ジェイがタイチとの熱戦を制し無傷の5連勝!
オスプレイは粘るYOSHI-HASHIを粉砕!
鷹木が因縁の相手・裕二郎に激勝!
コブは矢野のYTR殺法を攻略し豪快葬!
KENTAがヘナーレの猛攻をしのぎギブアップ勝ち!
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8月13日(土)、東京・町田市立総合体育館で『G1 CLIMAX 32』第16戦が開催され、各ブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第9試合)はBブロック公式戦でタイチ(2勝2敗)が、同ブロックで唯一、無傷の4連勝中のジェイ・ホワイト(4勝0敗)と激突。共にインサイドワークに長けた両者は、硬軟自在の攻撃で主導権争いを展開。終盤、タイチは天翔十字鳳を狙うも、場外で外道があべみほの髪をつかみ、注意を引きつけ妨害。すると怒りのタイチはジェイ&外道にダブルのアックスボンバーをお見舞い。ここから激しい技の応酬となり、タイチは横綱式カチ上げエルボーを炸裂。だが、続くブラックメフィストをジェイはブレードランナーで切り返す。さらにジェイはフラフラになりながらも追撃のブレードランナーを狙う。タイチは喉輪で切り抜けようとするも、ジェイは意地で叩きつけて3カウントを奪取。これでジェイは5連勝で単独首位に。
8/9~8/10の広島2連戦を軽度の熱中症で欠場していたジェイは、試合後に「熱なんかでへこたれると思うか? オマエらは本当に騙されやすくてバカだな!」と罵声を浴びせながら勝ち誇った。
セミファイナル(第8試合)は混戦状態のDブロックの公式戦として、YOSHI-HASHI(2勝2敗)とウィル・オスプレイ(2勝2敗)が対峙。オスプレイは相手の負傷箇所である左肩を狙うが、YOSHI-HASHIも意地を発揮。オスプレイが繰り出す多彩な技に対し、負けじと応戦する。終盤、YOSHI-HASHIはカルマを炸裂するも、一瞬カバーが遅れたのもあってか、これはカウント2。ならばとカナディアンデストロイヤーやKUMAGOROSHIも繰り出すも、しのいだオスプレイが最後はチェルシーグリンから渾身のヒドゥンブレードで、粘るYOSHI-HASHIを粉砕した。
第7試合はDブロック公式戦で鷹木信悟(2勝2敗)が首位タイの高橋裕二郎(3勝2敗)と対決。裕二郎は狡猾な試合運びで主導権を握ろうとするも、鷹木は力強い攻めでこれを許さない。しかし終盤にSHOが介入し、裕二郎は鷹木をリングアウトに追い込もうとする。逆に鷹木がリングアウトで葬ろうとすると、SHOがカウント19で裕二郎をリングに投げ入れて回避。そして裕二郎はなりふり構わずイス攻撃を繰り出すが、なんと鷹木はイスごと裕二郎をなぎ倒すと、最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンで激勝。昨年の『G1』公式戦で自身を両者リングアウトに陥れた裕二郎に、落とし前をつけた。裕二郎は3勝3敗で全公式戦を終了。
第6試合はAブロック公式戦として矢野通(1勝4敗)と、首位争いに踏みとどまっているジェフ・コブ(2勝2敗)が激突。コブは矢野のお株を奪うように紹介文を持参し、リングアナに朗読させる。一方の矢野はテーマ曲が鳴っても入場口に姿を現さず。そして、コブが油断したところで背後から奇襲攻撃。その後もリングの幕で“すまき状態”にしてリングアウト勝ちを狙うが、YTR殺法を切り抜けたコブが、豪快なツアー・オブ・ジ・アイランドで撃沈。首位争いに望みを残した。一方の矢野は1勝5敗で全公式戦を終了。
第5試合はCブロック公式戦、アーロン・ヘナーレ(1勝4敗)とKENTA(1勝3敗)が対戦。序盤、両者は緊張感あふれる打撃の応酬。だが、ヘナーレの重い打撃を嫌がったKENTAはラフファイトに切り替える。試合が佳境に入ると、ヘナーレはアルティマでKENTAを捕獲。しかし、KENTAは足でレフェリーを巻き込んで回避。そして再び打撃合戦に入ると、競り勝ったヘナーレはStreets of Rageの体勢に。KENTAが回避すると、ヘナーレはランペイジへ。これを膝で食い止めたKENTAが、最後はGAME OVERで締め上げてギブアップ勝ち。ヘナーレは1勝5敗で全公式戦を終えた。
第4試合は8.16日本武道館のCブロック公式戦で対峙する後藤とEVILが、それぞれオカダ・カズチカ&石井智宏、SHO&ディック東郷と組んで前哨戦。H.O.Tは後藤の腕に集中攻撃を見せるが、CHAOSトリオも徹底抗戦。終盤、東郷が石井の首スポイラーズチョーカーで締め上げると、後藤がカット。ここから両軍入り乱れる混戦模様となるも、最後は石井が東郷をスライディングラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターで葬った。
第3試合は8.16日本武道館のCブロック公式戦で対峙する内藤哲也とザック・セイバーJr.が、それぞれSANADA&BUSHI、ランス・アーチャー&TAKAみちのくとトリオを結成して前哨戦。内藤とザックは共に先発を買って出ると、目まぐるしい攻防を展開。終盤、アーチャーがTAKAをSANADAの上にボディスラムで叩きつけようとするも、SANADAにかわされてしまう。すかさずSANADAが、ダメージの大きいTAKAをSkull Endで仕留めた。試合後、内藤とザックは挑発合戦を繰り広げた。
第2試合はジョナ&バッド・デュード・ティトvsトム・ローラー&ロイス・アイザック。が今シリーズ4度目となるTMDKとTEAM FIRTHYのタッグマッチは、アイザックスが力強い投げ技で奮闘。だが、最後はジョナが豪快なブラックフォレストボムでアイザックスを鎮圧した。
第1試合は棚橋弘至&タマ・トンガ&デビッド・フィンレー&邪道vsジュース・ロビンソン&バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&エル・ファンタズモ。BULLET CLUBはゴング前に仕掛け、KENTAとのCブロック公式戦を明日に控える棚橋を狙い撃ち。本隊も巻き返すが、最後はオーエンズがCトリガーで邪道を沈めた。
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