内藤が“ホーム”広島でKENTAを撃破し3連勝!
アーチャーがジョナとの乱戦にリングアウト勝ち!
タマがアイアンフィンガーの呪いを振り切り勝利!
SANADAがオーエンズとの技術戦を制す!
裕二郎がSHOの介入でYOSHI-HASHIを撃沈!
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8月9日(火)、広島・広島サンプラザホールで『G1 CLIMAX 32』第14戦が開催され、各ブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第9試合)はCブロック公式戦として、KENTA(1勝2敗)と内藤哲也(2勝2敗)が激突。緩急自在の試合運びが持ち味の両者は、序盤から駆け引きを含め、見応えある攻防を展開。内藤は執拗な首攻めでダメージを蓄積させるが、KENTAも厳しい打撃で徹底抗戦。終盤、内藤のコリエンド式デスティーノをブサイクへの膝蹴りで返したKENTAは、一気にgo 2 sleepの体勢に。だが、内藤はデスティーノで切り返す。しかし、KENTAも意地の猛攻。もう一度go 2 sleepを狙うも、しのいだ内藤はバレンティアで突き刺すと、最後は正調のデスティーノで接戦に終止符。これで内藤は開幕2連敗から怒涛の3連勝に。
試合後、内藤は「まだ厳しい状況ですが、あきらめず、そして“やっちゃろうや”の精神で、最後までがんばりたいと思います!」と力強くアピールした。
セミファイナル(第8試合)はAブロック公式戦、首位タイのジョナ(3勝1敗)とランス・アーチャー(2勝2敗)の対決。狂乱ファイトの2m級モンスターと、160kgの南海の怪物は、開始と同時にド迫力の肉弾戦。終盤、ジョナはブラックフォレストボムから、オカダ・カズチカを沈めたトーピードを狙う。しかし、アーチャーが回避すると、場外戦に突入。ジョナはカウント15でエプロンからラリアットを叩き込み、アーチャーをリングに戻す。すると、アーチャーは強烈なショルダータックルを炸裂。鉄柵まで吹っ飛んだジョナは時間内に生還できず、アーチャーがリングアウト勝ちを収めた。
第7試合はBブロック公式戦でタマ・トンガ(2勝1敗)とタイチ(1勝2敗)が対峙。本隊に戻りクリーンファイトとなったタマに対し、タイチは序盤、かつて両者の抗争の火種となったアイアンフィンガーを見せて動揺を誘う。その後は一進一退の攻防を繰り広げるも、試合が佳境に入ると共に引き寄せられるようにアイアンフィンガーを装着。だが、その誘惑をそれぞれ振り切り、大技の応酬を展開。最後はタイチの横綱式カチ上げエルボーを、カウンターのガンスタンで切り返したタマが勝利をつかんだ。
第6試合はBブロック公式戦としてSANADA(2勝2敗)とチェーズ・オーエンズ(2勝3敗)が対戦。日米を代表するテクニカルファイターである両者は、見応えある技術戦を展開。終盤、オーエンズは掟破りのSkull End、さらにラウンディング・ボディプレスを繰り出す。だが、SANADAは寸前でかわすと、つばぜり合いからラウンディング・ボディプレスを炸裂。そしてSkull Endで捕らえると、オーエンズの動きが止まりレフェリーが試合をストップ。オーエンズは2勝4敗で全公式戦を終了した。
第5試合はDブロック公式戦、YOSHI-HASHI(2勝1敗)と高橋裕二郎(2勝2敗)が激突。裕二郎はラフファイト&インサイドワークでYOSHI-HASHIを痛めつける。YOSHI-HASHIも必死に反撃を見せるも、終盤にSHOが介入。トーチャーツールでYOSHI-HASHIを殴りつけ動きを止めると、最後は裕二郎がBig Juiceを炸裂し3カウントを強奪した。この時点で裕二郎は6点となり、Dの首位タイに。
第4試合はオカダ・カズチカ&棚橋弘至&後藤洋央紀と、ジュース・ロビンソン&バッドラック・ファレ&外道の6人タッグ。明日の8.10広島のCブロック公式戦で対峙する棚橋と後藤は、先発や試合中のスイッチを巡り足並みが揃わず。終盤、後藤が外道にラリアットを狙うと、棚橋がアシストなのか、横取りなのか、スリングブレイドを炸裂。直後に後藤はGTRで外道を葬るも、試合後に棚橋に詰め寄った。
第3試合はウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレvsEVIL&エル・ファンタズモ&SHO&ディック東郷。UNITED EMPIREはゴング前に奇襲攻撃。だが、EVIL組もダーティーファイトで応戦し、試合は荒れ模様に。オーカーンが乳首への噛み付き攻撃を繰り出す一幕も。最後はコブのハイタッチに応えようと両手を挙げた東郷を、ヘナーレがアルティマで捕らえ料理した。
第2試合はトム・ローラー&ロイス・アイザックスvsザック・セイバーJr.&TAKAみちのく。TAKAのように前髪を立たせて登場したローラーは、ザックと目まぐるしいグラウンドの攻防を繰り広げる。終盤、TEAM FILTHYは分断に成功すると、最後はローラーがTAKAをNKOTBで仕留めた。
第1試合は石井智宏が若獅子・藤田晃生を引き連れ、鷹木信悟&BUSHIと対戦。鷹木と石井は気合いみなぎる真っ向勝負を展開。藤田も奮闘を見せるが、最後はBUSHIの逆エビ固めの前に無念のギブアップ負け。
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