フィンレーがジュースとの因縁対決に激勝!
アーチャーは粘るローラーを粉砕!
EVILがH.O.T介入でKENTAから勝利を強奪!
オーエンズはオーカーンにシングル二連勝!
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7月26日(火)、東京・後楽園ホールで『G1 CLIMAX 32』第6戦が開催され、各ブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第9試合)はDブロック公式戦として、デビッド・フィンレー(0勝1敗)とジュース・ロビンソン(1勝0敗)による因縁の元パートナー対決が実現。両者は開始と同時に闘志をぶつけ合う。ジュースはラフファイトを用いてフィンレーの左腕に集中攻撃。苦しい戦いとなったフィンレーだがキレのある動き、さらに怒りのラフファイトで徹底抗戦。終盤、ジュースはUSヘビーのベルトで殴りかかる。だが、切り抜けたフィンレーはシレイリで一撃を浴びせ、最後はトラッシュパンダで激勝。
試合後、会心の勝利を飾ったフィンレーは「この『G1 CLIMAX』を優勝するのは、この俺だ! 俺に期待してくれ!」と叫ぶと、USヘビーのベルトを肩に堂々と引き上げた。
セミファイナル(第8試合)はAブロック公式戦、この試合が初戦となるトム・ローラー(0勝0敗)がランス・アーチャー(0勝1敗)と対決。アーチャーは圧倒的パワーで攻め込んでいくが、ローラーは打撃と関節技で切り崩しにかかる。終盤、ローラーは執拗にスリーパーを決め、ギブアップを迫る。アーチャーがピンチを切り抜けると、ならばとローラーはコーナー上からの攻撃を狙う。しかし、アーチャーは打撃でローラーの動きを止め、一気にブラックアウトを炸裂。粘るローラーを振り切った。
第7試合はCブロック公式戦でKENTA(0勝1敗)と、公式戦一発目となるEVIL(0勝0敗)が激突。BULLET CLUB同門対決はEVILのダーティーファイトに対し、KENTAも今日発売の自伝を武器として用いたり、ディック東郷を利用したりと頭脳ファイトで反撃。さらにGAME OVERを決めるも、EVILは場内暗転で形成逆転。そして場外戦に突入すると、場外カウントが進む中でEVILは先に生還。KENTAも戻ろうとするが、東郷がリング下から足を引っ張って妨害。EVILがまんまとリングアウト勝ちを収めた。
第6試合はBブロック公式戦として、公式戦初戦のグレート-O-カーン(0勝0敗)がチェーズ・オーエンズ(0勝1敗)と対決。オーエンズはゴング前にオーカーンに白い粉を浴びせ、なりふり構わず仕掛けていく。だが、オーカーンも5.14ワシントンの一騎打ちで敗れた雪辱を果たすべく徹底抗戦。終盤、オーカーンはエリミネーターを狙うも、オーエンズは切り抜けるとオーカーンの喉をロープに打ちつけて動きを止め、最後はCトリガーからのパッケージドライバーで撃沈。白星スタートに成功した。
第5試合は内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&BUSHI組が、ジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ&エル・ファンタズモ&外道組と対戦。L・I・Jのチームプレーに対し、BULLET CLUBも悪の連携で応戦。とくに8.16日本武道館のDブロック公式戦で対峙する鷹木とファンタズモは、丁々発止の攻防を繰り広げる。混戦の中、最後はBUSHIが外道をMXで葬った。
第4試合はオカダ・カズチカ&棚橋弘至&YOSHI-HASHIvsザック・セイバーJr.&タイチ&TAKAみちのく。ザックは7.30名古屋のCブロック公式戦で対峙する棚橋の左腕に集中攻撃。しかし終盤、棚橋はザックに相手のお株を奪うネックツイスト。返す刀でTAKAにはスリングブレイドを炸裂。最後はダメージの大きいTAKAを、YOSHI-HASHIがカチ上げ式ラリアットで沈めた。
第3試合は後藤洋央紀&タマ・トンガ&邪道組が、ウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&アーロン・ヘナーレ組と対戦。明日の7.27後楽園ホールのCブロック公式戦に向け、後藤とヘナーレは激しい打撃戦で火花を散らす。終盤、邪道がクロスフェイス・オブ・JADOを狙うも、ヘナーレはバーザーカーボムで切り返す。そして最後はアルティマで邪道を仕留めた。
第2試合は石井智宏&矢野通vsジョナ&バッド・デュード・ティト。Aブロック公式戦で矢野に敗れているジョナは、ティトと共に矢野を狙い撃ち。だが、CHAOSタッグも応戦し、石井はジョナの巨体をジャーマンで投げつける。終盤、矢野はティトを金具むき出しのコーナーに自爆させ、石井に突き飛ばと、すかさず石井がラリアット。間髪入れずに矢野が横入り式エビ固めで3カウントを奪取した。
第1試合は中島佑斗&大岩陵平組が、H.O.Tの高橋裕二郎&SHO組にチャレンジ。若獅子タッグはゴング前に襲いかかり、果敢な攻めを見せる。しかし、H.O.Tは狡猾な試合運びでペースを握らせない。最後はSHOがスネークバイトで中島の息の根を止めた。