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SANADAが残り時間3秒でタイチとの大接戦に辛勝！
KENTAは粘る後藤をgo 2 sleepで撃沈！
BUSHI&ティタンが王者TJPからフォール勝ち！
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10月16日（日）、新潟・アオーレ長岡で『バトル・オータム ’22』第3戦が開催され、『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』1回戦を中心に激闘が繰り広げられた。なお、今回は声援可の大会として行なわれた。
メインイベント（第8試合）ではTV王座トーナメントの1回戦として、L･I･JのSANADAと鈴木軍のタイチが激突。元・全日本プロレスという同じ出自を持ち、これまで好敵手同士として激闘を繰り広げてきた両雄が、SANADAの地元、そしてタイチのデビュー戦の地で一騎打ちを迎えた。
特別解説の師匠・川田利明さんが見つめる中、タイチは得意の打撃や高角度のバックドロップなどデンジャラスな攻撃を繰り出す。だが、SANADAもタイガースープレックスやタイガードライバーなど、全日本を想起させる技で応戦。終盤、SANADAのムーンサルトプレスをタイチが膝で迎撃すると、ここから両者は目まぐるしい丸め込み合戦を展開。最後はSANADAがオコーナーブリッジで3カウントを奪い、残り時間3秒で2回戦進出を決めた。
試合後、タイチは退場時に、なんと川田さんに対戦を要求。そしてタイチが引き上げると、SANADAは場内に“ギフト”を演出。続いて「レスラー、SANADAは、日本で一番、ここ長岡ががっと好きらて」とアピールし、大会を締めくくった。
セミ（第7試合）は同じくTV王座トーナメント1回戦、CHAOSの後藤洋央紀とBULLET CLUBのKENTAの対決。ゴングと同時に両者は短期決戦を狙ってフルスロットル。その後もKENTAはラフ&テクニックで攻め立てるが、後藤も持ち前のタフネスで徹底抗戦。終盤、KENTAのイス攻撃を切り抜けた後藤は、GTRを狙う。だが、回避したKENTAは、突進してきた後藤を金具むき出しのコーナーに打ち付けると、一気にgo 2 sleepへ、これは不完全なかたちになるも、KENTAは追撃のgo 2 sleepを炸裂し、後藤を沈めた。
この結果、10.30幕張のトーナメント2回戦では、SANADAvsKENTAが実現することに。
第6試合はL･I･JとUNITED EMPIREによる6人タッグ、内藤哲也&BUSHI&ティタンvsアーロン・ヘナーレ&TJP&フランシスコ・アキラ。IWGPジュニアタッグに照準を絞っているBUSHI&ティタンは、今宵も王者TJP&アキラとスピーディーなタッグプレーで闘志をぶつけ合う。終盤、TJP&アキラはティタンにザ・リーニングタワーを狙うも、BUSHIが救出。そして形勢逆転に成功すると、最後はBUSHI&ティタンがアンヘル・インモルタルでTJPを撃破。ついに王者から直接ピンフォール勝ちを収めたBUSHI&ティタンは、あらためて王座挑戦をアピール。これにTJP&アキラも迎撃の構えを見せ、一気に実現の機運が高まった。
第5試合は、鷹木信悟&高橋ヒロムのL･I･Jタッグが、BULLETタッグの石森太二&外道と対戦。10.29ニューヨークのエル・ファンタズモとのKOPW 2022争奪戦に向け、鷹木は気合いの攻めを見せる。来年の1.4東京ドームでIWGPジュニアヘビーを巡る戦いに出陣するヒロムも、王者・石森と熾烈な攻防を展開。終盤、BULLET CLUBは凶器攻撃を仕掛けるも、切り抜けたL･I･Jが怒涛の反撃。ヒロムがトラースキックで外道の動きを止めると、最後は鷹木がパンピングボンバーで快勝を収めた。
第4試合は本隊のデビッド・フィンレー&タイガーマスク&マスター・ワト&アレックス・ゼイン&成田蓮と、鈴木軍のザック・セイバーJr.&エル・デスペラード&金丸義信&DOUKI&TAKAみちのくによる10人タッグ。10.27後楽園のTV王座トーナメント2回戦で対峙するフィンレーとザックは、スピーディー&スリリングな攻防。ワトとデスペラードもつばぜり合いを繰り広げる。終盤、鈴木軍はゼインを狙い撃ち。そしてTAKAがみちのくドライバーIIを狙うも、切り抜けたゼインが逆にTAKAにみちのくドライバーIIを炸裂。そして最後はシナモンツイストで華麗に宙を舞い、TAKAを葬った。
第3試合は本隊の天山広吉&ヒクレオ&田口隆祐&邪道が、H.O.TのEVIL&高橋裕二郎&SHO&ディック東郷と8人タッグで対戦。10.23青森でH.O.TのNEVER無差別級6人タッグに挑戦が決定しているヒクレオと田口は、気合いのこもった攻撃を繰り出す。とくにヒクレオはフルネルソンバスターでEVILを豪快に叩きつけて、場内の度肝を抜く。しかし終盤、H.O.Tは天山に悪の連携。天山もモンゴリアンチョップの連発で対抗するが、その3発目をEVILは狙いすましたEVILで切り返し、3カウントを強奪した。
第2試合は石井智宏&矢野通&YOSHI-HASHIのCHAOSトリオが、ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&ギデオン・グレイと6人タッグで対戦。10.26後楽園のTV王座トーナメント1回戦で対峙する矢野とオーカーンは序盤、レスリングの攻防でせめぎ合いを見せる。試合が佳境に入ると、UNITED EMPIREはYOSHI-HASHIに集中攻撃。だが、混戦の中、矢野がオーカーンとグレイに小次郎を決めると、YOSHI-HASHIがグレイをバタフライロックで捕えてギブアップを奪った。
第1試合は真壁刀義&本間朋晃が、ヤングライオンの大岩陵平&藤田晃生を迎撃。海千山千のG･B･Hタッグに対し、若獅子たちは血気盛んに立ち向かい、藤田はフロントスープレックスで本間を、大岩はサイドスープレックスで真壁を投げきる。だが終盤、本間はこけしロケットで大岩の動きを止めると、真壁が逆エビ固めにつないで貫禄勝ちを収めた。
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