YOHがついに悲願のヒロム超えを達成!
TJPがイーグルスとの技術戦を制す!
デスペラードは粘るワトを撃沈!
石森が“天敵”金丸に敗れ連勝ストップ!
Aブロックは石森とオースティン、
BはデスペラードとELPが首位を併走!
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5月25日(水)、東京・後楽園ホールで『BEST OF THE SUPER Jr.29』第8戦が開催され、A・Bブロックそれぞれの公式戦(全9戦の5戦目)が行なわれた。いよいよ公式戦も折り返し地点に。
メインイベント(第10試合)はAブロック公式戦として、YOH(2勝2敗)と高橋ヒロム(3勝1敗)が激突。昨年度の『BOSJ』ファイナル、そして今年の5.1福岡PayPayドームでしのぎを削った両雄。いずれも敗北を喫しているYOHは、雪辱を果たすべくヒロムの膝に狙いを絞り、徹底的に痛めつける。ヒロムも意地の反撃を見せ、終盤にはTIME BOMB IIを狙う。だが、切り抜けたYOHは逆にTIME BOMB IIのモーションから牛殺し。そして最後はDIRECT DRIVEを決め、ヒロムから悲願のシングル初勝利をつかんだ。
試合後、YOHは搾り出すように「オレ、プロレス、めっちゃ好きだから」と心境を口にすると、最後に「ヒロムさん、ありがとう」と感謝の言葉を残した。
セミファイナル(第9試合)のBブロック公式戦は、IWGPジュニアタッグ王者のマスター・ワト(1勝3敗)とエル・デスペラード(3勝1敗)が対峙。ワトは今年の2.11仙台でデスペラードが当時保持していたIWGPジュニアヘビーに挑むも惜敗。そのリベンジに燃えるワトは、機動力を駆使して攻め込んでいく。だが、デスペラードも得意の膝殺しでダメージを蓄積させる。終盤、ワトはデスペラードのピンチェ・ロコを切り抜けてラ・カレテラを仕掛ける。だが、デスペラードはこれを回避すると、一気にピンチェ・ロコを炸裂しワトを葬った。
第8試合はBブロック公式戦、ロビー・イーグルス(2勝2敗)vsTJP(1勝3敗)。ジュニア屈指のテクニシャンである両者は、丁々発止の攻防。目まぐるしく攻守が入れ替わる接戦に。終盤、イーグルスはワープ4.5を繰り出すも、TJPは両膝で迎撃。すかさずマンバスプラッシュを決めると、最後はピノイストレッチでギブアップ勝利を収めた。
第7試合はAブロック公式戦として、IWGPジュニアヘビー級王者・石森太二(4勝0敗)が金丸義信(1勝3敗)と対決。金丸はゴング前に仕掛けると、その後も短期決戦を狙い、矢継ぎ早に技を繰り出す。これをしのいだ石森はベルトを手にして殴りかかるも、かわした金丸は顔面にウイスキーを噴射。そして丸め込みを連発し、石森から秒殺勝利をゲットした。
第6試合のAブロック公式戦はIWGPジュニアタッグ王者・田口隆祐(1勝3敗)vsNEVER6人タッグ王者SHO(1勝3敗)。田口はSHOの無法ファイト対策として、さまざまな策略を巡らし場内を沸かす。終盤、場内が突如暗転。だが、明かりがつくと田口がディック東郷に生尻で顔面騎乗。しかし、高橋裕二郎がケイン攻撃を田口にお見舞い。すかさずSHOは半ケツ状態で伸びている田口から3カウントを奪取した。
第5試合はBブロック公式戦、GLEATのG-REX王者エル・リンダマン(3勝1敗)がエル・ファンタズモ(3勝1敗)と対峙。ファンタズモはリンダマンに小馬鹿にした態度を取るも、リンダマンは体格差をはねのけて応戦。終盤、ファンタズモは足を痛めた素振りを見せ、タイムを要求。そして、チェックしようとするレフェリーを、リンダマンがどかそうとすると、そのスキをついてファンタズモはサドンデスを炸裂。間髪入れずにCRⅡを決め、まんまと3カウントを奪取した。
第4試合はBブロック公式戦、CMLLのティタン(1勝3敗)とAEWのROHピュア王者ウィーラー・ユウタ(2勝2敗)が激突。ティタンはトペ・スイシーダを連発で放ち、制空権を握る。だが終盤、スワンダイブで飛びかかったところを、ユウタはドロップキックで撃墜。そして荒々しいエルボーでティタンの動きを止めると、最後はシートベルトクラッチで3カウントを奪取した。
第3試合はAブロック公式戦、クラーク・コナーズ(1勝3敗)とフランシスコ・アキラ(1勝3敗)の対戦。コナーズは序盤から持ち前のパワーで怒涛の攻撃。アキラもスピーディーなファイトで応戦する。終盤、アキラはファイヤーボールを狙うも、コナーズはカウンターのパワースラム。そこからトロフィーキルにつなぎ、勝利をつかんだ。
第2試合のBブロック公式戦は、BUSHI(2勝2敗)とDOUKI(2勝2敗)の対戦。相容れない両者は、序盤から意地を真っ向からぶつけ合う。終盤、DOUKIのデイブレイクをBUSHIはコードブレイカーで迎撃。そしてとどめのエムエックスを繰り出すが、DOUKIはイタリアンストレッチNo.32で巧みに捕獲。そのまま締め上げ、DOUKIがギブアップ勝ちを収めた。
オープニングマッチはAブロック公式戦、エース・オースティン(3勝1敗)vsアレックス・ゼイン(3勝1敗)。このシリーズで友情を育んできた両者は、持てる力を発揮しスリリングな攻防を展開。攻め込まれたオースティンが、ゼインに「フレンド!」と呼びかけて油断させ、不意打ちを見せる一幕も。最後はオースティンがTHE FOLDで粘るゼインに競り勝った。
これでAブロックは石森とオースティン、Bブロックはデスペラードとファンタズモが4勝1敗で首位を併走。
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【5/25(水)22時~更新】『真夜中のレッスル&キングダム』!「石森太二選手(後編)!『Reborn』前の話を直撃!超マスクマン志望も“師匠”が大反対!? 05年に新日本入団が話があった!?」