KENTAがgo 2 sleepで棚橋から執念の雪辱勝利!
ローラーが難敵コブを渾身のNKOTBで粉砕!
YOSHI-HASHIがフィンレーから意地の勝利!
オーカーンはタイチをパンケーキホールドで撃破!
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8月14日(日)、長野・ホワイトリング(長野市真島総合スポーツアリーナ)で『G1 CLIMAX 32』第17戦が開催され、各ブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
第1試合は後藤洋央紀がヤングライオンの中島佑斗&大岩陵平&藤田晃生を引き連れ、EVIL&高橋裕二郎&SHO&ディック東郷と対戦。8.16日本武道館のCブロック公式戦で対峙する後藤とEVILは、丁々発止の攻防を繰り広げる。後藤とEVILが場外でやり合う中、若獅子勢はH.O.Tに逆エビ固めの三重奏。だが、最後はSHOが藤田を腕ひしぎ逆十字で料理した。
第2試合は、ジョナ&バッド・デュード・ティトvsウィル・オスプレイ&アーロン・ヘナーレ。UNITED EMPIREは奇襲攻撃を仕掛けるが、TMDKも真っ向から応戦する。終盤、UNITED EMPIREはキックの波状攻撃でジョナを排除。そしてヘナーレが重いボディブローでティトの動きを止めると、すかさずオスプレイがヒドゥンブレードを叩き込んで3カウントを奪取した。すると退場するUNITED EMPIREを、第3試合に出場するBULLET CLUB勢が襲撃。ジュース・ロビンソンは8.16日本武道館のDブロック公式戦で対峙するオスプレイに花道でパイルドライバーを食らわせ、IWGP USヘビーのベルトを強奪した。
第3試合は内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&BUSHIvsジュース・ロビンソン&バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&エル・ファンタズモ。前の試合でUNITED EMPIREに襲撃を仕掛けたBULLET CLUBは、ゴングを待たずにL・I・Jにも襲いかかる。しかし、L・I・Jも持ち前のチームプレーで徹底抗戦。だが、最後はBUSHIに対し、ジュースのパンチからオーエンズがCトリガーにつないで3カウントを奪取。試合後、8.16日本武道館のDブロック公式戦を控えた鷹木とファンタズモは挑発合戦を繰り広げた。
第4試合は8.16日本武道館のAブロック公式戦で対峙するオカダ・カズチカとアーチャーが、それぞれ石井智宏&矢野通、ザック・セイバーJr.&TAKAみちのくとトリオを結成して前哨戦。先発でオカダと対峙したアーチャーだが、「2DAYS!」と告げると、心理戦を仕掛けるようにコーナーに下がる。終盤、TAKAはアーチャーを矢野の上にボディスラムで叩きつける連携攻撃を狙う。だが、巨体を持ち上げることができず、逆にアーチャーがボディスラムを仕掛けるも、矢野にかわされ、TAKAはマットに叩きつけられてしまう。だが、アーチャーは気に留めず、オカダと視殺戦。そのスキに矢野が、ダメージの深いTAKAから丸め込みで勝利をゲットした。。
第5試合は8.16日本武道館のBブロック公式戦で対峙するタマ・トンガ(4勝1敗)とジェイ・ホワイト(5勝0敗)が、それぞれ邪道、外道を引き連れ前哨戦。遺恨深まるBULLET CLUBとG・O・Dは、開戦と同時に熱い火花を散らす。タマとジェイは激しい技の読み合いを展開。最後はタマがガンスタンで外道を沈めるも、すかさずジェイがタマに不意打ちのイス攻撃。さらにイスでタマを滅多打ちにし、最後はブレードランナーでKOした。
第6試合は大混戦となっているDブロックの公式戦として、YOSHI-HASHI(2勝3敗)とデビッド・フィンレー(3勝2敗)が対戦。勝てば首位突破が決定するフィンレーは、相手の負傷箇所である右肩に集中攻撃。だが、負ければ脱落確定のYOSHI-HASHIも、意地の反撃を見せる。終盤、フィンレーはACID DROPを仕掛けるが、こらえたYOSHI-HASHIはカルマの体勢に。これをフィンレーが踏ん張ると、YOSHI-HASHIは業で丸め込んで技アリの3カウントを奪取。共に3勝3敗で全公式戦を終えた。
第7試合はBブロック公式戦で、タイチ(2勝3敗)とグレート-O-カーン(1勝4敗)による初シングル。両者は序盤から心理戦の応酬を展開。そして相撲勝負に突入すると、タイチが左の上手投げを炸裂。だが、横綱式カチ上げエルボーを一本背負いで切り返したオーカーンは、大空スバル式羊殺し・ルーナで捕獲。そしてエリミネーターを狙うも、タイチは切り抜けてタイチ式外道クラッチ。これを返したオーカーンが、一気にパンケーキホールドを決めて3カウントを奪取。共に2勝4敗で全公式戦を終了した。
セミファイナル(第8試合)のAブロック公式戦は、トム・ローラー(2勝3敗)と首位争いに生き残っているジェフ・コブ(3勝2敗)が初シングル。コブのパワフルな攻めに対し、ローラーは関節技と打撃で切り崩しにかかる。終盤、コブはジャーマンを連発するが、ローラーはアームロックで切り抜けると、キックの波状攻撃。そして最後は変形のバックドロップから渾身のNKOTBを叩き込み、難敵を撃破。両者は3勝3敗で全公式戦を終了。
メインイベント(第9試合)はCブロック公式戦で、首位突破に望みを残す棚橋弘至(3勝2敗)がKENTA(2勝3敗)と激突。今年の1.5東京ドームで棚橋に敗れたKENTAは、ラフファイトを交えながら雪辱勝利を狙う。棚橋も闘志をぶつけ、試合は白熱の攻防に。しかし、打撃合戦の中で棚橋の張り手がレフェリーに誤爆。無法状態になると、KENTAは松葉杖で棚橋を乱打。さらには机を棚橋の頭部に打ちつけ、go 2 sleepを狙う。だが、棚橋は切り抜けてスリングブレイドを炸裂。そしてハイフライフローを繰り出すが、KENTAは膝で迎撃。続く壮絶な張り手合戦を制したKENTAが、最後はgo 2 sleepで執念の勝利をつかんだ。これで共に3勝3敗で全公式戦を終了、棚橋は首位争いからの脱落が決定した。
試合後、KENTAは「メインで勝って、こうして自伝の宣伝をするのが夢でした」と語り、大いに告知を開始。そして最後は「ひさしぶりの長野で俺が何を言いたいかっていうと、次また長野に来たときは一人残らず全員、会場に会いに来いよってこと」とアピールし、花道を引き上げた。
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