二連覇を狙うオカダがコブを撃破!
ジェイはSANADAをブレードランナー葬!
オスプレイが粘るファンタズモを振り切る!
ヘナーレが棚橋に価千金の勝利!
★月額330円!試合詳細&BSコメント、日記も読めるスマホサイト入会はコチラ!!
7月16日(土)、北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーるで『G1 CLIMAX 32』がいよいよ開幕。史上最多の28名参加、22年ぶりの4ブロック制で行なわれる“真夏の最強決定戦”が、その火蓋を切った。
メインイベント(第9試合)はAブロック公式戦として、二連覇を狙うオカダ・カズチカが、昨年の『G1』では最終公式戦で首位を懸けて争ったジェフ・コブと、今回は初戦で対峙。コブは随所で破壊力抜群の投げ技を食らわせ、とくに雪崩式サイドスープレックスで大ダメージを与える。さらには掟破りのレインメーカーを食らわせ、とどめのツアー・オブ・ジ・アイランドを狙う。しかし、オカダはこのピンチを切り抜けると、延髄斬りを炸裂。さらに変形ドライバーでコブを突き刺すと、最後は伝家の宝刀レインメーカーで激勝を収めた。
試合後、オカダは「Aブロック、モンスター、たくさんいるんすよ! イコール、楽しいってことだから、この俺にかかってこい、コノヤロー!」と咆哮した。
セミファイナル(第8試合)はBブロック公式戦、SANADAと現IWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトの一騎打ち。ジェイは狡猾なインサイドワークで試合をコントロールしようとするが、SANADAもテクニックを駆使して応戦。終盤、技の読み合いの中でSANADAはスタンディングのドラゴンスリーパーで捕獲。しかし、ジェイは相手の負傷箇所である左目にサミングを見舞ってひるませると、一気にブレードランナーを炸裂。王者として白星スタートに成功した。
第7試合はDブロック公式戦で、現IWGP USヘビー級王者のウィル・オスプレイとエル・ファンタズモが対決。オスプレイのジュニア時代に好勝負を繰り広げてきた両雄は、『G1』の舞台でもハイレベルな攻防を展開。終盤、オスプレイは怒涛の大技ラッシュを仕掛けるが、ファンタズモも徹底抗戦。オスプレイのオスカッターを、リバースのスパニッシュフライで切り返して見せる。だが、最後はオスプレイが一瞬のスキをついたヒドゥンブレードで、粘るファンタズモを振り切った。
第6試合はCブロック公式戦、棚橋弘至vsアーロン・ヘナーレ。念願の『G1』初出場となるヘナーレは、序盤から気迫のこもった攻撃を繰り出す。棚橋も真っ向から応戦し、終盤にはハイフライアタックを炸裂。だが、とどめのハイフライフローをディフェンスしたヘナーレは、アルティマで棚橋にダメージを与えると、最後はStreets of Rageで3カウントを奪取。見事に番狂わせを起こした。
第5試合は後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIvs内藤哲也&鷹木信悟&BUSHI。7.20仙台のCブロック公式戦で対峙する後藤と内藤、7.23大田のDブロック公式戦で激突するYOSHI-HASHIと鷹木は、前哨戦から火花を散らす。終盤、すばやいチームプレーの応酬となるが、最後は石井が孤立したBUSHIを垂直落下式ブレーンバスターで仕留めた。
第4試合はザック・セイバーJr.&ランス・アーチャー&タイチ&TAKAみちのくvsKENTA&ジュース・ロビンソン&バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ。7.17札幌のCブロック公式戦(ザックvsKENTA)、7.20仙台のAブロック公式戦(アーチャーvsファレ)、8.5松山のBブロック公式戦(タイチvsオーエンズ)のトリプル前哨戦は、両軍入り乱れる大混戦に。攻守が目まぐるしく入れ替わる中、最後はジュースがカウンターの左ストレート一発でTAKAを沈めた。
第3試合はタマ・トンガ&デビッド・フィンレー&邪道が、EVIL&高橋裕二郎&SHOと対戦。初めて組んだタマとフィンレーは、ダブルのドロップキックを披露。フィンレーは7.20仙台のDブロック公式戦で対峙する裕二郎とつばぜり合いを見せる。終盤、SHOが邪道を殴りつけると、裕二郎がピンプジュースにつないで勝利を決めた。
第2試合は7.17北海きたえーるのAブロック公式戦で対峙するジョナと矢野通が、それぞれ大岩陵平、バッド・デュード・ティトをパートナーに前哨戦。矢野は試合前から、巨漢のジョナを前に「怖い!」を連発。国内の新日本マット初登場のジョナ&ティトは猛攻を見せ、最後はジョナがハイアングルのパワーボムで大岩を料理した。
第1試合は今回が新日本の国内マット初参戦となるトム・ローラーが、ヤングライオンの藤田晃生と対戦。ノリノリのローラーに対し、藤田も必死に応戦し、フロントスープレックスを炸裂。だが、最後はローラーがクロスアームで相手の腕を固めてから、後頭部にニーを叩きつける「NKOTB」で一蹴した。