ジェイに敗れたヒクレオがBULLET CLUB残留を決意!
ローラーがロッサーを“強制断髪”も王座戦は拒否!
新たに「負けたら永久追放」の条件を突きつける!
クレイトスの非道行為でコグリンが大ダメージ!
カルフォルニア州ロサンゼルスで行われた「MUTINY」の模様が配信された『NJPW STRONG』エピソード90。
非常に注目度の高い試合が揃い、メインイベントでは禁断のBULLET CLUB同門対決が実現。「US OF JAY オープンチャンレジマッチ」として、ヒクレオとジェイ・ホワイトが一騎打ちで激突した。
ヒクレオの兄であるタマ・トンガ&タンガ・ロアがBULLET CLUBを追放されたことに端を発したこの一戦は、開始直後からジェイが巧みなインサイドワークを発揮。精神的な駆け引きでヒクレオに揺さぶりをかけると、徹底した膝攻撃で優位な展開へ持ち込む。
それでもヒクレオは爆発的なパワーで挽回し、稲妻のように鮮烈なパワースラムを炸裂させる。そして、間髪入れずに得意のチョークスラムを仕掛けるが、ジェイがその体勢から切り返し、ブレードランナー1発で勝負を決めた。
だが、ジェイはヒクレオの実力とポテンシャルを高く評価し、「お前は兄弟よりも賢い!」「これが最後のチャンスだ!」などと語りかけて“TOO SWEET KISS”を求める。すると、ヒクレオがついにウルフサインを合わせ、BULLET CLUB残留の道を選択。その決断にジェイも笑みを浮かべ、ヒクレオの健闘を称えた。
第2試合には、STRONG無差別級王座の次期挑戦者として名乗りをあげながら、王者トム・ローラーに拒絶されているフレッド・ロッサーが登場。タイトル戦の条件として強制された2対1のハンディキャップマッチで、ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソンと対決した。
しかし、“タッチなしでも同時に攻撃可能”というアイザックス&ネルソンにとって圧倒的に有利なルールもあり、ロッサーは善戦むなしく完敗。すると、その様子を見ていたローラーが、タイトル戦の実現をちらつかせ、ロッサーに断髪を強要。その屈辱を甘んじて受けたロッサーは、自らバリカンで髪の毛を刈る。
ところが、ローラーは無情にもまたもや挑戦を拒否。そして、“タイトル戦で負けたら『NJPW STRONG』から永久追放”というさらに過酷な条件をロッサーへ突きつけて姿を消した。
大勢の観客が見守る中でこの上ない恥をかかされ、理不尽な要求をされたロッサーだったが、闘志の炎は衰えず。STRONG王座挑戦と打倒ローラーをあらためて誓っていた。
オープニングマッチは、NJPW連合軍とTEAM FILTHYによる対抗戦となり、ロッキー・ロメロとブラックタイガー、アレックス・コグリンとJRクレイトスが因縁対決。両軍が激しい火花を散らす中、コグリンがデッドリフトジャーマンスープレックスホールドでダニー・ライムライトを仕留めた。
ところが、試合後にクレイトスがコグリンを急襲し、イス攻撃をお見舞い。さらには、スクラップバスターでコグリンを振り回し、足元へ置いたイスに激突させた。
非道な無法攻撃を受けたコグリンは、タンカの乗せられて医務室へ直行。この一戦により、コグリンとクレイトス、そしてロメロとブラックの遺恨はさらに深まり、一騎打ちによる決着戦が秒読み段階となった。
★『NJPW STRONG』は新日本プロレスワールドで配信中!
MUTINY
- 日時
- 2022年5月14日(土) 9:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
MATCH REPORT
RESULT
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第1試合 20分1本勝負
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第2試合 30分1本勝負
ハンディキャップマッチ7分28秒 ’95 Source Awards→片エビ固め
※2人同時フォール - ローラーがロッサーを“強制断髪”! そして、王座戦の条件に「負けたら永久追放」を要求!
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第3試合 30分1本勝負
US OF JAY オープンチャンレジマッチ - ヒクレオがジェイと“TOO SWEET KISS”! 共闘の道を選ぶ!【エンディング】