ジェイが悪のインサイドワークで石井を撃破!
オカダは“コミカル返上”の矢野を退治!
鷹木が丸め込みでYOSHI-HASHIに辛勝!
ザックがヘナーレの猛攻を振り切り勝利!
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7月23日(土)、東京・大田区総合体育館で『G1 CLIMAX 32』第4戦が開催され、各ブロック公式戦を中心に激闘が繰り広げられた。
メインイベント(第9試合)はBブロック公式戦として石井智宏(0勝1敗)と、現IWGP世界ヘビー級王者ジェイ・ホワイト(1勝0敗)が激突。ジェイは序盤から外道の介入をはじめ、悪のインサイドワークで攻め立てる。だが、石井も意地を爆発。終盤、目まぐるしい技の読み合いから、ジェイに掟破りのSSSを食らわす。だが、垂直落下式ブレーンバスターを切り抜けたジェイは、一気にブレードランナーで石井を突き刺し、公式戦二連勝を飾った。
試合後、ジェイを握ると、観客が英語を理解できないからと、今回の『G1』のバックステージで繰り広げている“ToJay SHOW”を、なんとクラップで敢行した。
セミファイナル(第8試合)はAブロック公式戦、オカダ・カズチカ(1勝0敗)と矢野通(1勝0敗)によるCHAOS同門対決。いつものコミカルな顔を返上した矢野は、鬼の形相で厳しい攻めを見せ、終盤には鬼殺しを炸裂。さらに酒をオカダの顔面に噴射すると、丸め込みを連発し、3カウント寸前まで追い込む。しかし、『G1』二連覇を狙うオカダはピンチを切り抜けると、最後はマネークリップで勝利を収めた。
第7試合はDブロック公式戦で、YOSHI-HASHI(0勝0敗)と鷹木信悟(0勝1敗)が対峙。鷹木の元気ハツラツなファイトに対し、YOSHI-HASHIも呼応。一進一退の攻防を繰り広げ、鷹木がMADE IN JAPANを決めれば、YOSHI-HASHIも同型の技であるカルマを炸裂。さらにYOSHI-HASHIは大技をたたみかけ、とどめのカルマを狙うも、鷹木はグラウンドコブラツイストで切り返し3カウントを奪取。YOSHI-HASHIはあと一歩のところで涙を飲んだ。
第6試合はCブロック公式戦、ザック・セイバーJr.(1勝0敗)とアーロン・ヘナーレ(1勝0敗)が対決。ザックは相手の左足を中心に、関節技で攻め立てる。だが、ヘナーレも重い打撃とパワーファイトで徹底抗戦。終盤、ヘナーレはアルティマでダメージを与え、フィニッシュのStreets of Rageを狙う。しかし、ザックは巧みに切り抜けると足関節(技名Sunday rail engineering works replacement bus)でギブアップ勝ち。接戦を制し、公式戦2勝目を上げた。
第5試合は棚橋弘至&タマ・トンガ&邪道vs内藤哲也&SANADA&BUSHI、7.24大田のCブロック公式戦(棚橋vs内藤)と8.2浜松のBブロック公式戦(タマvsSANADA)のダブル前哨戦に。明日の公式戦を目前に控え、棚橋は闘志を全開に攻撃を繰り出すも、内藤は冷静さを失わずに反撃。SANADAがSkull Endで邪道を仕留めたあと、棚橋と内藤は至近距離で視殺戦を展開した。
第4試合はウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン組とEVIL&SHO&ディック東郷組による6人タッグ。H.O.Tはダーティーファイトで崩しにかかるも、UNITED EMPIREはひるまず応戦。終盤、東郷はスポイラーズチョーカーでオーカーンの首を締め上げる。だが、コブがカットに入ると、ここかたUNITED EMPIREは一気にたたみかけ、最後はオーカーンが東郷を大空スバル式羊殺しで葬った。
第3試合はランス・アーチャー&タイチ&TAKAみちのくvsバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&高橋裕二郎。8.5松山のBブロック公式戦で対峙するタイチとオーエンズは、丁々発止の攻防を展開。終盤、アーチャーの串刺し攻撃をTAKAに誤爆させると、さらにファレも串刺しボディアタック。グロッキー状態のTAKAを、最後は裕二郎がピンプジュースで仕留めた。試合後、オーエンズは四股を踏んでタイチを挑発。
第2試合は7.30愛知のAブロック公式戦で対峙するジョナとトム・ローラーが、7.20仙台と同じく、それぞれバッド・デュード・ティト、ロイス・アイザックスを引き連れ二度目の前哨戦。終盤、TEAM FILTHYは巨体のジョナをダブルのラリアットで場外に排除。最後はローラーが孤立したアイザックスに複合関節技(技名セント・アンドリュース・クロス)でギブアップ勝ち。TEAM FILTHYがTMDKに7.20仙台の雪辱を果たした。
第1試合は後藤洋央紀&デビッド・フィンレー&大岩陵平vsKENTA&ジュース・ロビンソン&エル・ファンタズモ。8.2浜松のCブロック公式戦(後藤vsKENTA)、7.26後楽園のDブロック公式戦(フィンレーvsジュース)、8.10広島のDブロック公式戦(フィンレーvsファンタズモ)を見据えた戦いは、後藤組がゴング前に奇襲攻撃。とくにフィンレーは袂を分かったジュースに対し勢いを見せる。だが、最後はファンタズモが大岩をサドンデスで一蹴した。