後藤が棚橋との大激闘を制し魂の咆哮!
ローラーを振り切ったオカダはAの単独首位へ!
ザックはEVILから秒殺勝利を収めCのトップに!
タマがオーカーンを仕留め4勝目をゲット!
ファンタズモがフィンレーから技アリの勝利!
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8月10日(水)、広島・広島サンプラザホールで『G1 CLIMAX 32』第15戦が開催され、各ブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第9試合)はCブロック公式戦として、首位タイの棚橋弘至(3勝1敗)と後藤洋央紀(2勝2敗)が激突。これまで幾度となく激闘を繰り広げてきた両雄。直近では6.12大阪城で棚橋に敗れている後藤は、序盤から猛攻。だが、棚橋も得意の膝殺しで機動力を奪いに出る。試合が佳境に入ると、棚橋は強烈な顔面への張り手で後藤を流血に追い込み、さらにハイフライアタックを炸裂。しかし、続くハイフライフローをしのいだ後藤は、一人消灯で反撃。その後も一進一退の攻防を展開し、最後は後藤が昇天・改からのGTRで棚橋に激勝。
試合後、後藤は「かろうじて、俺もまだ生きてます! 次もしっかり勝って、この暗い世の中に希望の光を灯したいと思います!」と力強く言い放つと、さらに「息子に一言言わせてください。お父さんは本当は強いんだ! 最後の最後まで生きて生きて、生きまくるぞ!!」と魂の咆哮を見せた。
セミファイナル(第8試合)はAブロック公式戦、首位タイのオカダ・カズチカ(3勝1敗)とトム・ローラー(2勝2敗)のシングル初対決。ローラーは打撃、関節技、そして投げ技と引き出しを全開にしてオカダ攻略を狙う。終盤、オカダはレインメーカーの体勢に入るが、左腕に蓄積したダメージのためうずくまってしまう。ピンチに陥ったオカダだったが、ローラーのNKOTBは必死に回避。そしてフロントネックロックをショルダースルーで切り返すと、そのままエビ固めで押さえ込み、執念の3カウントを奪取。二連覇を狙うオカダがAブロックの単独首位に躍り出た。
第7試合はCブロック公式戦で首位タイのザック・セイバーJr.(3勝1敗)とEVIL(2勝2敗)が対峙。EVILとディック東郷は、帽子を被って入場するザックに襲撃を仕掛けるも、その正体は囮の藤田晃生。まんまと作戦に成功したザックは、試合の主導権を握る。怒りのEVILは速効勝利を狙い、EVILの体勢に入るが、ザックは回避すると鮮やかなジャパニーズ・レッグロールクラッチホールド。わずか44秒で勝利をゲットし、Cブロック単独首位に躍り出た。
第6試合はBブロック公式戦としてタマ・トンガ(3勝1敗)とグレート-O-カーン(1勝3敗)が対戦。オーカーンは挑発を交えながら力強い攻めで追い込むが、タマも怒涛の反撃。終盤、オーカーンは大空スバル式羊殺し・ルーナでダメージを与え、一気にエリミネーターの体勢に。しかし、タマはガンスタンで切り返して、オーカーンを撃沈。これで4勝を挙げ、勝ち星を大きく先行させた。
第5試合はDブロック公式戦、単独首位のデビッド・フィンレー(3勝1敗)とエル・ファンタズモ(1勝3敗)が激突。ファンタズモはノラリクラリと自分のペースを作ろうとするが、フィンレーも徹底抗戦。ファンタズモがラ・ケブラーダを繰り出せば、フィンレーもプランチャを決める。終盤、フィンレーはACID DROP 、ファンタズモはサンダーキス’86を炸裂するが、決め手にならず。そして目まぐるしい技の読み合いから、最後はファンタズモが十字架固めで技アリの3カウントを奪取した。
第4試合は内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&BUSHIと、バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&高橋裕二郎&SHOの8人タッグ。両軍共にチームプレーでつばぜり合いを展開。そして8.13町田のDブロック公式戦で対峙する鷹木と裕二郎は、互いを意識し火花を散らす。オーエンズがBUSHIをCトリガーで仕留めたあとも、鷹木と裕二郎は挑発合戦を繰り広げた。
第3試合はランス・アーチャー&タイチ&TAKAみちのくvsKENTA&ジュース・ロビンソン&外道。BULLET CLUBは怪物アーチャーを警戒しながら、TAKAを集中攻撃。しかし、鈴木軍も負けじと応戦。終盤、タイチはKENTA、外道と連続の上手投げ。そして最後は外道を横綱式カチ上げエルボーで沈めた。
第2試合は石井智宏&矢野通vsジョナ&バッド・デュード・ティト。ジョナはAブロック公式戦で敗れている矢野に怒りを向ける。さらに石井とは肉弾戦を展開。石井はジョナの巨体をブレーンバスターで投げつけてみせる。終盤、TMDKは矢野に集中攻撃。だが、最後は矢野がティトから巧みな丸め込みで3カウントを奪取した。
第1試合は8.13町田のDブロック公式戦で対峙するYOSHI-HASHIとウィル・オスプレイが、それぞれ中島佑斗&大岩陵平、ジェフ・コブ&アーロン・ヘナーレとトリオを結成して前哨戦。YOSHI-HASHIとオスプレイは互いを意識し、丁々発止の攻防。ヤングライオンはUNITED EMPIRE相手に血気盛んに挑んでいく。だが、最後はヘナーレが中島をアルティマで葬った。
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