YOSHI-HASHIが“奥の手”業でコブを撃破!
EVILは大奮闘のヘナーレを無法殺法で鎮圧!
ELPがまたもKOPWのトロフィーを破壊!
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10月15日(土)、東京・後楽園ホールで『バトル・オータム ’22』第2戦が開催され、『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』1回戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第8試合)ではTV王座トーナメントの1回戦として、CHAOSのYOSHI-HASHIとUNITED EMPIREのジェフ・コブが対峙。これまで『G1 CLIMAX』や『NEW JAPAN CUP』など、コブに煮え湯を飲まされ続けてるYOSHI-HASHIは、その雪辱を果たすべく序盤から猛攻。しかし、コブも持ち前のパワーと機動力でペースを握らせず、YOSHI-HASHIは厳しい戦いに。終盤、コブは10.10両国のタッグマッチでYOSHI-HASHIを仕留めたように、エルボーでグロッキー状態の相手のリストをつかみ、一気にツアー・オブ・ジ・アイランドを狙う。だが、YOSHI-HASHIは回避すると、奥の手である業で丸め込み、技アリの3カウントを奪取。コブからシングル初勝利をゲットした。
試合後、YOSHI-HASHIは「NJPW WORLD TV王座、そのベルトを俺がいただくときは、一瞬だ!」と、自身初のシングル王座戴冠をアピールした。
セミ(第7試合)のTV王座トーナメントの1回戦は、UNITED EMPIREのアーロン・ヘナーレと、H.O.TのEVILによる対決。今年の『G1 CLIMAX』Cブロック公式戦(8.7大阪)で、EVILの無法ファイトの前に敗れているヘナーレは、ゴングを待たずに奇襲攻撃。その後も打撃を軸に猪突猛進のファイトで攻め込むが、EVILはダーティーファイトで応戦。それでもヘナーレはEVILをあと一歩のところまで追い詰めるが、EVILは相手の突進を鉄柱に誤爆させると、即座にEVILを炸裂し、3カウントを強奪した。
この結果、10.27後楽園の2回戦でEVILvsYOSHI-HASHIが実現することに。
第6試合は10.29ニューヨークでKOPW 2022争奪戦を行なう鷹木信悟とエル・ファンタズモが、それぞれ高橋ヒロム、KENTAをパートナーに前哨戦。昨夜の前哨戦では、ファンタズモの狡猾なファイトに怒り心頭の鷹木が、イス攻撃を見舞い反則負けに。今大会も終盤、ファンタズモはさまざまなアイテムをリングに投げ入れ、注意したレフェリーに対し、頭部にトレーで一撃。即座にファンタズモは反則負けとなるも、試合後に鷹木をアイテムの上にCRⅢで突き刺すと、さらに鷹木が修復したKOPWのトロフィーを破壊してみせた。
第5試合はL・I・JとUNITED EMPIREの8人タッグ、内藤哲也&SANADA&BUSHI&ティタンvsグレート-O-カーン&TJP&フランシスコ・アキラ&ギデオン・グレイ。IWGPジュニアタッグ挑戦を狙うBUSHI&ティタンは、王者TJP&アキラとコンビプレーでつばぜり合いを展開。終盤、BUSHI&ティタンは連携のミサイルキックでTJP&アキラを排除。さらにBUSHIが場外のオーカーンをトペ・スイシーダで分断すると、L・I・Jは一気にグレイに集中攻撃。最後はBUSHI&ティタンがアンヘル・インモルタルでグレイを葬った。
第4試合はG.o.Dのヒクレオ&邪道組が、H.O.Tの高橋裕二郎&SHO組と対決。前日、裕二郎にフォール負けを喫した邪道は、ヒクレオと共に気合のファイトを見せる。だが、終盤にSHOがレフェリーの注意を引きつけると、裕二郎が邪道にローブローをお見舞い。すかさずピンプジュースで邪道を突き刺し、昨夜に続きフォールを奪った。
第3試合は本隊と鈴木軍の8人タッグ、デビッド・フィンレー&タイガーマスク&マスター・ワト&アレックス・ゼインvsザック・セイバーJr.&エル・デスペラード&金丸義信&DOUKI。10.27後楽園のTV王座トーナメント2回戦で対峙するフィンレーとザックは、丁々発止の攻防を展開。終盤、鈴木軍はフィンレーに集中攻撃。だが、本隊はうまく分断に成功すると、最後はフィンレーがDOUKIをトラッシュパンダで撃沈した。試合後、来年の1.4東京ドームでIWGPジュニアヘビー級選手権試合4WAYマッチに臨むワトが、「必ず、この俺がIWGPジュニアヘビー級王者になる!」とアピールした。
第2試合では真壁刀義と本間朋晃のG・B・Hに凱旋帰国を果たした成田蓮が加わり、後藤洋央紀&石井智宏&矢野通のCHAOSトリオと激突。TV王座決定トーナメント1回戦(10.26後楽園)で対峙する成田と石井は、開始と同時に意地を真っ向からぶつけ合う。後藤が本間をGTRで仕留めたあとも、成田と石井は激しい番外戦を展開し、火花を散らした。
オープニングマッチはタイチ&TAKAみちのくvsKENTA&外道。TV王座決定トーナメントの1回戦を突破すれば、10.30幕張の2回戦で激突することになるタイチとKENTAは、序盤から心理的駆け引きを繰り広げる。クセ者4人による、まるで化かし合いのような戦いは、最後にタイチがタイチ式外道クラッチで外道から3カウントを奪取した。
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