“トオルとヒロシ”が毘沙門に先輩の意地を見せる!
TMDKが内藤&SANADAとの接戦を制す!
H.O.Tを下したオージー・オープンが単独首位を死守!
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
11月30日(水)、静岡・ツインメッセ静岡 北館 で『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』第8戦が開催された。今大会では『WTL』の公式リーグ戦(全9試合の4戦目)を中心に、激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第8試合)では『WTL』公式戦として、棚橋弘至&矢野通組(1勝2敗)と、二連覇を狙う“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組(2勝1敗)が激突。矢野は毘沙門を“シャバ僧”扱いし、棚橋とインサイドワークを駆使して勝機を探る。だが、毘沙門も鉄壁の連携で徹底抗戦。終盤、棚橋に雪崩式攻撃を狙うYOSHI-HASHIに対し、矢野が鬼殺しを敢行。すかさず棚橋がハイフライフローを炸裂し、3カウントを奪取。毘沙門に昨年の『WTL』公式戦の雪辱を果たした。
試合後、棚橋と矢野はエアギターのセッション。そして棚橋は「トオルとヒロシ、優勝狙ってますんで、そこんとこ夜露死苦!」とアピールすると、「愛してま~す!」で大会を締めくくった。
セミファイナル(第7試合)は『WTL』公式戦、内藤哲也&SANADA組(2勝1敗)vs“TMDK”マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組(2勝1敗)。元IWGPタッグ王者のL・I・Jタッグと、元GHCタッグ王者のTMDKはハイレベルなテクニックの応酬を展開。終盤、内藤のコリエンド式デスティーノを切り抜けたニコルスは、ヘイストとの合体攻撃で内藤を排除。さらにタンク・バスターでSANADAを仕留めにかかる。一発目は回避したSANADAだったが、二発目の前に撃沈。TMDKが接戦を制した。
第6試合は『WTL』公式戦、全勝で単独首位の“オージー・オープン”マーク・デイビス&カイル・フレッチャー組(3勝0敗)と、昨年準優勝ながら現在3連敗中の“H.O.T”EVIL&高橋裕二郎組(0勝3敗)が対戦。オージー・オープンの連携に対し、H.O.Tは無法ファイトで対抗。終盤には東郷とSHOが介入し、オージー・オープンはピンチに陥るも、オーカーンが救出に登場。さらにグレイが急所蹴りで裕二郎の動きを止めると、すかさずオージー・オープンがコリオリスを炸裂し、逆転勝利を収めた。
第5試合は公式戦、グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ組(2勝1敗)vs鈴木みのる&ランス・アーチャー(2勝1敗)。共に高い攻撃力を有するチーム同士、開始からバチバチの攻防を繰り広げる。終盤、オーカーン&ヘナーレはアーチャーにIMPERIAL DROPを狙うも、鈴木がスリーパーでオーカーンを分断。ならばとヘナーレはアーチャーに対し、コーナー上からのブレーンチョップを狙う。だが、切り抜けたアーチャーはコーナー上のヘナーレにジャンピングニーを突き刺すと、ブラックアウトにつないで勝利を収めた。
第4試合の『WTL』公式戦は、アレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッド組(0勝3敗)がバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組(1勝2敗)と対峙。いまだ白星をつかめていないコグリン&ゲイブは、エネルギッシュなファイトで切り崩しにかかる。だが、ファレ&オーエンズは終盤、ゲイブリエルをグラネードランチャーで排除。するとコグリンはファレの巨体をボディスラムで投げつけ、オーエンズには豪快なフロントスープレックスを見舞い、孤軍奮闘する。しかし、最後はオーエンズがCトリガーからのパッケージドライバーでコグリンを葬った。
これらの結果、『WTL』は無敗のオージー・オープンが引き続き単独首位に。
第3試合は鷹木信悟&&高橋ヒロム&BUSHI&ティタンvs石森太二&エース・オースティン&クリス・ベイ&外道。11.5大阪でタッグを組むも石森に裏切られたヒロムは、1.4東京ドームのIWGPジュニアヘビー級王座4WAYマッチを見据え、闘志をぶつけていく。終盤、L・I・Jは外道を孤立させると波状攻撃。最後は鷹木が強烈なパンピングボンバーで外道から3カウントを奪取した。
第2試合はマスター・ワト&クラーク・コナーズ&藤田晃生vsエル・デスペラード&金丸義信&DOUKI。1.4東京ドームのIWGPジュニアヘビー級王座戦4WAYマッチで激突するワトとデスペラードは先発で登場し、目まぐるしい技の読み合いを繰り広げる。終盤、藤田が金丸にフロントスープレックスを炸裂。だが、最後は金丸が藤田に怒涛の膝攻めを見せ、4の字固めでギブアップを奪った。
オープニングマッチは本間朋晃&大岩陵平vs中島佑斗&オスカー・ロイベ。若獅子たちはベテラン本間の存在感に打ち勝つべく、血気盛んな攻防を展開。終盤、中島が大岩、ロイベが本間を同時に逆エビ固めで捕獲。そのまま中島が締め上げると、大岩はたまらずギブアップ。ロイベは新日本デビュー以降、これがタッグでの初勝利に。
『真夜中のレッスル&キングダム』今回は「海野翔太選手(後編)!父親のプロレス入り大反対で一念発起!LA DOJOとのバチバチ対抗戦!『世代交代』への見解は?」