タッグTはオージー・オープンが優勝!
STRONG無差別級タッグ初代王者に輝く!
WCWCが初防衛戦の相手に早くも名乗り!
毎週、新日本プロレスのアメリカ大会を世界へ向けて発信している『NJPW STRONG』。エピソード102の今回は、ノースカロライナ州シャーロットで開催された「HIGH ALERT」より3試合がラインナップされた。
まずは第1試合で、“タッグのスペシャリストによるシングルマッチ”という興味深い対戦カードが実現。TMDKのシェイン・ヘイストとウエストコースト・レッキングクルーのジョレル・ネルソンが、一騎打ちで対決した。
両者は序盤から確かなテクニックを見せつけ、シングルプレイヤーとしても一流であることを証明。スリリングな攻防を展開していく。
しかし、最後はネルソンがヘイストのタイツを掴んだままスクールボーイ(横入り式エビ固め)で押さえ込むというやや強引な戦法で3カウントを奪取。相棒のロイス・アイザックスが不在の中、「NJPW STRONG無差別級タッグチームトーナメント」の1回戦でTMDKに敗れた借りを返し、チームの面目を保った。
そして、メインイベントではトーナメントの決勝戦が行われ、NJPW連合軍のクリストファー・ダニエルズ&上村優也とUNITED EMPIREのカイル・フレッチャー&マーク・デイビス(オージー・オープン)が激突。
大ベテランとヤングライオンの急造タッグながら、ここまで一気に駆け上がったダニエルズ&上村は、今回も未知数のポテンシャルを発揮。試合開始早々からフレッチャーを孤立させると、精度を増した連携攻撃で大ダメージを負わせる。
だが、オージー・オープンが一瞬にして攻守を逆転し、ダニエルズを徹底的に痛めつける。その後、ダニエルズ&上村が好連携で巻き返すも、フレッチャー&デイビスはそれを凌ぐチームプレーで圧倒。最後は粘る上村をコリオリスで葬った。
これによりオージー・オープンは「NJPW STRONG無差別級タッグチームトーナメント」の覇者となり、同時に新設されたSTRONG無差別級タッグ王座を獲得。
タイガー服部氏から真新しいチャンピオンベルトを手渡された2人は、バックステージで自分たちの実力を誇示。すると、そこへウエストコースト・レッキングクルーのネルソンが現れ、早くも初防衛戦の相手として名乗りをあげた。
このほか、203cm・120kgのヒクレオと191cm・141kgのビッグ・デーモが激突したシングルマッチは、ヒクレオがチョークスラムで勝利。いまなお進化し続ける“大器”として存在感を見せつけた。
★『NJPW STRONG』は新日本プロレスワールドで配信中!
HIGH ALERT
- 日時
- 2022年8月14日(日) 9:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・Grady Cole Center(ノースカロライナ州シャーロット)
MATCH REPORT
RESULT
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第1試合 15分1本勝負
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 時間無制限1本勝負
「NJPW STRONG無差別級タッグチームトーナメント」決勝戦11分57秒 コリオリス→片エビ固め
※フレッチャー&デイビスがトーナメント優勝。初代STRONG無差別級タッグ王者組となる。