連合帝国が全勝で『NJPW STRONG』を完全支配!
オスプレイは“レジェンド”ホミサイドと激闘を展開!
“新たな強豪”マックがコブをあと一歩まで追い込む!
ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われた「UNITED EMPIRE RISING」の模様を配信した『NJPW STRONG』エピソード97。その名のとおり、UNITED EMPIREが主役の回となった。
オープニングマッチでは、グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ&カイル・フレッチャー&マーク・デイビス4人が、TMDKのジョナ&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&バッド・デュード・ティトとチーム戦を展開。
この一戦は、間近に迫った「初代STRONG無差別級タッグ王者決定トーナメント」を見据えたものとなり、ライバルのフレッチャー&デイビスとニコルス&ヘイストが激しい火花を散らす。そんな中、最後はUNITED EMPIREがティトを孤立させ、ヘナーレがStreets of Rageで撃沈した。
試合後はオーカーンが勝利演説を敢行し、UNITED EMPIREの全勝を予告。そして、バックステージでは「新日本プロレスのすべてのベルトを支配する」と言い切った。
第2試合にはジェフ・コブが登場し、今回が初参戦となるウィリー・マックとシングル対決。
元IMPACT WRESTLINGのXディヴィジョン王者でもあるマックは、178cm/130kgという巨体ながら、驚愕のムーブを軽々と連発していく実力者。これにはさすがのコブも手を焼いてしまったが、最後は意外性抜群の横入り式エビ固めで3カウントをゲット。百戦錬磨の貫録を見せつけ、UNITED EMPIREの名誉を守った。
そして、メインイベントでは、UNITED EMPIREのリーダーであるウィル・オスプレイが、ハードコアスタイルのレジェンドとして名高いホミサイドと一騎打ちで激突。
序盤、劣勢に立たされたホミサイドは、パイプイスを巧みに操ってオスプレイの動きを止め、特設花道上でブレーンバスター、特設ステージ上でスイングネックブリーカーを敢行。だが、オスプレイはフォーク攻撃を回避してペースを掴み、ホミサイドを痛めつけていく。
すると、実況席で解説を担当していたエディ・キングストンがホミサイドのセコンドにつき、状況が変化。大技攻勢に転じがホミサイドがオスプレイと互角の勝負を繰り広げる。
そして、終盤にはホミサイドが必殺技のザ・コップ・キラーを炸裂させ、フォールを跳ね返したオスプレイをフォークで突き刺そうとする。だが、間一髪でレフェリーが制止し、オスプレイが頭部へハイキックをお見舞い。そこからヒドゥンブレードに繋ぐと、最後はストームブレイカーで勝利を握った。
試合後、キングストンが激しくエキサイトするも、ホミサイドはオスプレイの実力を高く評価。そして、オスプレイもホミサイドに「リスペクト以上の敬意」を払い、2人はハンドシェイクをかわした。
これにより、UNITED EMPIREは自分たちが主役の大会で、すべての試合に勝利。さらにチームを“上昇”させた。
★『NJPW STRONG』は新日本プロレスワールドで配信中!