鈴木軍がCatch 2/2から価値ある勝利!
『SJTL』は単独首位のオースティン&ベイを、
4チームが猛追する熾烈な展開に!
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12月4日(日)、山口・KDDI維新ホールで『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』第11戦が開催された。今大会では『SJTL』の公式リーグ戦(全9試合の7戦目)を中心に激闘が繰り広げられた。現在の星取りはCatch 2/2、アレックス・ゼイン&エル・リンダマン、エース・オースティン&クリス・ベイが5勝1敗で首位に並ぶ混戦状態に。
オープニングマッチは中島佑斗&藤田晃生と大岩陵平&オスカー・ロイベの若獅子同士によるタッグ対決。開始から両チームは意地をムキ出しにして激しくやり合う。終盤、大岩は中島にラリアットからサイドスープレックスを炸裂。そして最後は逆片エビ固めで中島からギブアップを奪った。
第2試合はYOSHI-HASHI&本間朋晃&マスター・ワトvsバッドラック・ファレ&石森太二&外道。1.4東京ドームのIWGPジュニアヘビー級王座戦4WAYマッチで激突するワトと王者・石森は、丁々発止の攻防を繰り広げる。終盤、YOSHI-HASHIと本間がダブルのラリアットでファレを場外に排除。そして孤立した外道に本間がセカンドロープからこけしを食らわせると、すかさずYOSHI-HASHIがバタフライロックにつないで勝利を収めた。
第3試合は内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロムvs鈴木みのる&ランス・アーチャー&エル・デスペラード。1.4東京ドームでのIWGPジュニアヘビー4WAYマッチで雌雄を決するヒロムとデスペラードは、激しい火花を散らす。鈴木軍は今日が33歳の誕生日のヒロムに対し、プレゼント代わりに33発の打撃をお見舞い。終盤、鈴木軍は内藤を狙い撃ち。だが、内藤がピンチを切り抜けると、L・I・Jが一気に鈴木に波状攻撃。最後は鷹木のパンピングボンバーでダウンした鈴木を、内藤が押さえ込んで3カウントを奪取した。
第4試合は『SJTL』公式戦、KUSHIDA&ケビン・ナイト組(1勝5敗)とエース・オースティン&クリス・ベイ組(5勝1敗)が対峙。KUSHIDAのアシストで、ナイトは抜群のバネで攻撃を繰り出す。終盤、ナイトはドロップキックでオースティンを場外に追いやり、プランチャで飛びかかる。だが、ベイが空中でキャッチしてカッターを炸裂。ここからオースティン&ベイが1, 2, sweet、THE FOLDの必殺フルコースでナイトを料理した。
第5試合は『SJTL』公式戦、田口隆祐&クラーク・コナーズの“ワイルドヒップス”(2勝4敗)と“フライングタイガース”タイガーマスク&ロビー・イーグルス組(2勝4敗)が激突。ワイルドヒップスは誤爆がありつつも、尻殺法で勝機を探る。終盤、タイガーはタイガードライバーを狙うが、田口はショルダースルー。その勢いでタイガーは丸め込むも、コナーズが体勢をひっくり返し、田口が赤パンをタイガーの顔面に押し付けてカバー。この妙技で勝利をゲットした。
第6試合の『SJTL』公式戦では、BUSHI&ティタン組(4勝2敗)と“H.O.T”SHO&ディック東郷(1勝5敗)の対戦。H.O.Tのダーティーファイトに対し、BUSHI&ティタンは立体的な連携攻撃で応戦。終盤、EVIL&高橋裕二郎が乱入するも、ティタンがロープウォークからのラ・ケブラーダを炸裂し、SHOを含めて排除。最後は孤立した東郷を、BUSHI&ティタンがアンヘル・インモルタルで沈めた。
セミファイナル(第7試合)は『SJTL』公式戦、YOH&リオ・ラッシュ組(4勝2敗)vsアレックス・ゼイン&エル・リンダマン組(5勝1敗)。序盤からリンダマンとYOHがヒートアップ。互いに厳しい攻めでつばぜり合いを展開する。終盤、ゼイン&リンダマンはYOHに対し、ジャーマンスープレックス&ジャックナイフ式エビ固め。だが、ラッシュがカットに入ると、最後はYOHがファイブスタークラッチでゼインから技アリの3カウントを奪取。試合後もリンダマンとYOHは番外戦を繰り広げた。
メインイベント(第8試合)では『SJTL』公式戦として、IWGPジュニアタッグ王者の“Catch 2/2”TJP&フランシスコ・アキラ組(5勝1敗)が金丸義信&DOUKI組(1勝5敗)と激突。Catch 2/2は流れるような連携攻撃で、DOUKIを追い込んでいく。だが、ピンチを金丸が打開すると、鈴木軍も徹底抗戦。終盤、ウイスキーを口に含んだ金丸に対し、Catch 2/2はザ・リーニングタワーを狙う。だが、金丸はアキラにウイスキーを噴射。さらに金丸はギデオン・グレイにウイスキーを浴びせると、TJPを旋回式のDDTで分断。最後はDOUKIがデイブレイクからのスープレックス・デ・ラ・ルナでアキラに激勝を収めた。
試合後、DOUKIは「残りのタッグリーグも、俺とオジキで引っ掻き回してやるからよ!」とアピールした。
これらの結果、『SJTL』はオースティン&ベイが勝ち点12で単独1位となり、そのあとを勝ち点10のCatch 2/2、BUSHI&ティタン、ゼイン&リンダマン、YOH&ラッシュの4チームが猛追する熾烈な展開となった。
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