。試合は1.4東京ドームのIWGPジュニアヘビー4WAYマッチで当たるワトとヒロムが、スリリングな技の読み合いを繰り広げる。終盤、L・I・Jは孤立した本間に波状攻撃を仕掛け、最後は鷹木がパンピングボンバーで豪快に沈めた。
第4試合は『SJTL』公式戦、KUSHIDA&ケビン・ナイト組(1勝6敗)と、IWGPジュニアタッグ王者の“Catch 2/2”TJP&フランシスコ・アキラ組(5勝2敗)が激突。Catch 2/2の高度な連携に対し、KUSHIDA&ナイトもひるまず対抗。ナイトは驚異のバネから繰り出すドロップキックで、場内を沸かす。だが終盤、Catch 2/2はKUSHIDAをアリウープで排除。そして最後は2/2でナイトを仕留めた。
第5試合は『SJTL』公式戦、田口隆祐&クラーク・コナーズの“ワイルドヒップス”(3勝4敗)とYOH&リオ・ラッシュ組(5勝2敗)が対峙。ワイルドヒップスの尻殺法に、YOH&ラッシュはスピーディーな動きで応戦。終盤、YOHが田口にビールを飲ませて頭をシェイク。だが、田口は口からビールを上空に噴射し、気合の雄叫びと共にロープへ。するとYOH&ラッシュがカウンターの3Kを炸裂し、勝利をゲットした。
第6試合の『SJTL』公式戦は、金丸義信&DOUKI組(2勝5敗)と“H.O.T”SHO&ディック東郷(1勝6敗)の対戦。開始から両軍共にラフファイトを軸につばぜり合いを展開。終盤、EVIL&裕二郎が姿を現すも、金丸がウイスキー噴射と急所攻撃で排除。混戦模様の中、東郷が金丸のウイスキーを口に含むも、DOUKIが毒霧で妨害。すかさず東郷をイタリアンストレッチNo.32で捕らえ、ギブアップを奪った。
セミファイナル(第7試合)の『SJTL』公式戦では、“フライングタイガース”タイガーマスク&ロビー・イーグルス組(2勝5敗)がBUSHI&ティタン組(5勝2敗)と対決。試合開始と同時に両チームは丁々発止の攻防を繰り広げる。終盤、タイガーが雪崩式ダブルアームスープレックスをティタンに炸裂。だが、ピンチを切り抜けると、BUSHIがイーグルスをトペ・スイシーダで分断。そしてBUSHI&ティタンがタイガーにアンヘル・インモルタルを炸裂。当たりが浅いと見るや、ティタンが追撃のスワンダイブのミサイルキックを食らわせ、タイガーを破った。
メインイベント(第8試合)では『SJTL』公式戦として、エース・オースティン&クリス・ベイ組(6勝1敗)アレックス・ゼイン&エル・リンダマン組(5勝2敗)が激突。ゼインはかつて自身を裏切ったオースティンに対し、闘志を燃やす。だが、オースティン&ベイは巧みなインサイドワーク&チームプレーでペースを握る。終盤、オースティンはゼインにTHE FOLDを炸裂するも、リンダマンが必死にカット。続く1, 2, sweetも回避したゼイン&リンダマンは、最後はオースティンに対して合体技SAUCE HEARTS SPECIAL(リンダマンのジャーマンスープレックス→ゼインのジャックナイフ式エビ固め)を炸裂し、大逆転勝利。
試合後、リンダマンは「次の最終戦、DOUKI&金丸組に勝って、仙台で俺たちが『SUPER Jr. TAG LEAGUE』、テッペン獲りますよ!」とアピールすると、ゼインと共に「GLEAT、しようぜ! イタダキマ~ス!!」で大会を締めくくった。
これらの結果、『SJTL』は勝ち点12でオースティン&ベイ、Catch 2/2、BUSHI&ティタン、ゼイン&リンダマン、YOH&ラッシュの5チームが並ぶ大混戦状態となった。
【12月7日(水)22時~】『真夜中のレッスル&キングダム』今回は「バッドラック・ファレ選手(前編)BC、最初は違う名前だった!? なぜNZ道場を立ち上げた?2017年『G1』永田戦で見せた“一礼”の意味」