毘沙門が内藤&SANADAに1年越しの雪辱勝利!
Catch 2/2がフライングタイガースとの接戦に辛勝!
『WTL』は無敗のオージー・オープン、
『SJTL』はオースティン&ベイが単独首位に!
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11月27日(日)、愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』第6戦が開催された。今大会では『WTL』の公式リーグ戦(全9試合の3戦目)と『SJTL』の公式リーグ戦(全9試合の4戦目)が、それぞれ5試合ずつが行なわれた。
メインイベント(第10試合)では『WTL』公式戦として、二連覇を狙う“毘沙門”後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組(1勝1敗)と、開幕2連勝と好調の内藤哲也&SANADA組(2勝0敗)が激突。昨年の『WTL』公式戦で内藤&SANADAに敗れている毘沙門は、序盤から連携技でたたみかけるが、L・I・Jタッグも巧みな試合運びで徹底抗戦。試合が佳境に入ると、SANADAは後藤にオコーナーブリッジを仕掛ける。だが、後藤がこらえると、YOSHI-HASHIがSANADAにトラースキック。そして毘沙門はSANADAに激烈一閃を炸裂する。すかさずYOSHI-HASHIが内藤をラリアットで排除すると、最後は毘沙門が消灯でSANADAを撃破。
試合後、後藤は「次はタッグチームチャンピオンになって帰ってきます!」と宣言すると、「消灯!」の咆哮で大会を締めくくった。
セミファイナル(第9試合)は『SJTL』公式戦、“フライングタイガース”タイガーマスク&ロビー・イーグルス組(2勝1敗)と、IWGPジュニアタッグ王者の“Catch 2/2”TJP&フランシスコ・アキラ組(2勝1敗)が対峙。両チームは序盤から、チームプレーを軸に一進一退の攻防を展開。終盤、タイガーはアキラに雪崩式ダブルアームスープレックスを狙うが、TJPがタイガーを肩車で捕らえ、逆にCatch 2/2がザ・リーニングタワーの体勢に。これは未遂に終わるも、Catch 2/2はイーグルスを排除すると、タイガーにカウンターのアリウープを炸裂。そして2/2につなぎ、粘るタイガーを仕留めた。
第8試合の『WTL』公式戦では、“TMDK”マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組(1勝1敗)と“H.O.T”EVIL&高橋裕二郎組(0勝2敗)が対戦。TMDKの入場時、SHO&東郷が背後から襲撃。その後もH.O.Tは無法ファイトでTMDKをいたぶっていく。終盤、裕二郎がケインを持ち出すも、ヘイストがカット。ここからTMDKがコンビプレーで一気に挽回し、最後は裕二郎をサンダー・バレーで豪快に沈めた。
第7試合の『SJTL』公式戦は、YOH&リオ・ラッシュ組(2勝1敗)と金丸義信&DOUKI組(0勝3敗)の対決。ゴング前に奇襲攻撃を仕掛けた金丸&DOUKIは、ラッシュの膝に集中攻撃を見舞い、機動力を奪いに出る。しかし、YOH&ラッシュは意地の応戦。終盤、ラッシュが金丸のウイスキーミストをDOUKIに誤爆させると、すかさずYOHが金丸をトラースキックで場外に追いやる。そして最後はラッシュがDOUKIをラッシュアワーからのファイナルアワーで葬った。
第6試合は『WTL』公式戦、棚橋弘至&矢野通(0勝2敗)vsバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ(1勝1敗)。ファレ&オーエンズはパワーとインサイドワークで追い込んでいく。終盤、矢野は634を狙うも、ファレ&オーエンズは回避。すると、棚橋が背後から634を見舞い、ひるんだファレに横入り式エビ固めを決めて技アリの3カウントを奪取。“ヒロシとトオル”が公式戦初白星を上げた。
第5試合は『SJTL』公式戦、田口隆祐&クラーク・コナーズの“ワイルドヒップス”(1勝2敗)と、エース・オースティン&クリス・ベイ組(3勝0敗)が対峙。ワイルドヒップスは序盤、ビールを飲みながらヒップアタックを連発。しかし、オースティン&ベイも流れるような動きで反撃開始。終盤、オースティンはSoar To Gloryでコナーズの動きを止める。そしてオースティン&ベイは1, 2, sweet→THE FOLDの必殺フルコースで田口を料理した。
第4試合の『WTL』公式戦は“オージー・オープン”マーク・デイビス&カイル・フレッチャー組(2勝0敗)と鈴木みのる&ランス・アーチャー(2勝0敗)、開幕2連勝と好調の2チームが激突。鈴木軍はラフファイトを軸に厳しい攻めを見せる。終盤、鈴木はフレッチャーにゴッチ式パイルドライバーを狙う。だが、フレッチャーが回避すると、ここからオージー・オープンは猛反撃。アーチャーを連携攻撃で排除し、最後は孤軍奮闘する鈴木をコリオリスで撃沈した。
第3試合の『SJTL』公式戦は、アレックス・ゼイン&エル・リンダマン組(2勝1敗)vs“H.O.T”SHO&ディック東郷(0勝3敗)。開幕3連敗中のH.O.Tは、入場時のゼイン&リンダマンを襲撃。SHOの花道でのパイルドライバーで、ゼインは戦線離脱に追い込まれる。苦しい戦いとなったリンダマンだが、終盤にゼインが復活すると怒涛の反撃。最後はリンダマンが東郷をジャーマンスープレックスで仕留め、逆転勝ちをゲットした。
第2試合の『WTL』公式戦は、アレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッド組(0勝2敗)がグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ組(1勝1敗)と対峙。ゲイブリエルとオーカーンはモンゴリアンチョップを巡る攻防、ヘナーレとコグリンは肉弾戦で場内を沸かす。終盤、UNITED EMPIREは分断作戦に出ると、最後はヘナーレがStreets of Rageでゲイブリエルを葬った。
オープニングマッチは『SJTL』公式戦、KUSHIDA&ケビン・ナイト組(1勝2敗)が、BUSHI&ティタン組(2勝1敗)と対戦。KUSHIDAのリードで、ナイトは躍動感あふれる攻撃を繰り出していく。だが、BUSHI&ティタンは主導権を譲らず、孤立させたナイトをアンヘル・インモルタルで打ち破った。
これらの結果、『WTL』は無敗のオージー・オープン、『SJTL』はオースティン&ベイが単独首位に躍り出た。
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